劇団四季『Wicked』千秋楽☆

■日時:2011年8月28日(日)13:00
■会場:キャナルシティ劇場
■キャスト:苫田亜沙子(グリンダ)、江畑晶慧(エルファバ)
      北澤裕輔(フィエロ)、山本貴永(ネッサローズ)

千秋楽のお席に座ってまいりました。
前回行ったのが6月16日だから、2ヶ月以上ぶり。
合計8回観劇したことになり、実は一番リピの多い作品となりました。

*初見は苫田グリンダ。
コメディエンヌぶりいいわあ。
喜怒哀楽がはっきりしてて、
すぐふくれてだだっ子みたいになるところがとても可愛い。
自然なのかどうなのか、間の手みたいのがよく入る。
間の取り方もお笑い芸人さんのように上手。
高音もきっちり出るし、アンサンブルとかぶる時もひときわ響きます。
前半お馬鹿キャラなだけに、最後の「よい魔女グリンダとして」
の凛とした姿が、決意の強さを感じさせる。
沼尾さんも山本さんもそれぞれ好きでしたが、
キャラとしては苫田さんが一番好きかも。

*山本ネッサ
噂には聞いていましたが、取り憑かれたようにボックを追うシーンがピカイチ。
狂気をはらんでいます。
ネッサも3人拝見しましたが、山本ネッサ、群を抜いてました。

*江畑エルフィー
よくも5ヶ月主役を演り続けたものですね。
1日2回公演も多いし、大声量で歌い上げる歌が多いのに、素晴らしい!
今日もいつも以上の気迫あふれるエルフィーでした。
お疲れさまでした。

*森モリブル先生
やっぱりいいわあ。
あの変わり身の早さがかわいい♪のよねえ。
背が高いので舞台映えするし、あのこってりした衣装を着こなせるのは
森さんだからこそ。

おそらく今日が『ウィキッド』初見の人はほぼゼロに近いと思われる客席。
みなさんの真剣さが伝わってきます。
固唾を飲んで舞台を見守ってる感じだもの。
いつものようなお気楽さも全くなく、笑いのシーンでも笑わない。
ディラモンド先生のお弁当シーンでも誰も笑わなかった。
これ、いささか怖い。
でも、それくらい客席も気合いが入っていました。
拍手のタイミングも大きさもみなさん、さすが!

千秋楽カテコがどういうものか知らなかったのですが、
幕が上がるとグリンダがいて『あなたを忘れない』を歌い始めました。
またまた泣かせる気か〜?
今日は何故か、前半の『大嫌い』からウルウルきてしまい、
当然『あなたを忘れない』は一番感極まっていたのです。
それからプリンシパルのみなさんがそれぞれ自分のソロを歌い、
あの美しい『エメラルドシティ』も再演してくれました。
あのシーンが観られたら、そりゃあ満足よね。
ふ〜ん、これが千秋楽カテコなのね。

今日もお腹いっぱい楽しませてくれて感謝☆です。
そして、5ヶ月間ありがとうございました。

2 Thoughts on “劇団四季『Wicked』千秋楽☆

  1. ノリコ on 2011年9月1日 at 7:46 AM said:

    あたしは前楽にいきましたが、
    前楽は拍手がイマイチ軽かった気がしたよ。
    カテコは盛り上がったけど。
    ボックがネッサをお姫様抱っこしてはけたのには感動したなぁ。
    (最後まで伊藤ボック、好きにはなれんかったけど)

    8回行ったのね…
    あたしも8回かな?

    あ、あと、婚約発表んときのグリンダはかなり力強い感じしたね。
    とにかく苫チャンのグリンダはいろんな意味で最強やったね。
    あとさ…確実にあの方、博多にきてふくよかになられてますわよ。

  2. ★ノリちゃん
    そうそう、カテコではボックとネッサが嬉しそうに見つめ合ってて良かったよねえ。
    あの2人はお話の中では救われないからさあ。

    苫田グリンダはポピュラーの時の胸周りの大きさに
    3階席からでも目を奪われ、ベッドでじたばたするところなんか
    同性ながらかなり心配してしまったわ。
    ボリューム感があって、ドドンと押してくるね。

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