今期、3人で観ているTVドラマ『理想の息子』。
頭使わず気軽に観られるコメディと思って選んだんだけど、
意外に核心ついてて面白い。
反抗期なら普通なのかもしれない「くそばばあ」を
言われたらもちろん大ショックだし怒り狂うだろうけど、
言われなければそれはそれで「成長期としてはいかがなものか」
とか
「ストレスが溜まっていつか暴力になるのでは?」
とか心配する母。
これ、まさに今のsasaである。
仕事先の学食で同僚母たちと子育て談義をするシーンが毎回あって
ここでの会話にちらほらリアルな内容が含まれるので
じ〜っと聞いてしまう。
脚本が野島伸司さんなのね。
きっとたくさんの母たちにリサーチしたんだろうね。
ただ、鈴木京香さん扮する「母」が女手一つで息子を育て、
ゆくゆくは息子に家を買ってもらおう
「見返りもらって何が悪い?子育てはボランティアじゃない!」
という野望をお話の中心に据えているのが合点がいかない。
子育てってそんなこと考えながらするもんじゃないと思うけどなあ。
この設定だけが気にかかる。
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