
◆日時:2011年9月3日(土)17:00
◆出演:井上芳雄、山口祐一郎、瀬奈じゅん、
橋本さとし、石井一孝、岸佑二、和音美桜、他
実はちょっと心配してたんだけどね、
な~んだ、ちゃんと面白いじゃん。
涙涙の感動ものではないけど、エンタメ色が濃くて、テンポよい展開で、
ずっと集中力が切れることなく楽しむことができました。
まあ、なんといっても王子の素晴らしさよ。
歌は主役にふさわしく、ずば抜けてるを思うわ。
みんなの声とかぶさっても、王子の声、キラキラしてるのよね。
天性の声質だと思う。そして歌い上げ方がスター☆
ちょっと若めの役だから、ピンクのチークで可愛らしい。
殺陣もしなやかだし、身のこなしが軽い。
カテコで壇上から駆け下りてくる時なんて、脚の回転の速さがすごかった。
祐さまは、今回もマントキャラなのね。人間だけど。
時に大きく翻し、時に背中にはためかせてステージ上を闊歩します。
歌い方もクロロック伯爵を彷彿とさせる歌い方で、
あら、同じキャラ?って思ってたらね、
え?・・・なんと・・・祐様が・・・
踊った。
『V!』のフィナーレ盆踊り大会でさえ、不自然なほどに踊らなかったのに、
手を大きく上げてちらりと踊るの。
そして、今回はコミカル道を邁進するのかしら?
どの台詞もおかしく、動きもなんだか奇妙。
あんなにハンサムなのに、この割り切り方がすごいわ。
ロシュフォールが吉野さんではないのは残念。
あの役なら吉野さんの色気と嫌みで素敵に演じられたでしょうに。
新キャストの原さんからご挨拶がありましたが、
吉野さんの無念を思って、胸を詰まらせてらっしゃいました。
一番好きだったのは、王子とコンスタンス(和音美桜)のラブソング。
和音さん、歌すっごく上手ね。
王子の声、とても響くのに和音さんの声も負けずに響く。
一緒に歌っても、それぞれの声がきれいに響き合う。
王子との組み合わせ、ベストではないかしらん♪
と、1回目はこんなもんかな。
次回の抱負としては、
ミレディを中心にダンサーさんたちの1曲があるので、
もっとダンスをよく見たいな。
まだ東山さんさえチェックできなかった。
「役者」も、歌の上手さからしてサカケンさんっぽいけど、
それにしては背が高い気がして見落とした。
2回目はもっといろんなものが見えてくることでしょう。
初回からそこそこ楽しめたのは、最後までいかなかったけど、
とりあえず本を読んで予習してたからだと思う。
登場人物のキャラクターと人間関係はだいたい把握できてたの。
だから、一人ずつ出てくる度に「あ〜、この人がアラミスね」とか
納得しながらお話をたどることができました。
チケット、3階席2枚は持ってるんだけど、あのカテコ観たら
1階席1回だけでも追加したいなあ。
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