◆日時:2010年10月23日(金)19:00
◆会場:シアタークリエ 4列目センター
◆出演:福士誠治、Ryohei、米倉利紀、ソニン、田中 ロウマ、Shiho、
キタキマユ、白川裕二郎、安崎求、Eliana、Junear、
中村桃花、汐美真帆、Spi、戸室政勝
ソニンちゃん目当てに観に行った『RENT』。
突き落とされるような感動でした。
主役のマーク;福士くん。
好きな俳優さんだけど、ミュージカルだとどうなのかな?
どこからどう見ても日本人顔なのにニューヨーカーってどう?
なんて思ってたけど、
みんなに優しい気持ちを持ちながらも
うまく立ち回れず、パートナーもいない、
「いい人だけど中ぶらりん」なキャラクターを好演。
歌も程よく上手で、慣れてない感じがかえって誠実味があって
とても良かった。
そして、注目のミミ:ソニン。
圧巻だよ。
キャンドルのシーンから、ロジャーの気を惹きたいけど不器用な
繊細でかわいいミミにウルウル〜。
切なすぎる…。
肌の露出がものすごい役なので、体もとことん絞ってます。
9キロも落としたらしい。
そのボディが見事に活かされる階段でのダンスシーン。
歌いながら踊りながら下りてくるその姿は
あまりもかっこ良く、震えがきそうでした。
歌が演歌っぽいとかいうご指摘もありますが、
ササは、あくまでも熱く、ど根性で真っすぐに表現する
ソニンが大好き♪
もともとササが何故ミュージカルに感動するかと言えば、
役者さんたちが舞台の上で、
その役を懸命に生きているからだと思うの。
精一杯生きる姿に感動する。
それを強く感じる作品でした。
当時のアメリカの状況とか、HIVの現状とかも知らないし、
ミミのキャンドルはドラッグをあぶるためのものだなんて
後から知ったわけで、
理解不足のところはいっぱいあると思うけど、
メッセージはそんなことではないよね。
ドラッグ、薬物中毒、エイズ…
命を身近に感じるモチーフとして使っているだけで、
結局は「精一杯生きよう!」ってことだと思う。
実際、ササはそういう気持ちになった。
カテコもすぐスタオベとなり、会場全体が熱い。
ステージも客席も気持ちはひとつ!
福士くん、目が赤かったのは気のせいかな?
きっとプレッシャーの中いっぱいがんばったんだと思う。
終演後、ご一緒したややちゃんに「良かったね」と話そうとしても、
感動が突き上げて来て声にならない…。
ミュージカルって素晴らしい!
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