Category Archives: ミュージカル・お芝居

『ファンタスティクス』出待ち☆

まだまだ続くシャオチャン話。
今日は出待ちについてね。

3日間観劇したとはいえ、諸事情により、
出待ちできるのは1日目だけ。
それも最初オーチャードホール楽屋口と間違えてしまい、
ダッシュでコクーン楽屋口へ。
シャオチャン結構早めに出てくるって聞いてたし、
まさかもう帰っちゃったかも…と不安。
モトさんも矢部さんもささっと帰って行ったし…
40分くらいしても出てこない…グスンっ…

と、そこへ、
ミュートのイメージそのままに、
上下黒の皮のお洋服にキュートなお顔の
シャオチャンが出て来たよ☆
突然だったので、緊張する間もなく、
ササ、全く躊躇なく、即座に「あ、シャオチャン♪」と
声をかけて近づいていました。

シャオチャンすぐ振り向いてくれて
ササ「サインお願いしていいですか?」
に、背筋がピンとのびて首をこっくり動かす
いつもの上品な会釈で快諾。
ササが公演パンフとマジックを差し出すと
シャオチャン「どこに書きますか?」
ササ「表紙にお願いします。」
これ、ササは他の誰でもなく、シャオチャンのファンだよ!
という精一杯のアピールです。
公演パンフの表紙ちょっと凹凸があって書きにくいけど
ささっと書いてくれました。

何かしゃべらなくちゃ…
あ、そうだ…

「これ、シャオチャンにいただいた
(去年の写真集についていたプレゼント)
パシュミナです♪」
と首に巻いていたパシュミナを示す。

・・・・・

シャオチャン無反応。

あれ?これってシャオチャンが選んだんじゃないのかな?

「握手もお願いできますか?」

また、美しい会釈。

握手していただいて、
ササ「また明日も来ます♪」

これにはシャオチャン、にっこりしてくれました。

やっぱり何度も観に来てもらうことが
役者さんにとっては一番嬉しいのかな。

お礼を言って下がると、
あれ?実はササの後ろには数名の列が出来ていました。
ササ、できるだけ長くシャオチャンを見ていたいので、
他の方たちとのやり取りも遠巻きに見つめ続けます。

この方たちはほとんど万里生くんのファンです。
一通り終わったところで、ちょうど万里生くん登場。
みんな一斉に万里生くんの元へ。
万里生くん、はいは〜い♪って気さくに応じてます。

ササは浮気する気は全くないので、
そのままシャオチャンを目で追っていると
普通に歩いて帰っていました。
黒の上下の腰の後ろ側に赤くて小さなウエストポーチ。
あっさり身軽なスタイルです。
博多座の時はディーゼルの大きなバッグを斜めがけにし、
ヨガマットを抱えてたのにね。
まあ、あの時はVダンサーでダンスが大きなウェイトだったもんね。
携帯を見たりしながら、人ごみの中を駅の方へ歩いて行きます。

渋谷駅近くまで遠くから尾行を続けたけど、
駅前で見失いました。

まあ、ストーカーするつもりはないしね。
久しぶりにシャオチャンに会えて、お話ができて、
ササ、ただただ幸せ〜♪

『ファンタスティックス』シャオチャンしか見えない☆第2幕

は〜い、昨日の続きいきますね〜!

第2幕は4人がフリーズしたところからスタート。
後半はね、壁がなくなってしまったから
ミュートはプラットフォーム奥で待ちが多いの。

エル・ガヨが「みんなには少し火傷が必要」と説きます。
1幕の月と同様に、太陽を天空に美しく送るミュート。
ステージが怪しい赤い光に包まれます。

1幕とうってかわって、みんな不機嫌。
水やりのこと、プラムのことで諍い。
投げ捨てるプラムをミュートがキャッチ。

『Burnished By The Sun』
苛立つ4人の間をミュートが一人ずつはらうように
手をす〜っと上げて進みます。
この真っすぐ伸びた腕もキリリとしてとてもきれい。
視線もいいなあ…。
そしてそして、このナンバーの時に、あのピルエットが見られます。
キャッツ/ミストフェリーズでも伝説の、軸のブレない回転。
出待ちでご一緒した方が
「ミュートってキャッツのミストですよね?」って。
このピルエットで気づいたみたい。
シャオチャンのピルエットはほんと見とれちゃいますもの。

ルイザがマットをひっぱたくシーンで、
ミュート付近から音がした気がするんだけど、音出ししたのかしら?

『Grant Me In Your Minds A Month』
父親たちの指示で、ミュートは両家の間に厚い壁を作り始めます。
今度は細い棒ではなく、レンガの厚い壁。
ミュートはレンガ積みのマイムを続けます。
この時はね、客席に背を向けてるから
ステージシートの観客だけがお顔が見えるの。
ハックルビーに質問されても黙っている。
「そうか、君はしゃべらないんだったね」
黙ったまま見つめるだけ。
この表情も無垢で素敵。

なんかさあ、手を上げるだけ、黙ってるだけで
きれいとか素敵とか、ササの頭おかしいよね。
でも、ほんとなのよ。
何をしても動きが美しいの。これは冷静に判断しても確かな事実。

父親たちの野菜の歌の後、箱3つを積み上げて木になるミュート。
エル・ガヨとルイザが木に上っている間、ずっと裏側から支えます。
この姿も、ステージシートからしか見えません。
エル・ガヨのマントのあしらいなど細やかに心を配ります。

そして『Round And Round』。
ここもミュートのちょっとした見せ場。
エル・ガヨのマントを何度も全身で大きく翻します。
ほんとはシャオチャンの実力からすると、
こんな動きじゃダンスのうちにも入らないかもしれないけど、
この作品では体を動かすシーンが少ないので、
ここ、結構意気揚々と演じてる気がします。

マットの冒険と交錯するシーンでは
ルイザにマスクを渡して心を迷わせます。
ここは、マットが酷い目に遭う結構心の痛むシーンで、
この時だけは、いつも柔らかなミュートの表情も険しいの。
特にジプシーダンスの時は辛そうだった。

曲のラストはプラットフォームの全周を大きなジャンプで回って
一番奥からジャンプではけます。
狭いプラットフォームの中で大きく動くので、
何気なくやってるけどきっと難しいジャンプだと思う。

箱も楽々動かすし、小物もさりげなく扱うけど、
なかなかあんなスマートな動きはできないと思うのよね。
実はいろいろ考えたり、練習したりしてるのに
「何でもないんだよ〜」ってポーカーフェイス。

火傷をして傷つき、でも、それぞれ成長したマットとルイザの再会。
2人のラブソング『They Were You』で感動のラストへ。
ミュートは2人を見守り、ロマンチックな白い雪を降らせます。

この優しいラブソングとハッピーエンドに涙涙…。
良かったね良かったね。

最後は客席に下りて中央通路まで行き、
そのまま横に移動しなら大きくジャンプ。
客席にカラフルなキラキラを降らせてくれます。
みんなに幸せの魔法をかけてくれてるみたい。

フィナーレでも下手のバーにスルスル〜っと上るよ。
上手のバーを使った開脚ジャンプは180度以上あったと思う。
公演パンフに「アクロバティック的な動きはやったことなくて、
練習あるのみ」
とあったから、きっと相当練習したんだろうね。

カテコの時は出演者一人ずつに金色のキラキラを撒きます。
そして一番最後はね、一番キレイなシーンだよ。
他の出演者はみんな先に帰るんだけど、その時にね、
「がんばれよ」みたいに、みんながミュートに合図を送るの。
ミュートも「任せて♪」って感じに無言で応じて…そして…

ひねりのある大きなターンの周りで
金色のキラキラがステージを舞います。

客席全体が幸せな気持ちになるエンディングでした☆

『ファンタスティックス』シャオチャンしか見えない☆編

◆公演日時:2010年10月22日(金)14:00 C列センター
            23日(土)12:30 A列下手サイド
            24日(日)12:30 ステージシート上手3列目
◆会場:Bunkamuraシアターコクーン
◆出演者:蔡暁強 鹿賀丈史 田代万里生 神田沙也加
斉藤暁 矢部太郎 二瓶鮫一

何から書こうかなあと思ったけど、
ササが書きたいことから書きます。
もちろんシャオチャンのことね。
ネタばれありなので、まだ未見の方はご注意を。
リピの方はシャオチャンの注目ポイントの参考にしていただければ。
また、ササの記憶違いにお気づきの方はお知らせくださいな。

ステージはシャオチャンに始まり
シャオチャンに終わります。

ステージ裏から竪琴を持って一人で静かに登場する
ミュート/シャオチャン。
スポットライトを浴びてちょっと誇らしげな表情をして
オケピに足を下ろして座ります。
『Overture』の最初の連続音を奏でているうちにオケが重なり、
そのうちエル・ガヨが登場して、
「あっちへ行け」というようにミュートのお尻を足の先でこづき、
ミュートは慌てて下がります。

それから他の出演者が客席側から登場してきて、
ミュートはみんなの衣装を準備して、
曲の最後までに急いで下手のバーをスルスル〜っと上って行き、
キラキラを撒きます。
ここまで結構時間が短いので、ミュート大忙し。

そして『Try To Remember』が始まります。
ミュートはいつの間にか下りて来て、
プラットホーム後方の箱の上で見事に舞います。
この貴重なダンスシーンは、
意外と他の出演者の影になってしまって見えにくい。
特にセンターのお席だと背の高いエルガヨに隠れてしまいます。
曲の最後のフレーズでみんなの後方にまわって
ひとりひとりの頭上で、手で表現する蝶々をふんわり飛ばし、
最後は前方センターで客席に飛ばすように決めポーズ。

次にエル・ガヨが登場人物を紹介。
ひとりずつ紹介し、
その横でミュートが自分の番を嬉しそうに待っていたのに
「壁」とゾンザイな扱いを受けて凹む。

ルイザの紹介ではネックレスを手渡し、
マットには本を投げる。

紹介が終わると細い棒を持って2人を隔てる壁になる。
かなりの時間、この棒をまっすぐ持ち続ける状態。

ルイザが気を失ない、マットが自分の話に夢中になっている時に
一瞬箱から下りてルイザを起こす。

ハックルビー(マットの父)が来て、ルイザ「キスして!」
からずーっとキスしたままの2人。
ミュートはそれを目の前にして壁を持ち続けます。
マットが片足を上げた状態でキスしていて、
この棒がいくらか支えにもなっているので、
ミュートは絶対に下がらないように
棒をしっかり持っていなければなりません。

父親たちの『Never Say No』の後、エル・ガヨ登場。
誘拐のコースをどれにするか相談して、エキストラの募集があり、
追加の2〜3人をどうするか。

ミュートの座っている箱が音を立てます。
慌てて立ち上がって上手側のバーのところに移動。
箱の様子をじーっと伺います。
この時にミュートのお顔がとても良いの♪
箱から何が出てくるのか、ほんとにドキドキしながら
バーの影から見てるの。
モーティマーがフタをちょこっと上げて顔を出した後、
すぐフタを閉めて引っ込むと
ミュートは目をパチクリさせて驚いている。
ここの表情、すっごくかわいいです♪

ヘンリー&モーティマーとエルガヨの一連の採用テスト?
のやり取りは、後方に下がって素な感じで面白そうに見ています。
特にモーティマーの矢を射る演技のところは楽しそう。
モーティマーは太鼓の場所がわからなくなって慌ててる時も
ミュートが「あっちにあるよ」と教えてくれます。
この示し方もさりげなくスマート。

打ち合わせが終了して、月を準備するシーン。
ミュートが腕の動きと視線で月を空に送ります。
ここの動きもしなやかで大好き☆

『You Wonder How These Things Begin』
ミュートのソロ。箱の上でリス、蔓、葉、恋などを全身で表現。
美しい動きが楽しめます。

再びルイザとマットのシーン。
嵐の音とともにミュートが木の葉を飛ばします。

『Soon It’s Gonna Rain』ルイザとマットのラブソング。
ミュートは雨を降らせたり、2人の世界への入り口を作ったり。
最後はプラットフォームの一番後ろを見事な側転で下ります。
下りた直後はしばらく、見えないようにじーっと体を低くしています。

誘拐劇の時は上手バー横にて、アルミ皿のようなもので、
パッカパッカと馬の蹄の音出し。
パフォーマーと一緒に鉄の棒で襲撃風ポーズ。

誘拐劇が終わって立ち去るヘンリーには、
小さく会釈。これがまたスマートで紳士的。

成功した誘拐劇に喜んでいるところでフリーズした2組の親子を
ステージに残したままエル・ガヨとミュート退場。
1幕終了。
今日はここまで。

帰ります…

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ただ今、空港で夜ご飯。
あ〜終わってしまった〜。
行く前は、初見の作品で観劇3回は無謀かなあ
なんて思ったりもしてたの。
気に入らなかったり退屈だったりしたら
どうするんだって。
でもそんな心配全く不要だったね。
シャオチャンが出るのにそんな状況有り得ないもん。

まだ何回でも見た〜い!!
千秋楽にも駆けつけた〜い!!

今、かなりブルーな気分。
次にシャオチャンに会える予定もないし。

シクシク…大好きな鴨南蕎麦を目の前にしても、
泣きそう…。

日生劇場☆

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はじめての日生劇場です。
幸四郎さん主演だからお着物のご婦人がちらほら。
劇場内の壁面はガウディのカサミラを思わせる。
今日のお席は二階最後列から2列目。
ステージはるか彼方だ〜。
その上『カエサル』全く予習してないけど大丈夫かなあ。