
◆日時:2010年9月28日(火)19時開演
◆会場:福岡サンパレス
hiroさん、komiさんからの事前情報で評判が良かったので、
相当期待してましたよ。
でね、実際、今日行ってみて、
ブラボー…期待を裏切らない素晴らしいコンサートでした。
西南コンサートと同じく「ようこそ劇場へ」からスタート。
第一部は『ウェディングシンガー』『ミス・サイゴン』
『シェルブールの雨傘』『ミーアンドマイガール』
『モーツァルト』『エリザベート』からの楽曲によるショー。
どの曲も伸びやかで惚れ惚れする歌声。
あまりの上手さに半分くらいはウルッときちゃいます。
ササ、地方におりますので、観たことのない作品もあって
それがつくづく残念。
あっ、でも『ウェディングシンガー』は
来年4月ごろ福岡公演決定のようです☆
それとね、ササ、歌っている時の王子のお顔がとても好きなのです。
喜んだり、自信に満ちあふれたり、苦悩したり、
王子のお顔を見ながら歌を聴いていると、
気持ちがはまり込みますわぁ。
席が見事に一番後ろだったので、生で見るには遠すぎて、
オペラグラスが手放せません。
3時間ほとんど握ったままの姿勢でした。
福岡ならではの事といえば、ゲストのクミコさんとのトーク。
漫才コンビのような可笑しさでした。
クミコさんね、会場に王子のご両親みえているのに
いいのかなあと思うんだけど
「聞きたかったんだけど、芳雄くんはどうして『芳雄」とかいう
昔っぽい名前なの?芸名とか考えなかったの?」って。
それさあ、ササも常々思ってたし、きっとみんな感じてるよね。
それを公然で聞いた訳なんだけど、
王子曰く「突然デビューしちゃったので、本名のままで。
もともとうちの家系は『雄』が多い。父親も『哲雄』だし。
僕にも『雄』がつけたかったみたい。
『“よし”はどんな字ですか?』って聞かれたら
『芳香剤の芳です』って答えてます。」って。
会場大爆笑☆
クミコさんも別に悪気があって聞いた訳ではなく、
イマドキの小洒落た名前よりずっといいよって。
古風な名前だから先輩たちからも「芳雄、芳雄」って
かわいがられてるんだろうしね。
それともうひとつ小話を。
開演前にオケの方とかダンサーさんとか
ステージ上でアップするでしょ?
王子「今日は最後だからみんなと一緒に自分も出てみよう!」
と思ったらしいの。
「よし、行くぞ!」と緊張して出てみたものの、
だーれも気づかず…。
面白かったと同時に、軽くショックだったみたいです。
気づかなくてごめんね〜。
って、ササ、最後列だったから無理だよ〜!
その他、心に残ったポイントを挙げると
・お目当ての「僕こそミュージック」が聴けた
・王子のトート閣下が見られた
・王子のお母さんとササの名前が同じであることが判明
・王子は必ず、その歌がどんな内容の歌なのか解説してくれる。
解説を聞くのと聞かないのでは、歌の聞き方が全然違うよね。
・王子のシャンソン素敵
・王子の軽やかな生タップが見られた
15回の公演の締めくくりということで、
王子自身「やり遂げた」達成感に溢れていました。
最後の“Time to say goodbye”について、
「この曲はサヨナラする曲じゃなくて、
ここから一緒に歩いて行こうという曲です」
という王子の解説通りに、
まっすぐ前を向いて、堂々と誇り高く進んで行く気持ちが
歌と表情いっぱいに表れていました。
まるで「後に続くものを信じて走れ」の先頭を進んでいるよう。
こういうところ、がさすが「表現者」ですね。
開演19:00、終演22:15、王子満喫の夜でした。
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