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ミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』2回目

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■日時:2010年4月27日(火)13:00
◆会場:博多座
◆出演:藤岡正明、田代万里生、鈴木亜美、金志賢、下村尊則ほか

『ブラッド・ブラザーズ』2回目、藤岡×田代のヤングチームです。

やっぱ2回目って全然違うわぁ。
1回目はね、お話を理解しようと頭が一生懸命考えている状態。
きっと観る方としてもそれなりに緊張してるんだと思う。
それが、2回目は余裕ができてゆったり感じる体勢なの。
だから台詞が頭ではなくて、心にしみ入るって感じ。

で、今回の注目はヤングチームのミッキー&エディ。
ミッキー藤岡くんはサイゴンのクリスで観ていて、
風貌がごっついのが苦手だけど、声はかなり好き♪
今日も子どもにしてはがっしりした体格が気になりつつも
声が良いし歌が上手。
Wの相手が武田真治くんだから厳しいだろうなあと思ってたけど
結構迫ってましたよ。

そしてエディ田代万里生くん、ササ初めてお目にかかります。
さすがに若いので、7歳の役が岡田さんよりずっと自然。
目の色も青いんじゃないかと思うくらいイギリス人の役が似合ってます。
笑うとね、すっごく大きな可愛らしいエクボが出来るのです。
で、歌は2幕にソロが1曲だけあって、これがねえ…
ホンモノが本気出すと違うぞ!というところをみせつけてくれました。
歌を専門にやるってこういうことなのねって。
特に高音が高貴な美しさ!
王子から浮気する気は毛頭ありませんが、
王子の次を行くのは万里生くんに間違いないでしょう。
実際『エリザベート』のルドルフに入ってるしね。

もともと歌が少ないし、派手さもないのですが、
どの曲もメロディが素敵。
耳によく残ります。
子どもたちがワイワイ歌う「指をクロスにして〜♪」の歌なんて結構お気に入り。
ササも、ふと気づくと指をクロスにしてたりします。

1回目では見えてなかったこと、聞こえてなかった台詞が
今日はいっぱい入ってきました。
観劇は回を重ねる事が大切だと再確認。

NHK『追悼 井上ひさしさん』

昨日、NHKで井上ひさしさんの追悼番組があっていました。

平和への思い、他者への愛情、言葉へのこだわり…
いろいろなものが伝わって来ました。

むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをゆかいに
ゆかいなことをまじめに
書くこと
       井上ひさし

自分もそうですが、
子どもたちを美しい日本語の使える人に育てなければ
という気持ちになります。

博多座スイーツ☆

今回、幕間にいただいたのはVANILLA(バニラ)さんのワッフルサンド。
西新の本店には常時10種類くらいの味が揃っているらしい。
ここにあった5種類くらいでも十分迷いますが、酸味が好きなので
「もちもちラズベリー」にしました。
vanila

「もちもち」って何だろう?
と不思議に思っていると、ワッフル生地が白っぽくて
確かにちょっとお餅みたいな「もちもち」感。
カスタードクリームの中にベリーが入ってます。
クレープとか挟みものの時は、カスタードクリームが好みなので嬉しいな♪
挟む具材にあわせて普通のこんがりしたワッフル生地もあります。
お味は一番人気の「ミックスフルーツ」も
栗らしきものが見える「モンブラン」も気になる〜!

そしてそして、会場入ってすぐに目に入ってササが大喜びしたのは
香椎「ロン・ポワン」さんの出店です。
おぉ〜愛する「クロカント」よ〜!
Vの時にめぐりあい、また再びお目にかかれるとは!
堅〜い生地にカリッとナッツ、ガリガリボリボリで大好きなのよん。

岩田屋のパン屋「marie-catherine(マリー・カトリーヌ)」さんで
同じ「クロッカン」をみつけて安心してたら、
春のさくらフェア以降、店頭から消え、
思いあまって聞いてみたところ「再開の予定なし」だったのです。
こちらはお土産に買って帰りましたとさ。
croccante

Fans' talk☆

さて、これは何でしょう?
xiaodvd

うふふ…これはね、シャオチャンのお宝映像なのです。
ファンには涙もの…ウルウル…。

素敵なご縁でシャオチャンファンの方と知り合い、
昨日『ブラッドブラザーズ』の会場で初対面。
シャオチャンのダンスのワークショップのお話とかされてたので、
ダンスばりばり・ぴっちぴちのギャルだったらどうしようかと思ってたら、
同い歳くらいの上品な奥様。

気兼ねなくシャオチャンの話オンリーできることってないから
ここぞとばかりいろいろおしゃべり。
2人とも待ち受けはシャオチャン写真だし、
「千秋楽のあそこでは涙涙でしたよねえ」の「あそこ」とか
「あのパシュミナです」の「あの」が何かとか
いちいち説明しなくてもNon problem!
ファン同士の会話って楽しいわぁ♪
奥様は出待ちだけでなく、入り待ちもされていたそう。
ワークショップは見学させてもらい、シャオチャンと一緒に写真。
福岡での発表会もご覧になってるし、
このDVDにもファンの熱意というか執念が感じられます。

ササのシャオチャン好きもまだまだだわぁ。
このくらいでは修行が足りませんね、
もっと精進せねば…。

DVD観てたらVの世界がよみがえり、
どど〜っと入り込んでしまって、
昨晩『ブラッドブラザーズ』のレビューどころではなくなったのが正直なところ。

あらためてシャオチャンのダンスは素敵すぎますぅ♪
お心遣いに深く感謝☆

ミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』

bloodbrothers

■日時:2010年4月23日(金)13:00
◆会場:博多座
◆出演:武田真治、岡田浩暉、鈴木亜美、金志賢、下村尊則ほか

一番の感想は「歌が少ない…」。
ミュージカルというからには当然、台詞も歌にのせて…かと思ってたら
ほとんどが普通の台詞で、歌うのはミセス・ジョンストン夫人の金さんと
ナレーターの下村さん。
お2人とも歌の上手さは完全無欠!
言葉は聞き取りやすいし、音程もピクリとも狂いません。

で、他の出演者はあんまり歌わないのですよ。
主演の武田真治くんだって歌い上げたのは1、2曲くらい?
歌、上手なので、もっと聞きたかったなあ。
岡田浩暉さんは歌手出身なので期待してた割には
あまり声量がありませんでした。
でも、あの可愛らしいお顔で、実はもう45歳なのね。
2人とも1幕ではずっと7歳の男の子なのですが、
45歳であのおぼっちゃま君を演じたのはすごい。
ある種ハジケタ感がありましたもの。

一方の武田真治くんは、7歳でもほとんど違和感なし。
とてもチャーミングな子どもです。
そして2幕では成長し、苦悩の若者に変わっていきます。
歌もお芝居もセクシーです。

鈴木亜美ちゃんも同じく歌はほとんどなく、
でも、オキャンでかわいいリンダ役はぴったりはまってました。
「King of Blue」の神秘的な役よりずっと良かったです。

今日は武田×岡田のアダルトチーム。
次回は藤岡×田代のヤングチームで観劇します。
次回の2人にはかなり歌を期待していたのですが、
この分だとあまり歌声は聞けそうにないですね。
でも、無邪気な7歳から悩める青年への変化を
ヤングの2人がどう演じるのかに注目したいです。