Category Archives: ミュージカル・お芝居

シャオチャンコメント発見☆

もお、まったく、このコメントってどこで公開されてたんだろう?
Toutubeでたまたまみつけた『ファンタスティックス』出演者コメント。
出演者が少ないので、全員がコメント動画を出しているようです。
シャオチャン、一生懸命しゃべってくれてますねえ。

☆亜門版ミュージカル ファンタスティックス 蔡 暁強コメント

ササがいつも騒いでいるシャオチャン、
ダンサーですからね、このPVでは魅力は伝わりませぬ。
踊っているシャオチャンを観ないと!
みなさん、10月は『ファンタスティックス』へGO!

おまけにね、前回公演は王子が出演しているので、
イメージPVには王子満載ですのよ。
ちょっと若くて、素な王子も素敵♪

【ファンタスティックス】Try to Remember

『ファンタスティックス』トークイベント決定

ミュージカル「ファンタスティックス」の
トークイベント開催が決定いたしましたぁ。

日程をチェックするまでドキドキ…。

やったあ☆
ササが観劇する10月24日が予定されてます!
3日連続でチケット取った甲斐があったぞ〜!

「登壇者は近日公式HPで発表いたします。」
もちろん、最大の関心はシャオチャンの出演。
ミュート(黙者)役だしなあ、
ステージでは一言もしゃべらないから、
きっと苦手だろうけど、トーク聞きたいなあ。

「さらにさらに、公演期間中の土曜の夜は何かが起こる!」
残念!
土曜は行くけど、マチネです。

「下記公演終演後、そのままのお座席でご観覧いただけます。」
ひえ〜!!!
ササの24日のお席はステージシートですぞよ。
ステージ上でのトークショー拝見ですか?
緊張しますぅ…。

ナイロン100℃「2番目、或いは3番目」

Nylon

日時:2010年7月31日(土) 18:00開演
場所:北九州芸術劇場 中劇場
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:犬山イヌコ みのすけ 三宅弘城 峯村リエ 大倉孝二
   松永玲子 村岡希美 藤田秀世 長田奈麻 喜安浩平
   白石 遥 伊与顕二 斉木茉奈
   客演/小出恵介 谷村美月 緒川たまき マギー

はじめてのナイロン、4列目センターという良席をお譲りいただき、
ケラワールド楽しませていただきました。

開演時間となって照明が落ち、ボンッと明るくなった舞台には
3人の登場人物。
この時点で、セットも衣装も照明もすっごくきれい。
ササが好きな世界が広がりそうな予感。

廃墟となった町を救おうとやってきた上流階級風の5人。
彼らの町も同様に廃墟なのだけど、
「この町の方がひどい。この町の方がかわいそう」
と思う事で自分が優位に立とうとする。
でも、意外に元気で楽しそうなこの町の住人。
出ないと期待してひねった水道からも、普通に水が出る。
「持って来てあげた」「きっと喜ぶはずの」フランスパンは
カビだらけで誰も受け取ってくれず、
逆にモグラやおかしな虫の料理でもてなされて、
悲しいかな、こっちの方がずっと美味しく豊か。
最悪ではない、「2番目、或いは3番目」であることで、
なんとか持ちこたえようと思って、ここまでやって来たんだけどね。

まずは、ナイロンって役者さんがすごいのね。
客演含めて17人の役者さんが入れ替わり立ち替わり登場するんだけど、
どの役者さんも、その演じるキャラクターも見応え十分。
それぞれに個性が強くて楽しめるから、全く見飽きない。

この作品、
1幕 1時間45分
(休憩 15分)
2幕 1時間20分
で、計3時間20分もあるわけですよ。
こんなに長いってこと、会場ではじめて知って、
え?ストレートプレイでこの長さは無理かも…と思いながら
客席についたのですが、全く問題なし。

大倉さんと犬山さんは、一体何なの?と聞きたくなるくらい
強烈なキャラクター。
あんまりわけわかんないから、台本どおりなのかアドリブなのかも不明。

そして緒川たまきさん、素晴らしい。
立ち姿には華があるし、恐ろしく滑舌が良くて台詞がとてもきれい。
動じることなく、しっかりどっしり演じてくれるので、
観る方も、安心してお話に入っていけます。

お話の方もね、阿佐ヶ谷スパイダースには玉砕したけど、
ナイロンは台詞が楽しく、テンポがよく、笑いも多く、
しっかりついていけました。

白いニョロニョロとか、小出くんの豹変ぶりとか、
モロモロの伏線がおさまらないままに終わり、謎は謎のまま…。
ケラ自身が「私ゃ社会派とかそういうあれではないし」と書いているので、
テーマも受け取れるだけ受け取ればいいのかな…と。
とにかく、面白かったからいいや。

映画『おのぼり物語』

onobori2

さて、映画『おのぼり物語』自体についても書かなきゃね。
実はササ、今日もまた観に行ったのです。
というのも、実は昨日は映像トラブル多発で上映が何度も中断し、
挙げ句になんとエンディングも観られず、
王子に会えてご機嫌だった観客からも軽くブーイングが出て
リピートOKのサービスが出たのでした。
なんか消化不良の気分だったので、今日無理矢理リピ鑑賞。

王子が昨日うっかり失言した
「たいした映画ではありません」は確かです。
映像も家庭用ビデオみたいな感じでブレブレだし、
凝った仕掛けや大事件もなく、
王子自身も全力投球した渾身の作品ではないと思う。

でも、その分、観る側もかなりリラックスして自然に楽しむことができますよ。
舞台の時は役者さんの本気度合いも伝わってくるから
こっちも全力で観てどど〜っと疲れちゃうでしょ?
そんな気遣いとエネルギーは不要です。

そして実際、ストーリーは気をてらったところがなく、
泣かせようという姑息さもなく、
グッとはくるけど、ウルウルとならないさじ加減が結構好きでした。
生きていくって、そんなに何でもうまくいかないし、
ドラマみたいな大事件も起きないし、
日々の日常の積み重ねですもんね。
その中で、本人なりに悩み、悲しみ、怒り、喜び、進んでいくわけですから。

役者さんも大人気キャストってわけじゃないのに、
それぞれなかなかの味わい深い。
まあ、八島智人さんは際立ってますが、
お父さん役のゴンチチ松村さんも初演技とは思えない、味のあるお父さん。
相手役?の肘井美佳ちゃんもすごく良かった。
見栄っ張りで嘘つきの同級生役なのですが、
ちょっと性格悪い役なのに、とても愛らしい。
はっきりした目鼻立ちで表情にインパクトがあるし、
台詞もズボッズボッと体当たりで入ってきます。
なかなか気になる女優さんですねえ。

どうしてこのお話を映画化したのか、
どうして王子がこの役を演じたのか、
は結局よくわかりません。
歌も踊りもないし、冴えない役だし、王子との接点といえば
「おのぼり」であること、アーティストであること、かな。
王子ファン以外が観る理由は考えられないかも。

でも、全編ほとんどず〜っと出てるので、
王子が観られる☆という理由だけでファンには十分かな。
実際、ササは二日連続で観ても楽しめましたから。
自転車に乗るシーンが何度か出てくるのですが、
なかなか良いですよ♪
王子ってこういう風に自転車こぐのね、とか
彼女とこんな風に2人乗りするのかな、な〜んて想像したりして。

王子ファンなら観て損はなし!

映画「おのぼり物語」王子☆舞台挨拶

onobori

日時:2010年7月18日(日)14:35開映
場所:シネ・リーブル博多駅

行って参りました、王子の舞台挨拶。
舞台といってもね、今回の会場シネリーブル1って
座席数80席のちいっちゃな劇場なのですよ。
スクリーンの前にちょこんと置かれた、
1段くらいの低さの小さなステージ上でのご挨拶でした。
ササ、入場の整理番号38番だったんだけど、
おひとりさまだったこともあって、端っこながら2列目のお席をゲット。
ステージまで5m以内の至近距離です。

「それでは、井上芳雄さん登場です!」の声で登場した王子はね、
きゃあ〜☆と叫びたくなる程のかっこよさでした。
久しぶりにお目にかかって、こんなにかっこよかったんだ!と再確認。
髪の毛の横分けブローが特に素敵だったの。
分け目がかなり右サイドに寄っていて、そこから左に緩やかに流れています。
色は奥の方が黒髪で表面が茶色のメッシュカラーです。

そしてファッションはイマドキの若者スタイル。
グレーと白のタンクトップを重ね着した上にカーキのカーデを羽織り、
その上に白地にとても小さな黒ドット柄のベスト、その上に黒ベスト、
そして首まわりには細かいストライプの黒の細いタイを巻いていました。
ズボンは黒っぽい、ピチピチではないけど細めのパンツ。

へ〜、王子ってこんなファッションもするんだぁ。
個人的にはハイゲージニットとかのきちんとシンプルスタイルが好きだけど、
これはこれで新鮮。
イケメンオーラ全開のスタイルでしたよ。

舞台挨拶自体は15分くらいあって、
お話の内容は、

☆関西弁
この映画では関西弁をしゃべっています。
外国語しゃべってるような感じ。
共演の肘井美佳ちゃんも福岡だし、
関西弁を博多弁にしてくれないかと言ってみたんですけど、ダメでした。
今日は肘井美佳ちゃんも来たいと言ってたんですが、予算の都合で…。

☆スタッフの結束力
撮影したのはちょうど一年前くらい。
たった2週間で撮ったんです。
毎日睡眠時間4時間くらいで、朦朧として覚えてないシーンもある。
でも、役者以上にスタッフの方たちは準備や片付けもあるからもっときつくて、
僕、文科系ですから、体育系のノリってほんとは好きじゃないんですが、
みんなの結束力がすごかった。

☆ご両親の存在
僕、ほんとに親孝行で、2年前くらいに親孝行はもう十分じゃないかと
思ったこともあるくらいなんですけど(笑)、
この先、歳をとってどうなるかわかりませんから、
その時には両親をみられるくらい立派な大人になっていたい。

地元ですから、会場はご両親?をはじめ、
親戚や知り合いがいっぱいだったようです。
ときどきコメントしづらそうにしてました。

でも相変わらずトークは切れがあって冴えてます。
上手ですねえ。
と思っていたら、饒舌が災いして最後に失言が…。
「みなさんへのメッセージを」という問いかけに
「たいした映画じゃありませんが…」

むむ?

王子自身が一番慌てる
「いや、『たいした映画じゃない』というのはそういう意味じゃなくて、
『踊る大走査線』みたいに派手なこととか大事件は起きないってことで…」
かなりシドロモドロ…会場は大爆笑。
王子のトーク、本音やブラックが多いですからねえ。

で、結局言いたかったのは
「大きな事件とかは起きないけど、
自分や自分の周りの人に重ねあわせやすい映画だと思う。
この映画を観て何かを感じて
エネルギーにして欲しい」ということでした。

はい、とても楽しいご挨拶でした。
王子、ありがとう♪