録画をやっと見ました。
小田和正企画・演出・出演のクリスマス音楽番組。
今年のハイライトは吉田拓郎。
小田さんは拓郎さんのことを何度も「カリスマ」と呼びます。
二人はブレイクした時期とかは少し違うけどほぼ同時期。
拓郎さんの方が一つだけ年上なんだって。
sasaよりも少し上の世代で、
あの朴訥というか、ぶっきらぼうな歌、
今まで全く心に響くことはなかったんだけど、
いやあ、自分でもビックリよ。
今回は、どの歌聞いててもグッと来てしまう。
小田さんは昔っから憧れてたんだろうね。
どの歌の紹介でも「いい詩だよなあ」。
で、ほんとその通り。
『落陽』『りんご』は初めて聞いたのに胸打たれるし、
『今日までそして明日から』は聞いたことあるけど、
ライブの方がずっとよい。
そして『人生を語らず』で最高潮に。
越えて行けそこを
越えて行けそれを
今はまだ人生を語らず
グタグタ言ってないで、はいつくばってでも前へ進め
みたいなエールを送られた。
これね、その後の小田さんのインタビューでも
「あの拍手で、このまま行け〜!って思ったね」って言ってて、
誰に向けたメッセージかというと、
拓郎さんの復帰のチャンスにしたかったんだろうなって。
直接そうは言わなくても、拓郎さんを呼んだこと、
この歌を一緒に歌ったことに表れてるよねえ。
そしてメンバー変わって『PLEASE MR.POSTMAN』は英語で歌ったのに
『DAY DREAM BELIEBER』は日本語だったのよ。
もちろん訳詩は清志郎のね。
ここでも、きっと小田さんは清志郎と一緒に演りたかったんだろうなあって。
小田さんは男っぽい、熱い想いのある人だから
いろんなこと考えてこの場を作り上げたかと思うと、
グッときちゃいますよ。
年齢上がると涙腺弱くなって困りますなあ。
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