Category Archives: ミュージカル・お芝居

レミ再演

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昨日の博多座で、号外のチラシが出てました。
『レ・ミゼラブル』2015年7月上演決定!

もう何回観れば気が済むんだ?って感じだけど、
演出が変わったり、キャストも一新したりすると、
また新たなお楽しみが生まれてくるのよね。

東京公演ではまたまた田村くんマリウスに挙がってるし、
あの囁き歌がまた聴けるんだ。
楽しみ~♪

ミュージカル『レディ・ベス』2回目

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■日時:2014年8月12日(火)13:00 1幕1時間20分 休憩30分 2幕1時間30分
■会場:博多座 3階 A48
■出演:和音美桜、吉野圭吾、石川禅、涼風真世
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1回目とはできるだけキャストの違う日をセレクト。
今回は祐様アスカム×平野ベスです。

2回目だからかもしれないけど、今回の方がズズイッとお話に入っていけました。
でもこれってやはり祐様のおかげだと思う。
ベスも平野さんの歌が正確で(声優さんって歌完璧だよね)
最初は少女のようだけど、1幕ラストには大きく成長してて、
それを見守るアスカム、という関係に安定感があるのよ。

悪魔的役が多い祐様が、今回は一貫して「いい人」のアスカムだけど、
それでも、端々がお茶目☆
そうだ!みたいな手振りや、
プロテスタントの聖書をお返ししなさい、と両手を広げるとことか、
仕方ないなあ、とベスをみやる眼差しとか、
愛らしいのよねえ。

歌の上手さや声の良さでは幹二さんの方が上なのだけど、
祐様にはそこではない、存在自体の力があるのだ。

今回の投稿のメイン画像を平方くんにしたけど、
平方フェリペいいわあ。
最初、女たちをはべらして上半身裸。
セクシーイメージの中でも歌がしっかりしてる。
声も低くていいし、頭を使えのポーズもキマル。
これからクリスとかアンジョとかやってほしいわ。

ロビンは予想通り、いくさぶろ君に軍配。
加藤くんは大きすぎるし、顔だちもクールだから
吟遊詩人の軽やかなイメージがしないのよ。
王とか王子とかだといいんだろうね。
歌もいくさぶろ君の方が良かった。

前回も思ったけど、曲自体はいいのに、短い。
あ~盛り上がってきたなあのところで、ブチッと終わる。
もう少し広げて欲しいのに残念!

疑問に思ったことが3つあって、もしおわかりの方があれば
教えてくださいね。
●ルナールとガーディナーがメアリーに、ベスを早く始末しろと迫った時、
メアリーが「自分が説得しますから」みたいなことを言うのだけど、
この時点でメアリー自身にはベスに情があるの?

●ベスが牢獄に戻されそうなピンチをフェリペが救うのだけど、
メアリーが「(牢獄ではなく)法廷へ」と言ったことでフェリペが納得するのは?
法廷に行く→助かることになるの?

●メアリーが王位を継ぐであろうベスに「カトリックは守ってね」と言った時、
ベスが「はい、わかりました。良心に従います」と返事をし、
メアリーは無言で去るのだけど、それでいいの?
ちなみに、ベスは継承後、宗教の自由のような宣言をする。

もうチケットないのだけど、最終仕上げに
祐様アスカム×平野ベス×いくさぶろロビン×平方フェリペ
で観たくなる。

王子登場@NHK『伝えてピカッチ』

録画していた『伝えてピカッチ』を観ました。
そもそも王子がバラエティに出てること自体、不思議~。

主役ではないし、本業でもないから
肩に力も入らず、気楽な感じがホッとします。

与えられたテーマを粘土で作るコーナーで、
本仮屋さんから、いきなり「井上さんは芸大出身ですから」
と無茶ぶりされ、
いや「歌の方ですから」とかなんとか言ってみても
「ピアノ弾かれますよね?」となり
そこから手先が器用という強引な振り。
ここのやり取り、王子の独壇場の舞台ではないので、
いつもほど上手にかわせない所が面白かった。

テーマは「セミ」だったのですが、
王子の作品はいたってフツーでした。

なんか楽しそうにしてたから良かったなあ。

ドラマの方も1話しか観てないけど、
というか2話目が録画失敗してる…
感じ悪い嫌な奴の役、王子自身は結構楽しんでるんじゃないかな?

ただ、やっぱりテレビだと、お顔が宝塚系で
画面に対して美しすぎて、違和感。
舞台がお似合いですね。

ミュージカル『レディ・ベス』

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■日時:2014年8月12日(火)13:00 1幕1時間20分 休憩30分 2幕1時間30分
■会場:博多座 3階 B35
■出演:和音美桜、吉野圭吾、石川禅、涼風真世
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博多座久しぶり~と思ったら、ちょうど1年前のレミ以来なのね。
クンツェ&リーヴァイ&小池修一郎が手掛ける世界初演ミュージカル。

1回観た感想はねえ、ストーリーがあまり良くない。
主演はタイトルロールのベスだよね。
花總まりさんが弱い。
幹二さんも歌は上手だけど、ド~ンとした存在感はなく、
誰を中心に据えて観ればいいのかがわからないの。

こういうのが、やっぱり王子がいれば、
安心して王子に乗っかってればよかったんだあと
王子の力を改めて知る。
例えばエリザだって涼風真世さんとか春野寿美礼さんが
中心にドーンといらしたから安心だったもんねえ。

個人的に花總さんのお顔が苦手なのと、
座長の度量はないのかも。

ダンスは少なめ。
アンサンブルさんの歌も、曲自体は良いのだけど、
長めで盛り上がる曲がなかったような。

いくさぶろ君の吟遊詩人は身軽で金髪も衣装もよくお似合い。
可愛くて軽やかでとても良かった。
これ、加藤和樹さんでもこんな風にいくのかしら?
もっと重たくなりそうな…。

禅さんはなんだかとてもお痩せになってたように見えました。
圭吾さんは怪しげで色気のあるぴったりのスペイン人。
平方くんも、エリザから、東京の『ビューティフルゲーム』を経て
期待が高まるのですが、見るたびにどんどん良くなるので大注目。

で、圧倒的に歌が素晴らしかったのは、やはり和音さんですね。
あまりにレベルが違うので、なんだなんだ?と身を乗り出すほどでした。
アン・ブーリン役でお美しい。
和音さんがベスではダメだったのかしら?

チケットもう1枚あり、
ベス、ロビン、アスカムは別キャストで選んでいます。
次回は祐様アスカム。
歌の上手さ以上の祐様の存在感に期待しています。

劇団四季『キャッツ』5回目

■日時:2014年7月27日(日)13:00
■会場:キャナルシティ劇場 1階
■出演:
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もう2週間も経ってしまいました。今更ながらですが。
直前に良席をお譲りいただくことになり、当日受け渡しだったのですが、
「こんなに後ろの席ですみません」ですって。
おそらく、もっと前の席をお持ちだからお譲りくださったのだと思うけど、
その道の方には5列目でも「後ろの方」なのね。
sasaにとっては、最高の良席になるかもです。

やっぱり、前の方だと、猫ちゃんたちの細かい動きがよく見える。

ジェリクルソングで天井から靴が落ちてきて
猫たちがビックリし、気持ちを落ち着けて気を取り直す表情や

中央を横に滑るように歩くミスト。

パストファージョーンズの自慢話のところで、
「そうなのかなあ?」と不思議そうに首をひねり、
パストが台からジャンプして降りる時、
重さで揺れる細かい芸。

マンゴとランペのダンスの時は
片足曲げた状態でリフト。
これってさらっとやってるけど、難しいよねえ。

よく見えるのはもちろんだけど、
前方席ってベテランの観客さんが多いので、
拍手のタイミングとか安心。
2階だと一人で拍手してることもあったり。

カテコの握手はグリザベラでした。
暗い役だけど、握手の時は満面の笑み。
幸せになれて良かったね~♪