Category Archives: ミュージカル・お芝居

舞台「朝日のような夕日をつれて」

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■日時:2014年9月5日(金)19:00
■会場:西鉄ホール
■作・演出:鴻上尚史
■出演:大高洋夫/小須田康人/藤井隆/伊礼彼方/玉置玲央

舞台の間は面白かったのですが
何がわかったかというと、よくわからず。

伊礼くん、ミュージカルからストプレに移行するのかしら?
ベテラン役者さんについていってました。

玉置玲央くん、以前『オーデュポンの祈り』で拝見しましたが、
こんなに身体能力のある方なのね。体操部かなにか?
声のキレも素晴らしい。
え?今調べてみたら『花子とアン』に出てるの?

この5人の男たちがよく動き、よくしゃべり、踊る。
『深呼吸する惑星』の時も思ったけど、
役者さんたちが横一列に並んで、そんなレベル高いものではないけど
ダンスをするのがやけにカッコよいです。
身体ひとつで見せます!って感じ。

鴻上さんは、今回も入り口のチケット売り場に立たれ、
公演中は後部席でご覧になり、
終わるとすぐに出口でお見送り。

手書きのごあいさつ文も、少し年上ながら
年齢いってると共感できるものでした。

落選

hiroさんの情報通り、激戦ですね。
『モーツァルト!』予約抽選、外れました。
システムもわかってなくて、やり方自体失敗。
11日のS席に落ち、12日のB席がなんとか取れたとはいえ、見事に最後列の端っこから3番目。
前には階段かなにかある?
とにかく恵まれない席。

帝劇って広いんだよね?
2ヶ月公演だよね?
それで当選とか落選ってどういうこと?

全国のファンの気合いが感じられるなあ。
これっていくさぶろ君の公演はどうなってるの?

大阪公演にするという選択もあったんだけど、
中途半端に1日だけ取れたから、
もう1日をなんとかするしかない。

王子登場@スタジオパーク

hiroさんの計らいで、観ることができました。
持つべきものはファン友さま!ありがとうございます。

ホームの舞台ではないけど、王子最初からスムーズな滑り出し。
役者の戸田さんが司会だったからかしら?
ただ、お衣装がなんとも…あの腰から下の白い切り替えは何なのかしら?

大きなポイントは2つ

●シェルブールのお稽古
お稽古シーンが流れたのですが、
その中での相手役野々花さんへの指導がなんともお優しい。
本人的にはきっと確実にこうしたほうがいいと思ってても、
それを押し付けず「こういうのどうかなあ」みたいに提案。
それは、素人でも確かに…と思うような指導で、
さらに、王子が見本として歌ってみせるとすごい説得力がある。
トップなのに、相手に気を遣い、尊重する、素晴らしい姿。

●『僕こそミュージック』
「僕こそミュージカル」と言いたいくらいです、
といい流れで歌に入る。
それまでのトークからいきなりの歌なので、
ちょっと高音どうかなあと思う部分がありながらも
グイグイ引き込んでいきます。

『モーツァルト!』の公式HPで、先日You tubeを貼りつけた
歌唱披露の動画があるけど、
最初にいくさぶろ君が歌い出すよね。
いくさぶろ君、普通に上手でい気分で聴いてて、
2番から王子にチェンジ。
この時点で、この歌は王子に持ってかれちゃうよね。
ほんと、いくさぶろ君、お気の毒になる。
実力の違いを見せつけられた感じ。
圧倒的に王子の方が「モーツァルト」の世界に誘ってくれるんだもん。

これ聴いて、あー無理してチケット予約してみて良かったなあと思うし
(抽選だけど、外れたりするの?)
12月がすご~く楽しみになってきました。

とはいえ、実はsasa、『モーツァルト!』は一回しか観たことないのよ。
博多座に1回しか来たことないんだもん。
当時はリピ鑑賞なんて頭になかったし。
曲もメイン以外は知らないので、イチから勉強です。

抽選予約

今晩中が抽選予約の締め切り。
ずっと気になってて、いざ公式HPを見直し、
王子ヴォルフガング・ラストステージ!の文字を見たり、
ソニンの貴重な帰国、と思ったりしてたら、
速攻でスケジュール調整に入り、
大阪公演は次男入試に近すぎるし、
1月はシャオチャンのダンス公演もあるから、
とか頭のなか各所の調整がグルグル!

で、結局、ポチッとしてしまいました。

王子×ソニンで連続する
12月11日(木)・12日(金)マチネ
初めての帝劇に参戦します!

ミュージカル『レディ・ベス』3回目

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■日時:2014年8月28日(木)18:00 1幕1時間20分 休憩30分 2幕1時間30分
■会場:博多座 3階 B34
■出演:和音美桜、吉野圭吾、石川禅、涼風真世
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sasa的ベストキャストで観られるとするなら
この公演が最後と思ってたら、
開演1時間前に、C席半額でお譲りいただけることになり、
定時退社してダッシュで駆けつけました。

平野ベス×いくさぶろロビン×祐様アスカム×平方フェリペ

思った通りに、良かったです。
平野綾ちゃん、歌、素晴らしいです。
声優さんっぽい機械的な歌感が少しあるけど、
表情とかも切なく、幼いベスから成長していく様も共感できる。
今回も1幕ラストの堂々たる姿に感動。
美人さんだけど、ちょっと悲しげなイメージも持っている方ですね。
とにかく、声がきれいで正確なので、安心。
確か以前に観たことあるエポも観たくなりました。

いくさぶろ君もやっぱり良い。
身体の動きがしなやかで、彷徨える吟遊詩人らしのです。
歌も低音からきれいに聴こえます。
今回、一回だけ台詞をミスし、
違うところで「メアリー」の名前を出してしまい、
3人の仲間たちが「え???」となりながらも
うまいこと「なんだよ、メアリーって」とアドリブを入れ、
ロビン「うるさい、黙ってついてこい!」
ここで会場爆笑。

さらに、メアリーは、実はその次の台詞だったので、
「メアリーの結婚式に…」とロビンが言って
3人「なんだ、そういうことか」。
さすがに百戦錬磨の役者さんたちですね。
間違えても動じずにうまいこと流れを作ります。

祐様は相変わらずお茶目でチャーミング。
とにかく、通り一遍の手の動きなのですが、
それがとっても可愛いのです。
そして、いつも優しい笑顔でベスを見守っている。

でありながら、アンがベスに
「自分の気持ちのまま、愛に生きなさい」
というのに対して、
アスカムは王位を継承するものの立場を説く理性的存在。
2人とも、言うことは真逆ながらも、ベスのことを愛しているのが
心を温かにします。

平方くんは、低音がいいなあ。
歌の正確さもだけど、フェリペのいやらしさや傲慢さも
とてもよく表れているのです。
常に表情が傲慢。
きれいなお顔立ちなのに、性格で歪んだ表情がとても良いです。
「♪cool head♪」の決めポーズもいい感じ。
この先、アンジョあたりに突っ走れるのではないでしょうか。

古川フェリペも色っぽいという噂を耳にしましたが、
今回は当公演を観られたことで、満足。
MY楽とさせていただきます。