Category Archives: ミュージカル・お芝居

「Cats」お前もか!

Catsまでもが映画化。

映像だとミュージカル舞台裏っぽいけど、トムフーパーなので期待しよう。

tkts日本上陸☆

黒船がやってくるぞ〜。
ロンドンのように、当日行けば、あっさりキャンセルチケット取れちゃう時代が来るのだろうか?
チケ流とかは衰退するのだろうか?

結局は自社利益であるけれど
ぴあのリセールシステムも出来たことだし、
本当に見たい人が正当な料金でチケット手に入れるようになってほしい。

https://tkts.tokyo/

映画『アラジン』

過去ネタたまっておりまして
ボチボチいきましょ。

公開からやっといけました。
この間に『クルミ割り人形』も『ダンボ』も行けず
四季の『アラジン』大好きですからね。
いつかはキャナルに来てくれると信じております。

お馴染みのナンバーで、ジーニーはうウィルスミス。
そのせいか、大好きな「最高の友達」がラップ調。
つまりは音の高低がなく、同じ音でのリズムになっていたのが
残念。

アラジンはもうひとつだったけど
ジャスミンが良かったです。
あと、ジーニーも幸せになれてハッピー☆

吹替え版もみたいんだけど
中村倫也くんの歌唱披露にどうも不安が。

中村くんは『RENT』でも『ロッキーホラーショー』でも見てて
あの少し鼻にかかった声とか雰囲気も
好きな俳優さんなのよ。
ただ、役の中では流れても
歌唱披露だとモロ歌の実力だけが露呈しちゃうもんねえ。

木下晴香ちゃんはロミジュリ良かったから完璧でしょう。

万能グローブガラパゴスダイナモス『ナイス・コントロール』


■日時:2019年7月6日(土)14:00
■会場:イムズホール

ガラパ、というか、ガラパプロデュースの公演です。
作・演出は川口さん。

前2作品がう~むという感じだったので、
今回もどうかなあと思いながらお席に座ったのですが、
そんな暗雲を吹き飛ばす面白さでした。
初めてガラパを見て「お宝発見☆」と思ったのは間違いではなかった。

あの世とこの世の間の喫茶店。
みんなの意見が揃えばこの世に戻れる。
みんな戻りたいはず、と思っていたら意外にそうではなく、
そのうち、あの世派が増えてくる。

これって見ているうちに、先日みた映画「12人の怒れる男」
が浮かんできました。

ネタバレですがもういいよね。
結局最後はみんなが「あの世」で意見一致するわけです。
で、みんな盛り上がって、あの世の扉が開くのを待つ。

でもねえ、この選択、どうもみんなただ現実と向き合わずに逃げているだけで
それでいいの?ってsasaとしては腑に落ちなかったわけです。

でラストはやっぱりそうではなかった。
開いたのはこの世の扉で、
やっぱりみんなもう一度やり直そうよ、
まだまだやり直せるよ、
っていう計らい。

いいなあって思った。

役者さんたちはガラパだけでなく、地元で活躍するタレントさんとか。
みなさん良かったけど、すば抜けてたのは横山さん。
最初意外におとなしいかと思ったら、
全然そんなことはなくて、
ドンドンぶっ飛ばします。
笑いは一人で持って行った感じ。
横山さんなくしては成立しませんね。

やっぱり大好き、ガラパ。

終演後撮影OKの舞台と

先行特典のキャスト集合写真です。

KERA・MAP#009 『キネマと恋人』

■日時:2019年6月29日(土)13:00
1幕1時間35分 15分休憩 2幕1時間35分
■会場:北九州市民劇場 大ホール
■台本・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
■出演:
妻夫木聡 緒川たまき ともさかりえ
三上市朗 佐藤誓 橋本淳
尾方宣久 廣川三憲 村岡希美
崎山莉奈 王下貴司 仁科幸 北川結 片山敦郎

もうサイコー☆
なにがって緒川さん。
緒川さんの才能と魅力と美しさが最大限に堪能できる作品だ。

ナイロンと思ってたけど、これはケラマップなのね。
ナイロンだとイヌコさんも大倉さんも好きだけど、反則的に面白いから
緒川さんが少し控えめになっちゃうのよ。
それが今回は緒川さんの独壇場。

着物姿ほかレトロファッションにヘアスタイルが良く似合うし
言葉づかいも
「するだり」「ごめんちゃい」「ありがとさん」
緒川さんしかあんなに可愛く言えないよねえ。

映画だけを支えに生きているハルコ(緒川さん)。
家には仕事もせずに飲んだくれる夫(三上市朗)。
ハルコのお気に入りの映画の中から、
寅蔵(妻夫木くん)が出てきて、ハルコと恋仲に。
さらには寅蔵を演じている俳優・高助(妻夫木くん)とも
映画論で意気投合し、ハルコ・寅蔵・高助で三角関係に。

妻夫木くんもねえ、脳天気な寅蔵を天真爛漫に演じてて
愛らしい
ハルコの妹役のともさかさんも上手だよねえ。
村岡さんのねっちょりした声も好き。

そして、ケラお得意のプロジェクションマッピング、
緻密で計算された転換がまるでダンスを見ているようで、
全てがハイクオリティ!見事です。

こんな生活から抜け出せる夢をみたハルコだったけど、
結局夢破れ…。

ラストは妹と片寄せながら映画を見て、次第に笑顔を取り戻す。
ハルコには映画があった。
ほろ苦くて泣けるけど、映画に救われる映画愛のお話。

ここ数作品、ナイロン理解できなかったけど、
やっぱり良かったわ。
奥様のためにこんな素敵なお話を書いて
それを最高に魅力的に演じる緒川さん。
休憩含めて3時間25分もあったのに、ずっと引き込まれました。