Category Archives: ミュージカル・お芝居

来週

来週に迫ってまいりました東京遠征。

シャオチャン公演久しぶり~♪
どんどんパワーアップする幸人くんのダンスも好き~♪

朗読劇『夜と霧』


■日時:2016年9月6日(水)14:00
■会場:電気ビルみらいホール
■出演:井上芳雄

アウシュビッツから奇跡の生還を果たした心理学者フランクルの『夜と霧』の朗読劇。
原作読んだことないし、お話重たそうだし、と思いつつお席につくと、
場内はステージにスポットライトがつくだけの真っ暗。
寝てくださいといわんばかりの状況にどうなることかと思いましたが
これが素晴らしかった。

真っ暗な中、客席後方から登場し、虚ろな表情でステージまでヨロヨロと歩を進める王子。
センターにおかれた演台で、講演のように始まります。

フランクルは、アウシュビッツの悲惨さを伝えているのではなく、
残酷な拷問を見続けた場合に人はどうなるのか、
過酷で希望の見えない時、人は何を心の糧に生きるのか、
そこで、どういう意識の人間が生き残るのか、
といった、人間とは何か、生きるとは何か
という普遍のテーマだったのです。

こんな哲学的思考をすることになるとは思ってなかったので、
頭をガツンとやられたようで、
それでいて、そんな辛くて難しいテーマが
心にストンと落ちるのです。

これは王子の表現力としか言いようがありません。

最後に繰り返されたのが「人生は然り」という言葉で、
これはきっとキリスト今日関連のお言葉でしょうか?
真の理解ができなかったのが残念ですが、
淡々と読み続ける1時間50分を、
観客の心を惹きつけて離さず、伝えきりました。
伝道師のようです。

全くもって予想外の展開でした。
ますます王子の力に恐れ入る。

小さな会場ですので、出口にて王子との握手というプレゼントもついていて、
あんな作品の後、王子はすっきりと涼やかな表情で迎えてくれました。

博多座『エリザベート』マイ楽


■日時:2016年9月1日(水)17:00
■会場:博多座 3階B列サイド
■出演:

千秋楽が王子ではなかったので、早めにマイ楽です。
花總×井上キャスト日はこれが最後でしたのでね。
初日が王子、千秋楽が城田くんということは、トート的には対等ということですね。
城田人気すごい。

今回のテーマはトートダンサーを見分ける!だったのですが、
無理でした。
8人は多すぎる。
それも背格好が揃い過ぎてる。

ただ、ルドルフを抱っこするのは、最初2人で抱え上げて
階段手前で田極さんに受け渡すのね。
そこから一人で抱え上げる。

子ルドが優斗くんだったのも嬉しい。
上手♪

フランツが前半お母さんの言いなりで、
目をまん丸くして従うのが可愛いよね。
今からお見合いに行くのです、と言われて
「え~?聞いてないよ」と一瞬顔が戸惑うけど、
お母さんに諭されてすぐに納得。素直♪

政略結婚とはいえ、2人とも好きで結婚したようですが、
最初のラブラブ状態の時かた既に気持ちがズレているのが辛いですね。
フランツが「皇帝も妃も自由はないんだよ」と言うのに
「いえ、愛があれば大丈夫よ♪」と全く状況のわかってないエリザ。

これが夜のボートでは、愛があるからやり直せると言うフランツに
「愛にも癒せないことがあるわ」というエリザ。

どちらも気持ちがズレていることに変わりはないのですが、
同じ旋律がここまで対照的なのが悲しい。

カテコの時、万里生くんが若き日のフランツスタイルで
元気に出てきてくれるのが嬉しいです。

花總さんの歌自体は正直あまり好きではないのですが、
新婚翌日の寝室での、ゾフィーとの対決の時に
ゾフィーの太い声に対して
「まだ5時です」とか「疲れが取れなくて」の可愛い声が
とてもクリアに聴こえるのが好きです。
まだ初々しい可愛い声なのに、ゾフィーに負けてない。

あと、今回のエリザの衣装がブルーなのがなんだかしっくりこない。
ブルーのイメージじゃないなあ。
コートを取って、ハンガリーの三色旗のドレスを見せる時も
緑色が深すぎるのと、斜め方向から3色がわかりにくい。

トートでいつも笑いそうになるのが、
ドクトルに扮してエリザを診察し、
エリザの「命を絶ちます」の声を聞いた直後の
「それがいい!待っていた!」のドヒャヒャの身の変わりよう。
ここ、闇の帝王にしてはゲンキン過ぎませんか?

王子は、カテコの時、楽が見えてきたからか
リラックスしてきたような気がします。

この1か月間、結局浮気はせずに王子一筋で
計5回楽しませていただきました。
人気の作品のおかげで、たくさんのお仲間と感動を共有できました。
確実に再演はありますので
またお会いしましょう。

ミュージカルオフ会

先週大仕事が終わりましたので、
昨日は、盆休み出勤の代休を取り、
ミュージカルオフ会に仲間入りさせていただきました。

知らない方もいる中、優しく受け入れてくださり、
でも、お話はミュージカルというより旅行のお話とか。
福岡からの直行便フィンエアーをご利用になった方が多く、
それが就航とともに、もう10月には終了になるという…。

KLMに続いて、福岡では需要が足りないのだろうか。

みなさんsasaより先輩ママなので、
お子様が就職とか結婚とか。
普段は聞けない、一歩先のお母様たちのお話参考になります。

どうやら世間では今回の王子トートはパンチが足りないようで
城田トートに人気が集まってました。
演出が変わって、王子が自由にやれてないそうなのですが、
その違いには気づかない部分がまだまだ修行が足りませんな。

トートダンサーの見分け方

お友達が教えてくれました。
トートダンサーご本人である岡崎くんによる、
トートダンサーの見分け方。

「知り合いが見に来ても見つけてもらえない」
可愛い、かつ大きく納得。

髪形の違いが大きなポイントのようなので、
3階席から特定するのは難しそうだけど、
このイラストと公演パンフをしっかり見比べて
次回に臨むとしましょう。

5枚持っていたチケットも残り1枚。

城田トートにも一度お目にかかりたかったのですが、
見た目的に色気はあるものの、実力としては王子が圧倒的のようなので、
そうだろそうだろ、もういいか、って気がしています。