Category Archives: ミュージカル・お芝居

博多座エリザチケット戦

本日、博多座メルマガ会員のエリザ先行予約日。

 

sasa、別ルートでも入手済みですので、

とりあえず、今日のところは1枚ゲットを目指しました。

 

帝劇の時、つながった時には既に完売だったし、

今年の帝劇も、8万、10万という怖ろしい値だったり、

チケットサイトが、全く関係のない別公演とのセット販売なんていう

姑息な手に出たりしてたので、戦々恐々としていたのです。

帝劇の取れなかった、いや取れた場合でも、全国からファンが詰めかけるでしょうし。

 

が、実際、オープンしてすぐにあっさりつながったし、

チケットもちゃんと取れました。

初日とか千秋楽とかでなければ、ほぼ取れたと思う。

 

これが地方公演というものか。

おかげで、複数回しっかり楽しめそうです。

 

王子登場@NHK「うたコン」 

ファン友さんがマメに連絡くださるおかげで、

最近は王子の登場を見逃すことなくチェックできています。

 

今日はライブの歌番組。

王子の出演シーンだけちゃちゃっと見ようと思ってたら、

オープニングからしばらく、他の方の歌にもバックでおつきあい。

『てんとう虫のサンバ』では出演者全員で手拍子とかスウィングとか。

 

最初は明らかに、ここってどうすればいいんだ?的な不安定な様子でしたが、

そこはエンターテイナー、すぐに、ここは合わせて一緒に盛り上がらないと!

と思ったようで、歌にあわせてノリ始めました。

とりあえず、大竹しのぶさんがお隣なのは安心だったみたい。

途中、しのぶさんの頭についた紙吹雪を取ってあげてましたね。

 

それにしても、最初からいい感じにノリノリの谷原章介さん、さすがです。

進行しながら、一緒に振りを踊って、お人柄が出ますねえ。

 

お次はさぶちゃん。

『函館の女』を支えます。

「はこだて~♪」ってバックコーラス。

まさか、さぶちゃんと共演することになろうとは!

って、きっと王子も感じていたと思う。

 

そもそも、王子が、他の人のバックコーラスにまわるっていう局面が通常ないもんね。

いつも自分がセンターにいて、他の人を引っ張って行くわけだから、

今日の立ち位置はなかなか貴重。

観察するのも面白かった。

 

そして、いよいよ王子の本番。

まずはしのぶさんとのデュエット。

曲は、吉田拓郎『結婚しようよ』。

キーがしのぶさんにあわせてたのかな、低音が出ず、珍しく音程ずれてました。

「結婚しようよ~♪」

う~ん、こんなの歌いながら結婚意識しないで欲しいわ。

さすがに、ハモるところは、美しいハーモニーだったけど、

ちょっと中途半端だったかな。

 

そして、王子ソロは『レット・イット・ゴー』。

こちらは持ち歌ですから、見事に歌い上げてくれました。

 

全員一列に並んでも、王子、誰よりも背が高くスラリと美しい。

ただ、さすがに若干歳取りましたね。

これは残念ながら事実だなあ。

DVD『ジャージーボーイズ』

ジャージーボーイズ

確実に、長男のいない隙間を埋めようとしているなあ。

次男も優しいものの、ご飯の時しか出てこないし.

週末はDVD鑑賞に耽ります。

 

「クリント・イーストウッドにハズレなし」の言葉を信じている上に、

ミュージカル映画という、今観るのが遅すぎるくらい。

ザ・フォー・シーズンズを描いた人気ミュージカルを

イーストウッドが映画化した作品です。

 

sasaよりもう少し世代上とはいえ、

代表曲「シェリー」「君の瞳に恋してる」は耳馴染みがありますよね。

ただ、メインボーカルがあんなに特徴ある甲高い声だとは知りませんでした。

音楽が懐かしく、心地よく。

 

7月再演される日本版は、アッキーが主演、藤岡君が登場。

歌声想像しただけでも、魅力的すぎますわ。

カンバーバッチ主演舞台「ハムレット」上映決定!

ってメルマガが来たのよ。

数年前にシャオチャンの『ファンタスティックス』の時にメルマガ会員になってたのよ。

このタイトルには飛びついたわ。

ややちゃんがロンドンで生カンバーバッチ様をご覧になったという

あの作品ではないでしょうか?

 

上演ならともかく、上映ですから、遠征まではできないけどね。

福岡に来ることはないだろうなあ。

http://www.bunkamura.co.jp/cinema/lineup/16_hamlet.html

舞台『猟銃』

■日時:2016年5月28日(土)13:00 上演時間1時間40分

■会場:北九州芸術劇場 B列19

■原作:井上靖

■出演:中谷美紀、ロドリーグ・プロトー

 

いやあ、中谷美紀ちゃん、凄まじい表現力です。

背景に動きだけのアクターがいるものの、台詞は中谷さんのみの一人芝居。

 

ステージ上も一部のみにライトが当たり、

客席はいつも以上に真っ暗だし、

まさしく「おやすみなさい」と言わんばかりの状況の中で、

気迫の演技で惹きつけ続ける中谷さん。

 

初演の時は「膨大な台詞に溺れてた」というレビューを読んでご遠慮したのですが、

再演のせいなのかどうなのか、まあ何度か言いよどむことはあっても、

問題のない素晴らしさ。

ある男に関わる3人の女性を一人で演じます。

ある男の愛人の娘~まだ若くて亡くなった母の秘密を知り動揺している、

ある男の妻~社交的で美しく派手に生きているようで、実は夫の不倫を13年前から知っていた、

ある男の愛人~ある男の妻の従妹であり憧れの存在だった

この3人を衣装と髪形を変えるばかりでなく、人格を変えて演じ切りました。

 

日本の古風な文体の台詞が、これがまた美しい。

中谷さんの声と台詞のクリアさで、とてもわかりやすく伝わってきます。

純文学っていいものです。

演出家はカナダ人なのですけどね。

 

こうも、日本文化を崇高に、当の日本人をも開眼させるものにするという

日本人としては不勉強をお詫びしたい気にさえなります。

 

もう一つ美しくて印象に残ったシーンは、

中谷美紀さんが鏡も見ずに、台詞も、手元も詰まることなく、

ごくごく自然なままに舞台の上で肌着から帯まで一人で着付けをされました。

凛とした表情にも、所作にも、その美しさに感服です。

 

舞台は逃げ回ってきたという意味が全くわかりません。

もっと舞台に出ていただきたいものです。