
■日時:2016年5月25日(水)14:00 1幕60分 休憩15分 2幕75分
■会場:福岡市民会館
■出演:井上芳雄 ゲスト濱田めぐみ
至福のひとときでした。完璧です。
1幕は手紙を読みながら、ディズニーの軌跡をたどります。
聴き込んだディズニーCDの曲はほとんど歌わない。
歌いたい曲が多すぎる!という王子の気持ちが溢れてます。
たくさん歌いたいもんだから、1曲ずつが短い。
大好きな「Proud of your boy」もあっという間に終わってしまった。
王子セレクトのマニアックな選曲という通り、聴いたことない曲が多いんだけど、
とても楽しめます。
王子のおかげでたくさんの素敵な曲に出会えました。
そして、どの曲も歌の巧さだけで感動的なのです。
深い愛と夢に包まれる感覚です。
ただ、コーラスがジェニファーちゃんだったんだけどね
声を張り上げて歌うから、王子とのデュエットが台無し。
王子の繊細さに対して、大味なのよ。
立ち位置はもう少し理解してほしい。
と思ってたら、2幕に登場された福岡公演のスペシャルゲスト濱田めぐみさんはね、
あんなにズンと響く声をお持ちなのに、とてもよいバランスを取られるのです。
声質自体は和音美桜さんの方があってると思うけど、
どちらも主役級の歌手だから対等でありながら、互いを尊重。
王子自身、濱田さんに憧れてたそうで、
『アイーダ』の初演も大阪まで見に行って号泣したんだって。
デュエットしながらとても感動してました。
『アラジン』からの曲もたくさん歌ってくれて、これがまたいいんだ。
四季がいつか福岡公演してくれると思うから、その予習ですって。
あと好きだったのは、美女と野獣のBW版にしかないという「A Change in Me」という曲。
こんな名曲がどうして日本版にも入ってないのでしょう。
めぐ様とのトークが盛り上がり過ぎて、
曲紹介をしようにも、なかなか歌に入れない。
実際の歌は数曲だったのに滞在時間長かった。面白かった。
後半はお客さんの拍手の時間も短縮して、結局3時間弱で終了しました。
アンコールは「So close」。
大好きな曲で終わるのは嬉しいものです。
王子の素晴らしさを再確認するコンサートでした。

■日時:2016年5月15日(日)13:30
■会場:福岡市民会館
■出演:山口祐一郎、壮一帆、平野綾、水田航生、瀬戸カトリーヌ、コング桑田、
今拓哉、保坂知寿 ほか
『スパマロット』も『勇者ヨシヒコ』も好きだったから、
福田雄一演出期待してたのよ。
が、ちょっとおふざけが過ぎたかなあ。
原作はC.ディケンズ。
あんなにグダグダだと、ディケンズが怒らないかしら?
そんな中、感動的だったのが今さんと平野綾ちゃんの歌の巧さ。
綾ローザは祐様に赤ちゃん言葉を使わせたり、やりたい放題なのに、
歌はオペラ歌手のように高音まで完璧。
レディベスに続いて、エリザも綾ちゃんがいいんじゃない?
今さんもこれまで何度も拝見したことあるけど、
これほどに素晴らしい歌声だったのね。
それにね、意外だったのが瀬戸カトリーヌさん。
お笑いタレントのイメージだったのが、
いやいや歌もダンスもお上手。失礼しました。
犯人を投票で決めたり、探偵役やカップルを拍手で決めたり、
なんとも適当な展開で、それが面白く作用しているとも思えない。
犯人決めの投票の時、みんな自分が選ばれたくて猛アピール。
sasaは、地方公演になってから一度も犯人になったことがないというので
というか、王子と同じ事務所ってことで、バザード高原君に投票しましたけどね、
バファー知寿さんが選ばれました。

そんなグダグダですけど、キャストのみなさんがあまりに楽しそうにしてるので、
うっかり自分も楽しい気分に陥ってしまった。
お客様も3回以上見てる方が多く、慣れればハマったのかもね。
で、なんといってもハッピーな気分にさせられたのは、
祐様が最初から最後までなんとも楽しそうなこと。
ずっと笑顔。
風貌はチャリチョコのジョニデみたいですが、
珍しく普通の人間役だから、お顔がクリアに見える。
すると、祐様のお顔って完璧にカッコよくて、
あのお歳でこの美しさのキープってすごい。
それがずっと笑顔なもんだからたまりません。
祐様のカッコよさを思い知らされました。

■日時:2016年4月6日(水)13:00
■会場:サンケイホールブリーゼ
■出演:村井良大、平方元基、青柳塁斗、寺元健一郎、 松本拓海、松原剛志、
石毛美帆、中西彩加、原宏美、
大貫勇輔、大空祐飛、HIDEBOH
■演奏:奥田弦
京都滞在中に、軽く大阪での公演を調べてみたら、
大貫くんご出演とあるので、行ってみました。
村井良大という方が人気があるようで、ほとんどこの方のようですね。
SHOWということで、エンタメ度の高いステージで、
ダンサーだけでなく、全員が踊れます。タップも全員で披露。
大貫くんが圧倒的なパフォーマンスを見せるだろうと期待していたのですが、
みなさんそれに続くほどのダンスのレベルの高さです。
アドリブトークのコーナーもあり、大空さんが先生役で楽しい。
大貫くんもすっかり馴染んで、もはやダンサーではなく役者さんのようでした。
でも、なんといってもの収穫はピアノ演奏の奥田弦くん。
sasaの馴染みのないジャズのピアニストらしいのですが、
これが感動的な素晴らしさ。
音楽を自由に操るってこんな感じなのね。
今回のステージの楽曲の作曲もしているらしいのです。
それも、次男より年下の15歳。
役者陣からの無茶ぶりにも自由に柔軟に対応してまとめます。
どっちが大人なんだか。
はあ、こんな才能がいるんだねえ。
先週月曜日には、真矢みきさんと国分太一くんの
TBS系朝の情報番組にも登場してましたね。
密着取材ということで、王子オンリーの長めの内容。
つまりはドラマの番宣でもあったようですが。
宝塚好きだから、真矢さんへのコメントがやけにリアル。
手の動きが個性的という話通りに
映された真矢さんの宝塚時代の映像は、確かに手首の動きが特徴ある。
そんなに観てもらってたということで、真矢さんも嬉しそう。
小鳥好きのプライぺートもなんとも可愛かったですね。
キスまでしちゃう溺愛ぶり。
あのiPhoneケース、売り切れるんじゃないかしら?
最後も、密着取材していたスタッフに「もう会えないんですね」
なんて、彼女に言うようなセリフが飛び出し、
さすがの対応の良さにも程がある、と驚く。
ファン以外にも王子対応なのですね。
中谷美紀ちゃんが美しいので、
ドラマ『私結婚できないんじゃなくて、しないんです』第一回の放送を見たら、
あれ?次回予告に驚きの王子のお顔が。
この枠、引き続きお声がかかったのか?
ということで、一瞬でしたが王子登場されました。
婚活パーティに現れる王子様。
仕事が「医者」ということで、若い子にモテモテになりそうなところを避けて
同世代の中谷美紀ちゃんのところに現れる。
ジェントルマンな雰囲気を漂わせていたところ、
同業者とわかった途端、豹変して、超嫌な奴に。
ここで、得意の黒王子が全面に出てきたのですよ。
もう、なんとも憎たらしい嫌な男。
こういう役なかなかないけど、普段毒舌をとどろかせているだけに、
ほんと適役だったと思う。
王子もきっと楽しかったんじゃないかな。
たまには新鮮で良いと思うわ。
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