
最近の観劇はファン友さんとご一緒できて楽しい。
おひとり様だと観終わった後の感想を言う相手がいなくて、
一人心の内に抱えながら帰ることになるのよね。
昨日の観劇後にイタトマでお茶。
sasa、情報に疎いので、いろいろ教えてもらえてとても勉強になる。
シャオチャン、王子、田村くん情報をたくさんいただきました。
キレと美しさにウットリ~☆

■日時:2016年2月7日(日)12:00 1幕90分、休憩20分、2幕70分
■会場:キャナルシティ劇場 H列
■演出・脚本・作詞:小林 香
■音 楽:井上ヨシマサ
■出演:ナオト・インティライミ、小関裕太(W 主演)、新妻聖子
坂元健児、田野優花(AKB48) 、ミッツ・マングローブ、藤岡正明
Spi、大野幸人、 Miz、朝海ひかる、中川晃教、イッセー尾形
ミュージカルとしてはそんなに期待していなくて、
ダンサー幸人くん目当てで行ったのですけどね、予想以上に面白かった。
オープニングから照明を落とした中で踊る白服のダンサーがカッコよい。
振付がよいのです。
歌も浸みる曲が多くてこれもまた良し。
そして、どうして人気なのかわからなかったナオト・インティライミという人が歌うと
これまた良い。心に響く。
人気があるのもわかる気がした。
この方、何かヒット曲があるのかしら?
藤岡君はやっぱり感動の域の歌の旨さで聞きほれる。
聖子ちゃんは、歌もだけど、台詞を小さな声でしゃべっても
とてもクリアで伝わってくる。
サカケンさんの歌にも圧倒される。
歌のレベルがすごく高かった。
幸人くんもね、アンサンブルではなく、立派な準プリンシパルなので、
台詞もあるし、歌もある重要な役。
女形もよく似合います。今やCSBの売れっ子ですね。
全く予習無しで行ったのに、お話もわかりやすい。
さすがは小林香さん、旬ですなあ。
いつも見ている東宝系ミュージカルとはまた別の世界の
新しいものを見せてもらった気がします。
全国の王子ファンが悲鳴を上げていたと思う。
なんですか、あれは!
「三角関係」とは聞いてたけど、
登場したと思ったらラブシーン。
それも、王子は上半身脱ぐではないか。
流行りのマッチョ体型ではないから、背中も女性のような柔肌。
舞台での化粧でもないシンプルな顔も違和感。
設定も、先輩のお兄さん的役というより、なんだか年輩のおじさん風。
確かに、綾瀬はるかちゃん世代から比べれば、かなりの年齢差。
もともと無理して見てるのに、これはツライなあ。
昨日の関ジャム、王子飛ばしてましたねえ。
黒トーク炸裂☆
以前のえみちゃんねるではイマイチ調子出なかったけど、
もともと面白くしゃべるの大得意ですからね。
関ジャニのみなさんは、ミュージカル界の貴公子が
今日は特別にしゃべってくれてる風な受け止め方でしたが、
いやいや、これ普通。
で、かえって心配なのが、こんなにトーク上手なのがバレてしまったら
バラエティに引っ張られたりしないよね。
お稽古中はギャラが出ないことなんか話してたから
お稽古期間に出演依頼増えたりして。
テレビ出演楽しみだけど、ファン心理としては、そんなに出てくれなくてもよいのです。

■日時:2016年1月24日(日)13:30 2時間10分休憩なし
■会場:キャナルシティ劇場
■出演:井上芳雄 安蘭けい 山下リオ 小松和重
山田真歩 一色洋平 久保田磨希 内田紳一郎 真那胡敬二
大森博史 中村まこと 串田和美 小松政夫 白石加代子
福岡地方、大雪の中でも、チケット持ってりゃもちろん行きますわ。
いつも深く洞察される、尊敬するブロガーさんが
「何が言いたいか全くわからない」と酷評されていて、
ガッカリ覚悟で臨みました。
sasaより少し上の世代なので、原作全く知らず、
あの歌のフレーズくらいしかわかりません。
呑気なタイトルと思って行くと、死生観漂う、なんとも不思議な世界でした。
最初から全員が白い袋を持ってブツブツつぶやいているのです。
さっぱり意味がわかりません。
ときどき、ドカ~ンと、火山の爆発のような音と煙が入りますが、
どうも爆発というより、戦争の空気。
お話自体、ひょうたん島からインスパイアされたもので、原作とは別物だったようです。
テーマはよくわからずとも、井上ひさしさんですので、ひとつひとつの場面は面白く、
歌は優しく、王子は楽しそう。
主役とはいえ、一座をしょって立つほどの荷の重さではないので、
こちらとしても、気分が楽です。
歌も無駄に巧い王子が際立ちます。
福岡ということもあって、小松政夫さんがかなり引っ張ってくれました。
東京公演ではシラーっとしてたというネタも、福岡ではドッカン笑いが起きます。
役者さんたちから「福岡は温かい」と言われるのも納得ですね。
最後まで煙に巻かれたようにして終了。
地元なのに、カテコでも王子トークはなしでした。
メインポスターとは違って、こんな可愛いビジュアルも。

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