作者の育児体験談で、その様子を面白おかしく、
涙あり笑いありのエピソードが続く。
同じ内容でも、こんなに共感させるものに仕上げるのはすごいなあ。
泣く→抱っこ→置く→起きる→泣く
のエンドレス。
そうそう、置くと起きるのよねえ。
なんだかんだ言って眠れない日々。
さらには、これが過ぎれば楽になるかと思いきや、
動き始めると別の意味で大変になり
「前の方がまだ楽だった」と思ったり。
懐かしい。
ま、大きくなっても可愛いからいいけどねっ♪
去年、精米所でコメをばらまくという悲惨な経験をしたsasaに
お誕生日に精米機をプレゼントしてくれた次男。
今年は受験のため、ほんとに常に勉強している状態で、
塾以外は家を出ません。
昨日のsasaの誕生日も普通に家にいたわけです。
ご飯を食べて、ケーキを食べて、
こたつに座るsasaに、
次男が部屋から袋を持ってきました。
え???
まさかのプレゼント???
もちろん何もリクエストなんてしてないし。
希望の高校に受かればそれが最高のプレゼントよ。
でも、次男は今年もプレゼントを用意してくれてたのでした。
ウォークマン。
sasaのiPodは古いので、今やソフトに対応せず、
新しい曲は入れられず、昔入れた曲を聴くのみ。
最近はiPhoneで聴いていたのですが、やはり雑音は否めない。
まあ、それでも聴ければいいやって思ってたんですけどね。
次男はこだわりがすごいので、型落ちとか最安ではなく、
選ぶ基準は「良いもの」。
おかげで最新式のウォークマンです。
もともと無駄遣いはしないし、最近は遊びにも行けてないし、
大好きな本も買えないしでお金は貯まっているようですが、
まさか、こんなこと考えてるとは!
県大会入ったとか、自由研究で賞とったとか、
そんなんで推薦が決まるのであれば
とことん性格がよい、も基準に加えて欲しいもんだわ。
塾から帰ってきた次男、
いつもならキッチンに来て、
夜ご飯のメニューをチェックしたり、お菓子食べたりするのに、
黙って自分の部屋に入ってしまった。
ん?
ご飯の時も普通に食べてるけど、なんだか元気がない。
もしかして風邪ひいた?
マズい!
sasa「具合悪いと?」
次男「いや、そんなことはない」
変だなあ。
で思いついたのが
「今日のテストが悪かったと?」
「う~ん…」うめく次男。
本番間近で、塾では毎週日曜日は模試。
すぐに採点され、その順番でクラス決め。
悪いと下のクラスに転落するのです。
今までこれほど悪かったことはなく、クラス落ちは本人的に許せない。
数学の計算問題で大きく点を落とし、
他の教科で挽回できないか計算する。
塾のテストなんやけん、そんなに気にせんでいいやん
と思うのだけど、次男にとっては大変な屈辱のようで、
思い出しては悔しくて悶える。
やっぱり元気なかったんだ。
長男は感情を絶対に表に出さないので、
何かあっても全くわからず、
次男のわかりやすさは親としては安心。
テレビの『サラメシ』とか見てたら、みなさんお弁当が立派。
品数多くて、彩りも鮮やか。
おかずなんて、6品くらい入ってるんじゃない?
それに比べて、sasaの弁当、地味~。
ミニトマトを飾ったり、レタスで仕切ったり、
そういうひと手間をかけてないから、華やかさが全くないのよ。
おかずも基本3品、頑張って4品。
長男のお友達はどんなの持ってきてるのかしら?
「みんなのお弁当どんなの?」と聞いても、
もちろん長男からクリアな返事が返ってくることはなく、
それでもしつこく聞いてたら
「いろいろ。今はタッパーが多い」。
タッパ―にご飯もおかずもドチャッと入っているらしい。
sasa「じゃあ、うちのは普通くらい?」
長男「うん。普通」
そうかあ、まあ普通くらいならいいや、
と、中くらいで満足するいかにも日本人なsasa。
長男も別に不満というわけでもないようだしね。
というか、文句言われても、毎日のことだからこれで精一杯。
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