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映画『ボヘミアン・ラプソディー』2回目

絶対リピしたかった『ボヘミアン・ラプソディー』。
2回目は応援上映にしてみましたよ。

客席は年齢層高い。
ハンチングとかツルツル頭のおじいさまとか。
なんかホッとしますね。

2回目はやっぱ全然違うわ。
最初フレディが横になってるシーンからスタートですが、
ああ、これはそういう状況だったのか、
とか、お父さんの言葉が最初と最後にあったりとか
いろんなものがつながります。
え?こんなシーンあったっけ?とかもいっぱい。

応援上映といっても、
みなさんあまりに集中してて黙~って観てました。
後半から、用意してきたサイリウムを振る方がちらほら。
だんだん控えめに拍手も出てきました。

sasaといえば泣くタイミングが早まり、
ライブシーンはほぼ泣き通し。
横の女性もずっとハンカチでした。

とにかくいいですよ。
クイーンファンかどうかは全く問題なし。
観てない方には是非是非おすすめします。

映画『さらば青春の新宿JAM~THE COLLECTORS』

なんだかわからないけど、コレクターズの映画があると。
なんだかわからなくても観に行くのは決まってる。

コレクターズがデビュー前にライブを重ね、
スカウトに声をかけてもらうチャンスを狙っていた時に
出演していたライブハウス、新宿JAM。
そこが閉店することになり、
コレクターズがラストライブを行ったらしい。

天井の低い狭いライブハウス。
背の高い加藤さんとコータローさんは頭が当たりそう。

ここでメジャーデビューを目指し、
デビューさえ決まれば大ヒット、大スター
という夢いっぱいだった頃。
初アルバムが出た時、当然オリコンに乗るし、
街も歩けなくなるかも、なんて心配していた2人が
可愛くもあり、切なくもあり。

ただねえ、日が悪かった。
クイーンの映画観た後ですもの。

曲がしっかり聴けるわけでもないし、
コレクターズファンのアーティストからのコメントが多すぎ。
最初は「そうよねえ」と思いながら聞いてたけど、
あんまり褒めるコメントばかり続くと
あまりの手前みそ加減にウーム…。

映画館で見るのだから、コメントであればあの大画面で見る必要はないし、
それも多くて長すぎ。

良かったら何回か行こうと思ってたけど、
30年来のファンのsasaでも、1回でいいかなと思った。

映画『ボヘミアンラプソディー』

同世代の間で話題の映画、やっと観ました。
「泣ける~」とかいうご意見の意味がわからなかったけど、
観たらよ~くわかったよ。

クイーンのことをそれほど知らなくても大丈夫。
有名どころくらい知ってれば十分です。

歌の力がすごい。
クイーンの偉大さに圧倒される。

知らなかったこともいろいろわかる。
クイーンといえば高学歴バンドと聞いてたけど、
肝心のフレディだけは学はない。
が、その圧倒的な才能で、
後からメンバーに入れてもらったのに
加入早々から大きな顔でみんなを引っ張る。

曲作りに対する完璧主義はすごくて、
それも次々アイデア出しては全て試して、一番よいものを探していく。
そして2度と同じことはやらない。
メンバー全員が曲を書くので、幅が広い。

フレディはイギリス人かと思ってたら、
若いころはパキ野郎と呼ばれ、
インド系。
人種と前歯にコンプレックス。

最初は可愛い女性の恋人がいて、
途中でゲイに気づいて別れるけど、
彼女とは一生の友達。

で、好き放題に生き、家族と呼んでいたメンバーとも離れた後に、
自分の取り巻きの薄さに気づく。
と同時に病気も発覚。

この辺りから切なくてねえ。
強気のフレディから、すっかり萎れて頭を下げる姿はねえ。
フレディにはあくまでも自信たっぷり、大きな態度でいてほしかった。

残された時間がないとわかり、
これまで以上に高みを目指す。

そして伝説の「ライブエイド」。
そのステージの再現はすごかった。
全編歌自体はフレディ本人の歌声なんだけど、
最初は似てないと思っていたフレディ役の俳優さんが、
このステージでは、もはやフレディにしか見えない。

振付ではなく、動きのディレクターの元に作り上げたそうで、
ほんと歩き方も姿勢も完コピでしたよ。

今頃になってもっとクイーン聴きたくなった。
クイーン知らなくても、この作品には胸打たれるでしょ。

次男になにげに「クイーンって知ってる?」と聞いてみたら
有名な3曲くらいは知ってるらしい。
受験生じゃなかったら一緒に見に行ったのになあ。

メリポピ〜!

今日は平日の祝日、それも金曜日という超貴重日。
というのもユナイテッドシネマの会員の割引デーなのよ。

で、2往復して観たわけだけど
メリポピの告知を見つけました。

メリポピはエミリーブラント、ベンウィーショーはバートかなあ。

そして、コリン・ファースも出るぞ〜!

必見だ!

映画「輝ける人生」

映画の日でしたので、本日公開の「輝ける人生」@KBCシネマ。

前にも書いたけど、映画はこういう中高年向けを攻めてきてますね。

「輝ける人生」ってタイトルを選んだ時点で、
来ているお客さんは一斉に中高年。
高齢のご夫婦とかとても年齢層が高かった。

きっちり家を守って夫婦仲もよく、順風満帆だったはずのサンドラ。
が、夫と親友の浮気が発覚。
ずっと会ってなかった姉の家に転がり込んで、
自由に人生を謳歌している姉との新しい暮らしが始まる。

そこには老いらくの恋とかもあって、
これまでの暮らしが実は夫にあわせて
好きなこととか封じ込めていたことに気づく。

主演のイメルダ・スタウトンはこれまでも何度も観た女優さんですが、
ダンスがキレッキレ。
「コーラスライン」のオーディションに受かったという設定がハマってます。
ダンスというものは、太ってるとか年齢とか関係なく
踊れる人は踊れるもんだ。
数々の賞を受賞した「ヴェラ・ドレイク」が未見なので
是非観たいわ。

相手役のティモシー・スポールも
ハリポタで何度も見た個性派俳優さんで、
サンドラの第一印象は悪かったけど、
だんだん愛らしく見えてくる。

予告編ではもっと歌とダンスいっぱいのミュージカル映画かと思ってましたが、
いくらかダンスがあるくらいで歌はありませんでした。
今のミュージカル多産に迎合してなくてそれはそれで良し。

ラストは泣けます。
信じて飛ぼう!