クリスマスの約束2013

録画をやっと見ました。
小田和正企画・演出・出演のクリスマス音楽番組。

今年のハイライトは吉田拓郎。
小田さんは拓郎さんのことを何度も「カリスマ」と呼びます。
二人はブレイクした時期とかは少し違うけどほぼ同時期。
拓郎さんの方が一つだけ年上なんだって。

sasaよりも少し上の世代で、
あの朴訥というか、ぶっきらぼうな歌、
今まで全く心に響くことはなかったんだけど、
いやあ、自分でもビックリよ。
今回は、どの歌聞いててもグッと来てしまう。

小田さんは昔っから憧れてたんだろうね。
どの歌の紹介でも「いい詩だよなあ」。
で、ほんとその通り。
『落陽』『りんご』は初めて聞いたのに胸打たれるし、
『今日までそして明日から』は聞いたことあるけど、
ライブの方がずっとよい。
そして『人生を語らず』で最高潮に。
越えて行けそこを
越えて行けそれを
今はまだ人生を語らず

グタグタ言ってないで、はいつくばってでも前へ進め
みたいなエールを送られた。

これね、その後の小田さんのインタビューでも
「あの拍手で、このまま行け〜!って思ったね」って言ってて、
誰に向けたメッセージかというと、
拓郎さんの復帰のチャンスにしたかったんだろうなって。
直接そうは言わなくても、拓郎さんを呼んだこと、
この歌を一緒に歌ったことに表れてるよねえ。

そしてメンバー変わって『PLEASE MR.POSTMAN』は英語で歌ったのに
『DAY DREAM BELIEBER』は日本語だったのよ。
もちろん訳詩は清志郎のね。
ここでも、きっと小田さんは清志郎と一緒に演りたかったんだろうなあって。

小田さんは男っぽい、熱い想いのある人だから
いろんなこと考えてこの場を作り上げたかと思うと、
グッときちゃいますよ。

年齢上がると涙腺弱くなって困りますなあ。

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