Author Archives: Sasa

四万十への旅

一度四万十川というものを拝見したく
2泊3日の四国旅。

去年と同じく大分からフェリーに乗って

道の駅に寄りながらひたすら走って
お宿は「四万十りばーさいど」さん。
ご夫婦されている民宿です。

窓からは四万十川が見えて

これこれ、お食事が目当てでした。
高知名物の、鮎の塩焼き、カツオの塩たたき、うなぎ、牛肉など、
名物が一気にいただけます。
美味しい家庭料理って感じでとてもよい。

お風呂もお願いすると外の大浴場にお湯を入れてくれます。

朝ごはんをいただいて

いざ四万十へ!

アフタヌーンティー@Bibury Tea Rooms


以前行ったことのある小郡のバイブリーティールームズさんが
ご近所に出来まして、
いつものマンションママと予約しました。
とても小さなお店なので、数人しか入れません。

まだまだ暑くて、最初にいただいたアイスティーがとても美味しい。

アフタヌーンティーってどこもお高いから
2段で2450円というお値段は良心的。
スコーンにもちゃんとクロテッドが添えられている。

量もたっぷりなので、スコーンのお持ち帰りもOKです。

万能グローブガラパゴスダイナモス 第31回公演 『ひとんちで騒ぐな』


■日時:2023年9月8日(金)19:00
■会場:西鉄ホール C列20番
■演出・作:川口大樹
■出演:椎木樹人 石井実可子 脇野紗衣 澤柳省吾
千代田佑季 青野大輔(万能グローブ ガラパゴスダイナモス)
土居祥平(土居上野:ワタナベエンターテインメント)
中村豪志(アンビシャスzero)

ガラパの初期作品の再演です。
テーマとか考えなくて良くて
ただただ笑っていればいい王道コメディ。
出世してると嘘をついて地元に戻り
実家には見知らぬ夫婦が住んでいて
立候補したくない幼馴染とその秘書とか、
ごまかしと見栄でドタバタドタバタ。

面白かったですけどね、
ガラパにはもう一押し期待しているものですから
ちょっと物足りなかったかな。
笑い続けているうちに
そこに温かい気持ちが流れているのが好きなのよ。

『星降る夜になったら』とか『月ろけっと』とか
最高だったけどなあ。
あと横山さんが育休中なのもパンチが足りなかったかも。

また次回に期待しましょ。

定期健診

今年もやってきました。
年に一度の定期検診。
数日前から気分は憂鬱。
当日も嫌なものです。

無事に終わって大変嬉しい・
健康のありがたさを思い返し初心にかえる日です。

NODA・MAP 第26回公演『兎、波を走る』


■日時:2023年8月22日(火)18:00 2時間10分休憩なし
■会場:博多座 2階B列サブセンター
■出演:高橋一生 松たか子 多部未華子
秋山菜津子 大倉孝二 大鶴佐助 山崎一
野田秀樹

いつも難しいNODA・MAP。
どうしようかなあと思っているうちに
結局チケット合戦には歯が立たず、
ギリギリになんとかご縁をいただいたので
不安を抱えつつ行ってきました。
このメンバーですからねえ、行かないのは諦めきれない。

「兎、波を走る」って諺らしいです。
野田さんご自身も最初は知らなかったらしく、
この芝居を書こうとした時に
この諺が向こうから走ってきたらしい。

いつも3階席が定番ですので2階は珍しい。
博多座の2階は見やすくて結構よいです。

前半、高橋さんが走ってなにやら早口で叫びたおし、
こういうのって野田さんが遊眠社のとき
「舞台に風を起こす」と言いながらやってたことですが
あーまたこういう訳わからん内容かあ、と気落ちしてたら
高橋さんの台詞が「何言ってるかわかんないでしょ?」
だったので、そうか、ここはわからなくていいんだ、
と気が楽になった。

兎といえば「不思議の国のアリス」。
ただ、今回は兎(高橋一生)を追いかけるのは
アリス(多部未華子)ではなく
アリスの母(松たか子)。

アリスがいなくなって兎を追えばみつかるかと
走って探し回るのです。
ドタバタやってるうちに
「38度線」って声が。

え?

子どもが行方不明、探す母、38度線…

そしてはっきり「拉致」という言葉が出てきた。

さらに、兎は「アンミョンジン」と名乗る。

ゾーっとした。
そうか、そういうことか。

アリスが袋に入れられて船に積み込まれるシーンまであって
どんどん鮮明になっていく。
嫌な雰囲気が立ち込める。

お話はさらに劇中劇というフレームに囲われてて、
アリスは見つからず、何の解決もしないまま
母の悲しみを残したまま終わる。

拉致問題は何の解決もせず、
今は連日ミサイルを発射されても「遺憾です」しか言えず、
日本人の怒りはどこにもぶつけられず
やるせない気持ちが充満。

いや、拉致問題については
sasa自身も「そういえば…」みたいな気持ちになっているのは事実で
今後どんどん忘れられていくかもしれない。

野田さんのテーマは「不条理」。
うん、伝わった。