◆日時:2011年9月28日(水)13:00
もちろん大入り満員の大千秋楽。
ステージも客席も気合い十分!
アドリブも満載!
まず、その気合いを見せつけてくれたのが、ロシュフォール。
最初にダルタニャンと剣をあわせるシーンで
いつも以上に強くカキーンと当てたから
折れた剣が高く飛んで宿屋の屋根の上へ。
意図せぬアドリブに。
昭和の歌謡曲っぽくてあんまり好きじゃない『クリスタルの天使』
もさとしさんの気迫がすごくて、拍手鳴り止みませんでした。
『コンスタンス』では、遂にダルタニャンがジェイムズとキス!
だけでなく、酒場の男色の客(藤田さん)とまでキス!
会場オオウケの大サービス☆
座長が調子に乗ってお面をリシュリュー卿の頭に強くこすりつけるから
リシュリュー卿、苦笑。早々に退散。
個人的にフフっとしたのは、
ポルトスがアトスに言う台詞で「お前の若い頃にそっくりたい」と
博多弁「たい」を入れてみたのに、誰も拾ってくれなかったところ。
カテコでカズさんが岸さんのことを「いくらウケなくてもやり続ける忍耐の人」
と言ってただけのことはあるね。
千秋楽の面白いのは、観客はほとんどがリピで、
何度も観て本来の台詞や流れを熟知しているからこそ、
この日だけのアドリブに敏感に気づくところ。
ちょっとした違いにも、みんな反応するもんね。
今日の発見は、女性陣3人での『愛こそが命』の
アンヌの歌がいい。
実は、シルヴィア姐さんの声質があまり好きではなかったんだけど、
この作品の曲はどれもぴったりな気がする。
お上品なルイとのデュエット曲もよいし。
まだまだ見落としや理解不足も多々ありますが、
泣いても笑ってもこれにて大千秋楽。
あれだけ、とんがった剣を振り回しながら、
怪我もなく無事に座長をやり遂げた王子に拍手☆
演技も歌も人としても素晴らしいお方であることを再確認いたしました。
お疲れさまでした。






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