屋久島に向かう前から縄文杉登山についてはとても心配で、
宿のご主人(普段ガイドもされてます)にメールで相談していました。
「普段運動してないし、おばあちゃんもいるんですが、
大丈夫なもんでしょうか?」
お返事は
「縄文杉に会いたい!という気持ちがあれば大丈夫です。」
実際、やってみてナルホドと思いました。
縄文杉登山に一番必要なのは、普段の運動とか体力とかよりも
絶対に会うんだという気持ち!です。
11時間の道のりは長いし、きついし、
いつまで続くんだろうと気が遠くなるけど、
それでも、絶対に縄文杉に会うんだ!という気持ちのみで歩きます。
途中で、やめたいなあと思わないこともないけど、
もしここで、やめて帰ったりしたら、
きっと這い上がれないくらい落ち込むのはわかっています。
じゃあ、あきらめずに前へ進もう!となるのです。
宿に帰ってからご主人に
「途中で帰ってたら自己嫌悪で立ち直れなかったと思います。」
と話したら
「そういう風に思う人はちゃんとゴールできます。
途中であきらめる人は、もともとの気持ちが違うから
自己嫌悪にはなりません」って。
そして子どもは、急な山道は問題ないけど、
長いトロッコ道で飽き飽きしてグズる子がいるそうです。
でも、長男も次男も一言も愚痴ったり、グズッたりすることなく、
ゴールまで気持ちよく歩きました。
最後まで投げ出さずやり遂げる子に成長していることも
ササには嬉しかったです。
縄文杉登山をやり遂げたことは、達成感・充実感から
大きな自信につながります。
そうしたことも含めた縄文杉のPowerなのでしょう。
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