Category Archives: おでかけ・イベント

オリンピック開幕☆

オリンピック開幕☆

早速大好きな体操がスタートして、深夜まで観戦。

まずは予選ですが、
エース橋本くんの調子が悪い。
ちょっと前に負傷して、NHK杯も出てないから
嫌な予感はしてたのですが、
他のみんなが決めてくる着地が決まらない。

それどころか、得意の鉄棒で大きく前に出て手をつく。

これで鉄棒種目別の決勝進出が消えました。
連続金を狙ってたのに。

他のメンバーは結構調子よくて、
最年少の岡くんも美しい演技を続けている。
みなさん、橋本君の不調にはあえて触れず陽気にふるまっている。
橋本くん、ひとり凹んでいる。

そして、ライバル中国はとてもきちんと端正な動き。
日本は技を入れ過ぎるとどうしても粗くなる。

素人があれこれ言わなくても
追い込まれたりピンチの経験は山ほど超えてきた橋本くんだから
振り切ってくれることを願うのみ。

パリとは昼夜逆なので、夜観戦できるのは嬉しいけど
寝不足は翌日の仕事がつらいなあ。

安野先生のふしぎな学校


北九州市美術館で開催の「安野先生のふしぎな学校」
初日にうかがいました。


記念講演会「安野光雅の世界」を拝聴したくてね。
津和野町立安野光雅美術館館長の大矢鞆音氏の講演です。
もと出版社でバリバリにされていた方で、
一度に3つの館の立ち上げも行ったらしい。
今はかなりご高齢です。

基本的には安野先生の思い出話を語られました。
安野先生はとにかく企画やさん。
いつも自分より先に面白いことを考えていたそうです。

そのお話の通り、展示も面白かった。
安野さんが教員だったことから、
展示を「こくご」「さんすう」などの学校の授業科目ごとに仕立ててあって
正直、そんなくくりはなくてよかったとは思いましたが、
絵自体にストーリーがあるし、
ただの絵ではなくて、だまし絵だったりかくし絵だったり
楽しめます。

特に面白かったのがグリム童話の作品たちで、
原本のお話に並べるカタチで
人間の文字の読めないキツネの父親が
絵本の絵を観ながら自分の好き勝手な解釈で子ギツネに読み聞かせる。
みなさん、じっくり読んでました。

今どきには珍しく、撮影できるのはほんの少し。

磯崎新作の北九州美術館はとても素敵な建物なのですが、
小高い丘の上にあって下界とは異なる世界にあります。

食事できるところもないので、
2階のカフェテリアで割高のカレーランチ

あじさいドライブ

6月末の久しぶりのドライブ。

早いですねえ、もう半年過ぎた。
信心深くはないけど、これだけは続けている夏越大祓。
ほんとは6/30ですが、当日行けないので事前にお願いに。

いつもの長い階段上り切ったぞ。

お詣りを済ませて
神社から下る途中に「あじさい園」がありまして

ただ、こちらは結構枯れているうえに、あじさいパラパラ。
葉っぱの緑の方が多くてあじさいの存在感が今ひとつ。
あじさいって群生してないと映えないのね。

お昼は初の「中るラーメン」さん。
久留米ならではのこってり系ではなく、

最近はこういう透明スープタイプが好きです。

お次は、別名あじさい寺ともいわれる「千光寺」さんへ。

ピークは過ぎていたとはいえ、見ごたえ十分。

満開の時はさぞや圧巻なことでしょう。

自然めぐりはピーク時にタイミングをあわせるのが難しい。
年間スケジュールが必要だなあ。

#千光寺 #あじさい #久留米 #ラーメン #中るラーメン

福岡市美術館「ADAPTATION – KYNE」


■会場:福岡市美術館
KYNE(キネ)ってアーティストご存じですか?
1988年生まれだから36歳くらい。
アパレルブランドとのコラボレーション、CDジャケットのイラスト、
広告など、国内外で注目されてるらしい。
いかにもイケてるアーティスト。
とはいえ、大学時代は日本画で、文化や時代のエッセンスを取り入れ
この世界になったらしい。

まっすぐこちらを見つめるクールな女性。
かっこいい。
意思が強くて媚びない。

若者が憧れるだろうなあと思う。
意味わからない大人に屈さない。

が、いい大人からすると、
いや、屈さなきゃいけないことっていっぱいあるのよって。
これから生きていくいはいろいろあるさって思う。

この女性たちのように生きられたらかっこいいだろうとは思うけど
共感するには人生経験積み過ぎた。

彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd Vol.1「ハムレット」

■日時:2024年6月16日(日)12:30
1幕1時間45分 休憩15分 2幕1時間35分
■会場:北九州芸術劇場 大ホール
■演出:吉田鋼太郎
■出演:柿澤勇人、
北 香那、白洲 迅、渡部豪太、豊田裕大、櫻井章喜、
原 慎一郎、山本直寛松尾竜兵、いいむろなおき、
松本こうせい、斉藤莉生、正名僕蔵、高橋ひとみ
吉田鋼太郎

とにかくカッキーブラボー!
素晴らしかった。
2月の「オデッサ」といい、カッキーすごい役者さんだ。

気持ちいいのは、
めんどくさいシェイクスピアをさらっと演じてるところ。
蜷川シェイクスピアといえば藤原竜也さんで、
sasaはあの力のこもった発声が得意ではない。
シェイクスピアだからあれくらい芝居っぽい方がよいのかもしれないし、
蜷川さんの指導はそうだったのだろうけど、
聞いてて疲れる。

カッキーは「なんでもないよ~」って風に
普通のお芝居のよう。
四季仕込みの?滑舌の良さで、台詞が聞き取りやすいし、
自然にわかりやすく伝えてくれる。

乱れた髪に白いレース風のシャツと黒パンツが
品格と色気があって美しい。

あんなに長い上演時間だったのに
ずっとカッキーに惹きつけられていた。

こんなに分かりやすくしてくれたのは
吉田鋼太郎さんの演出も大きいよね。

オフィーリアの北 香那ちゃんの狂気も
全身で表現していて動きがきれいだなあと思ったら
やっぱりバレエやってたのね。
あれはダンサーじゃないと成立しない狂気だった。

客席下りも結構あって、みなさん走り抜けるスピードが速く
颯爽としててかっこいい。
吉田クローディアスは客席に椅子を置いて
観客と一緒に舞台上の劇中劇を観るのですが、
自分の罪を暴く芝居を観たクローディアスの表情が
どんな風に変わるか観たいのに後ろ姿なので見えず。
ここ残念だった。

ラストの舞台に一人横たわるハムレットもとにかく美しく、
これからどんどんシェイクスピア出演するだろうなあ。
満員御礼、カテコはスタオベ拍手喝采☆