Category Archives: ミュージカル・お芝居

『ファンタスティックス』予習☆

fantasticsbook

秋の遠征に備えて、そろそろ予習も始めないと☆
3回観るとはいえ、貴重な観劇ですからね、
最大限に楽しみたいものです。
ミュージカル『ファンタスティックス』の台本と歌詞が全て掲載されている本を
楽天ブックスにて購入しました。

台本なんか読んだら、台詞もストーリーもすっかりわかっちゃうから
実際のステージが面白くないんじゃない?
な〜んてことは全くありません。
ストーリーを理解してからのお楽しみがミュージカルの醍醐味ですからね。
3回観るけど、それ以上は確実に観られないわけだし、準備は万全に!
はりきって予習いたします♪

ファンタスティックス

ファンタスティックス

価格:1,680円(税込、送料別)

シャオチャンコメント発見☆

もお、まったく、このコメントってどこで公開されてたんだろう?
Toutubeでたまたまみつけた『ファンタスティックス』出演者コメント。
出演者が少ないので、全員がコメント動画を出しているようです。
シャオチャン、一生懸命しゃべってくれてますねえ。

☆亜門版ミュージカル ファンタスティックス 蔡 暁強コメント

ササがいつも騒いでいるシャオチャン、
ダンサーですからね、このPVでは魅力は伝わりませぬ。
踊っているシャオチャンを観ないと!
みなさん、10月は『ファンタスティックス』へGO!

おまけにね、前回公演は王子が出演しているので、
イメージPVには王子満載ですのよ。
ちょっと若くて、素な王子も素敵♪

【ファンタスティックス】Try to Remember

『ファンタスティックス』トークイベント決定

ミュージカル「ファンタスティックス」の
トークイベント開催が決定いたしましたぁ。

日程をチェックするまでドキドキ…。

やったあ☆
ササが観劇する10月24日が予定されてます!
3日連続でチケット取った甲斐があったぞ〜!

「登壇者は近日公式HPで発表いたします。」
もちろん、最大の関心はシャオチャンの出演。
ミュート(黙者)役だしなあ、
ステージでは一言もしゃべらないから、
きっと苦手だろうけど、トーク聞きたいなあ。

「さらにさらに、公演期間中の土曜の夜は何かが起こる!」
残念!
土曜は行くけど、マチネです。

「下記公演終演後、そのままのお座席でご観覧いただけます。」
ひえ〜!!!
ササの24日のお席はステージシートですぞよ。
ステージ上でのトークショー拝見ですか?
緊張しますぅ…。

ナイロン100℃「2番目、或いは3番目」

Nylon

日時:2010年7月31日(土) 18:00開演
場所:北九州芸術劇場 中劇場
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:犬山イヌコ みのすけ 三宅弘城 峯村リエ 大倉孝二
   松永玲子 村岡希美 藤田秀世 長田奈麻 喜安浩平
   白石 遥 伊与顕二 斉木茉奈
   客演/小出恵介 谷村美月 緒川たまき マギー

はじめてのナイロン、4列目センターという良席をお譲りいただき、
ケラワールド楽しませていただきました。

開演時間となって照明が落ち、ボンッと明るくなった舞台には
3人の登場人物。
この時点で、セットも衣装も照明もすっごくきれい。
ササが好きな世界が広がりそうな予感。

廃墟となった町を救おうとやってきた上流階級風の5人。
彼らの町も同様に廃墟なのだけど、
「この町の方がひどい。この町の方がかわいそう」
と思う事で自分が優位に立とうとする。
でも、意外に元気で楽しそうなこの町の住人。
出ないと期待してひねった水道からも、普通に水が出る。
「持って来てあげた」「きっと喜ぶはずの」フランスパンは
カビだらけで誰も受け取ってくれず、
逆にモグラやおかしな虫の料理でもてなされて、
悲しいかな、こっちの方がずっと美味しく豊か。
最悪ではない、「2番目、或いは3番目」であることで、
なんとか持ちこたえようと思って、ここまでやって来たんだけどね。

まずは、ナイロンって役者さんがすごいのね。
客演含めて17人の役者さんが入れ替わり立ち替わり登場するんだけど、
どの役者さんも、その演じるキャラクターも見応え十分。
それぞれに個性が強くて楽しめるから、全く見飽きない。

この作品、
1幕 1時間45分
(休憩 15分)
2幕 1時間20分
で、計3時間20分もあるわけですよ。
こんなに長いってこと、会場ではじめて知って、
え?ストレートプレイでこの長さは無理かも…と思いながら
客席についたのですが、全く問題なし。

大倉さんと犬山さんは、一体何なの?と聞きたくなるくらい
強烈なキャラクター。
あんまりわけわかんないから、台本どおりなのかアドリブなのかも不明。

そして緒川たまきさん、素晴らしい。
立ち姿には華があるし、恐ろしく滑舌が良くて台詞がとてもきれい。
動じることなく、しっかりどっしり演じてくれるので、
観る方も、安心してお話に入っていけます。

お話の方もね、阿佐ヶ谷スパイダースには玉砕したけど、
ナイロンは台詞が楽しく、テンポがよく、笑いも多く、
しっかりついていけました。

白いニョロニョロとか、小出くんの豹変ぶりとか、
モロモロの伏線がおさまらないままに終わり、謎は謎のまま…。
ケラ自身が「私ゃ社会派とかそういうあれではないし」と書いているので、
テーマも受け取れるだけ受け取ればいいのかな…と。
とにかく、面白かったからいいや。

映画『おのぼり物語』

onobori2

さて、映画『おのぼり物語』自体についても書かなきゃね。
実はササ、今日もまた観に行ったのです。
というのも、実は昨日は映像トラブル多発で上映が何度も中断し、
挙げ句になんとエンディングも観られず、
王子に会えてご機嫌だった観客からも軽くブーイングが出て
リピートOKのサービスが出たのでした。
なんか消化不良の気分だったので、今日無理矢理リピ鑑賞。

王子が昨日うっかり失言した
「たいした映画ではありません」は確かです。
映像も家庭用ビデオみたいな感じでブレブレだし、
凝った仕掛けや大事件もなく、
王子自身も全力投球した渾身の作品ではないと思う。

でも、その分、観る側もかなりリラックスして自然に楽しむことができますよ。
舞台の時は役者さんの本気度合いも伝わってくるから
こっちも全力で観てどど〜っと疲れちゃうでしょ?
そんな気遣いとエネルギーは不要です。

そして実際、ストーリーは気をてらったところがなく、
泣かせようという姑息さもなく、
グッとはくるけど、ウルウルとならないさじ加減が結構好きでした。
生きていくって、そんなに何でもうまくいかないし、
ドラマみたいな大事件も起きないし、
日々の日常の積み重ねですもんね。
その中で、本人なりに悩み、悲しみ、怒り、喜び、進んでいくわけですから。

役者さんも大人気キャストってわけじゃないのに、
それぞれなかなかの味わい深い。
まあ、八島智人さんは際立ってますが、
お父さん役のゴンチチ松村さんも初演技とは思えない、味のあるお父さん。
相手役?の肘井美佳ちゃんもすごく良かった。
見栄っ張りで嘘つきの同級生役なのですが、
ちょっと性格悪い役なのに、とても愛らしい。
はっきりした目鼻立ちで表情にインパクトがあるし、
台詞もズボッズボッと体当たりで入ってきます。
なかなか気になる女優さんですねえ。

どうしてこのお話を映画化したのか、
どうして王子がこの役を演じたのか、
は結局よくわかりません。
歌も踊りもないし、冴えない役だし、王子との接点といえば
「おのぼり」であること、アーティストであること、かな。
王子ファン以外が観る理由は考えられないかも。

でも、全編ほとんどず〜っと出てるので、
王子が観られる☆という理由だけでファンには十分かな。
実際、ササは二日連続で観ても楽しめましたから。
自転車に乗るシーンが何度か出てくるのですが、
なかなか良いですよ♪
王子ってこういう風に自転車こぐのね、とか
彼女とこんな風に2人乗りするのかな、な〜んて想像したりして。

王子ファンなら観て損はなし!