Category Archives: ミュージカル・お芝居

劇団四季『エビータ』

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いやあ、今日はほんっと家から一歩も出ずにダラダラ過ごすつもりだったのよ。
それがさあ、今朝ネットをチェックしたら
・なんと!最前センターのお席
・それも大幅ディスカウント
のチケットをみつけちゃったのよ。
もともと
・大好きなアンドリュー・ロイド・ウェバー作品である
・この作品を最後に四季はシティ劇場を撤退する
・野村玲子さんを初見できる
から、C席でも取ろうかと迷ってたし。

言い訳はこのくらいでいいかしら?
結局のところ観に行ったわけよ。

◆日時:2010年5月3日(月・祝)13:00
◆場所:福岡シティ劇場
◆キャスト
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感想はね、思い切って行って正解でした。
やっぱりササはアンドリュー・ロイド・ウェバーの作品が好き☆
どの曲もすんなりといかずひねりが効いてるの。
アンドリューさん意地悪してるの?っていうくらい、音の上下移動が凄まじい。
その分、聞いてる方は予想できないところに転がるメロディーを楽しめるし、
キャスト同士の歌の掛け合いも絶妙。

野村玲子さんについては、あんまりいい評判聞かないけど、
ササは好きでしたよ。
あんなに難しい歌を正確に歌える人ってそうそういないんじゃないかな。
確かに見た目の高齢感は拭えないし、声が少し割れてるような気もしたけど、
オペラ座のクリスティーヌ演じる訳じゃないんだから、
多少年齢いってても気にならないし、強く風格ある方がいいと思う。

そして、チェの芝さん、歌の上手さも存在感も素晴らしいですね。
黙ってエビータやペロンの様子をうかがっている時も、
なにか企んでいるようないやらしく怪しい立ち姿。

やっぱりササはCFYのようなただただ面白おかしい作品より、
このくらいストーリー性のあるミュージカルが好きだなあ。
それに最前列というのは、
ほんの2m先くらいで役者さんたちが全身全霊で演じているのを
目の当たりにするわけですから、
当然こちらに届くパワーが違います。

今日はありがたいご縁に感謝☆でした。

シャオチャン舞台に思う

シャオチャンの舞台についてもう少し語ってよいかしら?

遠征はキマリ!として、何回観るか考えてるの。
1回目はシャオチャン出演シーンを確認するだけで終わる可能性が高い。
心を落ち着けて楽しめるのは2回目からよねえ。
今回は1泊して、マチソワの2回?
マチソワマチというのも考えるけど、
せっかくだからと調べてたらソニン出演の『RENT』も同時期なのよ。
『戯伝写楽』のソニン花魁の評判も良かったし、
久しぶりにソニンちゃん観たいよ〜!
『RENT』は王子も出てみたかった作品のようだし…。
「尽きる事の無い欲望」は困りものね。

それと期待してるのが福岡公演。
「ファンタスティック」公式HPに「東京公演」って書いてあるの。
ってことは他公演もあるかも?
福岡じゃなくても北九州芸術劇場なら期待できそう?
な〜んて勝手に思ってるんだけど…。

祝☆シャオチャン舞台

昨晩シャオチャンファンのマダムからメール速報をいただき、
万里生くんのブログで確認。
一気に血が上昇しましたわ。
でも、ブログ更新頻度の高い神田沙也加ちゃんも
シャオチャン自身も発表しないから、ちょっと待ってました。

今日、沙也加ちゃんブログでも公開されたからもういいよね。
じゃじゃ〜ん!
シャオチャン、
ミュージカル「亜門版 ファンタスティックス」にご出演になります!
パチパチパチパチ〜♪
それも、今回はプリンシパルですぞ〜!
役は「黙者(ミュート)」。
いかにも怪しげでシャオチャンにぴったりではないですか!
そして「必要に応じて自ら壁や木などに扮して」らしいです。
ますます、よいわぁ、
ササ、普通の人間じゃないシャオチャンが見たいですもの。
シャオチャンの「木」…うわぁ〜どんなことになるのでしょう?
その美しさを想像するだけで、ゾクゾクしてきちゃいます。
でも、黙者ってことは歌も台詞もないのかなあ?

シャオチャン確実に階段上ってますね。
あのダンスで周りが放っておくわけないもんね!

さあ、これで秋の遠征はキマリ☆です。

博多座スイーツその2

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今回、幕間にいただいたのはBOTTEGA OTTOさんのエクレア(210円)。
クリームの上にチョコフレークが散らしてあります。
ふんわりの皮と柔らかいクリームにフレークの食感がシャリシャリ。
小さめサイズでペロリでした。

いつもおひとりさま観劇のササですが、
今回はまたまたシャオチャンファンのマダムとご一緒。
幕間はおやつ&Fans’ talkタイムとなりました。
シャオチャンの次回公演について、Vについて
『ブラッド・ブラザーズ』について…などなど
話したいこと、聞きたいことはいっぱい☆
マダムは密度とキャリアがササよりはるかに高く、博識なので、
とても勉強になります。
休憩の30分は美味しく楽しくあっという間に過ぎていきました。

ミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』2回目

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■日時:2010年4月27日(火)13:00
◆会場:博多座
◆出演:藤岡正明、田代万里生、鈴木亜美、金志賢、下村尊則ほか

『ブラッド・ブラザーズ』2回目、藤岡×田代のヤングチームです。

やっぱ2回目って全然違うわぁ。
1回目はね、お話を理解しようと頭が一生懸命考えている状態。
きっと観る方としてもそれなりに緊張してるんだと思う。
それが、2回目は余裕ができてゆったり感じる体勢なの。
だから台詞が頭ではなくて、心にしみ入るって感じ。

で、今回の注目はヤングチームのミッキー&エディ。
ミッキー藤岡くんはサイゴンのクリスで観ていて、
風貌がごっついのが苦手だけど、声はかなり好き♪
今日も子どもにしてはがっしりした体格が気になりつつも
声が良いし歌が上手。
Wの相手が武田真治くんだから厳しいだろうなあと思ってたけど
結構迫ってましたよ。

そしてエディ田代万里生くん、ササ初めてお目にかかります。
さすがに若いので、7歳の役が岡田さんよりずっと自然。
目の色も青いんじゃないかと思うくらいイギリス人の役が似合ってます。
笑うとね、すっごく大きな可愛らしいエクボが出来るのです。
で、歌は2幕にソロが1曲だけあって、これがねえ…
ホンモノが本気出すと違うぞ!というところをみせつけてくれました。
歌を専門にやるってこういうことなのねって。
特に高音が高貴な美しさ!
王子から浮気する気は毛頭ありませんが、
王子の次を行くのは万里生くんに間違いないでしょう。
実際『エリザベート』のルドルフに入ってるしね。

もともと歌が少ないし、派手さもないのですが、
どの曲もメロディが素敵。
耳によく残ります。
子どもたちがワイワイ歌う「指をクロスにして〜♪」の歌なんて結構お気に入り。
ササも、ふと気づくと指をクロスにしてたりします。

1回目では見えてなかったこと、聞こえてなかった台詞が
今日はいっぱい入ってきました。
観劇は回を重ねる事が大切だと再確認。