Category Archives: ミュージカル・お芝居

限定配信「The Phantom of the opera」

日曜日ロンドン時間am11:00まで限定配信。
↑ごめんなさい。日本時間月曜日午前3時に訂正いたします。

ラミンPhantom×シエナクリスティーヌで歌完璧⭐︎

さらにはラウルまできちんとカッコいい。

これはお宝です。

https://www.youtube.com/watch?v=nINQjT7Zr9w

岡村ちゃん×ケラ


《NHKFM》全国放送 2020年5月3日(日・祝) 午後10時00分~午後11時30分

先日岡村靖幸の投稿してたら、
あらあら ケラと共演ですって。

2020年5月3日(日・祝) 午後10時00分~午後11時30分

トモフスキーと伊坂幸太郎も繋がってたし バンド時代はケラの事務所に所属。
気になる方同士は実はお仲間。

毎日が千秋楽だと思って演じなさい

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO56978470Z10C20A3000000?channel=DF120720172677

王子の記事です。
沈黙を保っていた王子も遂に発信しましたね。
自分はともかく、周りの方の状況から言わずにはいられなかったのでしょう。

時を同じくして、話題のワニさんの最後の日。
何も知らずに無邪気に普通に毎日を送ってきたワニさん。

そして奇遇にも3/20はサリン事件、西方沖地震の日。

1日1日を大切にと改めて思う日となりました。

舞台『天保十二年のシェイクスピア』


■日時:2020年2月17日(月)13:00
1幕13:00-14:40 20分休憩 2幕15:00-16:35
■会場:日生劇場
■作:井上ひさし
■音楽:宮川彬良
■演出:藤田俊太郎
■出演:高橋一生 浦井健治 唯月ふうか 辻󠄀萬長 樹里咲穂
土井ケイト 阿部裕 玉置孝匡 章平 木内健人
熊谷彩春 梅沢昌代 木場勝己

とにかくチケットが取れなかった。
3回落選して4回目にてやっとゲット。
ミューファンとしては、浦井君観たいなあくらいだったけど、
この激戦の原因は確実に高橋一生くんでしょう。

で、実際その一生くん素晴らしかった。
以前、第三舞台の客演で観たことあったけど、
あの時はあくまでもゲストだもんね。

今回は主演=座長。

一生くんってテレビでは小さめの声の
皮肉屋さんとかメンドクサイキャラよね。
それが今回は発声も動きも舞台スケール。
全然変えてきてます。
ものすごく声は通るし、動きは疾風のごとしよ。

前日ディズニーで遊びまわってて
寝落ちを覚悟しておりましたが、
一生くんの歌で吹っ飛びました。

とんでもなく歌が上手です。
三世次という、醜い顔と身体、歪んだ心を持つ男。
卑屈さと狡さも含ませながら悪党の勢いもある。
その歌があまりにも上手で、色っぽくて
口がポカンと開いたまま最後まで聞き惚れた。

まだかなあと結構遅れて登場の健ちゃん、
茶髪のサラサラロングヘアにお着物がとても似合う。
登場した瞬間からパーッと場が輝くの。
王次という役名の通り、プリンス!スターの華がある。
殺陣もカッコよくてねえ。

お話自体はシェイクスピアの37作品全てから
台詞を入れようという試み。
リア王をメインに組み立てられていて
そこにロミジュリとかハムレットとか。
ハムレットの例の名台詞の歴代の和訳
(坪内逍遥から松岡和子まで)を
健ちゃんが一気に述べ立てる。
ここ面白い!

「シェイクスピアがいなかったら…」という、
去年の映画『イエスタディ』のビートルズと同じ発想。
それを1974年に井上ひさしは発想してたのね。

今回東京で観た3作品。
どれも休演になりました。
それぞれ面白かっただけにとても残念。
が、もっと悔しいのは演者さんたちの方だよね。

貴重な公演を観られたことに感謝☆

舞台『グッドバイ』


■日時:2020年2月15日(土)17:30
■会場:日生劇場 2列11番
■原作:太宰治
■脚本:ケラリーノ・サンドロビッチ
■演出:生瀬勝久
■出演:
藤木 直人 : 田島周二 役(文芸誌「オベリスク」編集長)
ソニン : 永井キヌ子 役(闇市のかつぎ屋)
真飛聖 : 田島静江 役(田島周二の妻)
朴璐美 : 大櫛加代 役(内科医、田島の愛人)
長井短 : 水原ケイ子 役(挿絵画家、田島の愛人)
能條愛未 : 青木保子 役(美容師、田島の愛人)
田中真琴 : 草壁よし 役(百姓の娘、田島の愛人)
MIO : 田島幸子 役(田島周二の娘)
YAE : 田島福子 役(田島周二の娘)
入野自由 : 清川 役(文芸誌「オベリスク」編集部員)
小松和重 : 水原健一 役(水原ケイ子の兄)
生瀬勝久 : 連行 役(小説家)

ケラの作品をケラ以外の人が演出する
ケラクロスシリーズ。

初演のケラ自身の演出も観ております。
仲村トオル×小池栄子が
今回は
藤木直人×ソニン。

小池さんが怪力大食い女キヌ子を見事に演じたので
あれは超えられないかなあと思ってたら
さすがはソニン、遙かに超えて行きましたよ。

モンペ姿で足広げて大食いしながら登場。
品のないダミ声、金にうるさい。
可愛いソニンがここまでやるか!っていう突き抜け方。
そういえば『ペテン師と詐欺師』の時の
ぶっちぎりの豹変ぶりもカッコよかったもんなあ。
そんなキヌ子だけに、田島への不器用な恋心が
なんとも愛らしい。
いつも裏切らないなあソニン。

と、ソニンに大満足は良かったのですが、
演出がなあ。
アイデアが凝らされているのはわかるけど
上下2階で場転換するのが、見えにくい。
プロジェクションマッピングも道具たちも
繊細な美しさが足りない。
ケラがどんなに緻密に計算して作り上げてたか
その差は歴然なのよ。

役者さんとしての生瀬は、我が物顔で舞台を行き来し、
俺の舞台だと言わんばかりの演技には
主役でもないのにどっしりした存在感で
安定させてくれてたのだけど…。

昼の『ねじまき鳥』で
村上春樹の原作をインバル演出が昇華させたことを考えると
これまた
舞台は演出家で決まる
ということを改めて感じた1日だったのです。