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メリポピ〜!

今日は平日の祝日、それも金曜日という超貴重日。
というのもユナイテッドシネマの会員の割引デーなのよ。

で、2往復して観たわけだけど
メリポピの告知を見つけました。

メリポピはエミリーブラント、ベンウィーショーはバートかなあ。

そして、コリン・ファースも出るぞ〜!

必見だ!

映画「輝ける人生」

映画の日でしたので、本日公開の「輝ける人生」@KBCシネマ。

前にも書いたけど、映画はこういう中高年向けを攻めてきてますね。

「輝ける人生」ってタイトルを選んだ時点で、
来ているお客さんは一斉に中高年。
高齢のご夫婦とかとても年齢層が高かった。

きっちり家を守って夫婦仲もよく、順風満帆だったはずのサンドラ。
が、夫と親友の浮気が発覚。
ずっと会ってなかった姉の家に転がり込んで、
自由に人生を謳歌している姉との新しい暮らしが始まる。

そこには老いらくの恋とかもあって、
これまでの暮らしが実は夫にあわせて
好きなこととか封じ込めていたことに気づく。

主演のイメルダ・スタウトンはこれまでも何度も観た女優さんですが、
ダンスがキレッキレ。
「コーラスライン」のオーディションに受かったという設定がハマってます。
ダンスというものは、太ってるとか年齢とか関係なく
踊れる人は踊れるもんだ。
数々の賞を受賞した「ヴェラ・ドレイク」が未見なので
是非観たいわ。

相手役のティモシー・スポールも
ハリポタで何度も見た個性派俳優さんで、
サンドラの第一印象は悪かったけど、
だんだん愛らしく見えてくる。

予告編ではもっと歌とダンスいっぱいのミュージカル映画かと思ってましたが、
いくらかダンスがあるくらいで歌はありませんでした。
今のミュージカル多産に迎合してなくてそれはそれで良し。

ラストは泣けます。
信じて飛ぼう!

映画『カメラを止めるな!』

ずっと見たくてやっと行ってきました。
映画スクールの作品がクチコミで話題となり、
チケットがソールドアウト。
東京では行列が出来ていて、
福岡でも公開となりました。

CMの後になんとなく始まり、
いきなりスプラッタな血まみれ。

途中お腹が痛くなってきて、
どうしようかと思いましたよ。

が、結果とても面白かった!

最初B級作品と思ってみてたら、
実は緻密に構成されてます。

ネットでレビューを検索しても、みなさん
「ネタバレになるので書けませんが面白かった」
というコメント。

その意味がよくわかりました。

なので、sasaも内容については書けませんが、
もやもや気になってた映画だし、
見てよかった。スッキリ☆

機会があれば是非!

映画『追想』

CMなんて見たことないのに、
劇場には列が出来ていました。
みなさま、原作者のイアン・マキューアン目当て?
年齢はお高めです。

原題は『初夜』らしい。
結婚式を終えてホテルで食事し、初夜を迎える2人を描きながら
それぞれの生い立ちや家族、2人の出会いなどが
少しずつ追想されて、観客もだんだん様子がわかってくる。

きっと時代背景が大きく関係しているのでしょう。
今より家庭環境の違いが大きい時代。
それでも乗り越えられるほど愛し合っていたはずなのに…。

う~ん、なんとか乗り越えられなかったのかなあ。
それほどに純粋だったということか。

少女のフローレンスがベッドに横たわるシーンがあって
んん?これは父親からの性的虐待?と思わせぶりだったのにもかかわらず、
父娘のその辺の関係性は全く出て来なかったのですが、
後から調べてみると、原作ではやはりその過去があるらしい。

なんとかなりそうなもんなのに、
と思ったけど、
実は様々なズレが積み重なっていて、それは修復できるものではなく、
一番好きな人だったからこそ、やはり無理だったのかなあ
と自分を納得させたりしている。

映画「万引き家族」

やっと観ました。
話題のパルムドール受賞作品。

いやあすごかった。
ズシーン。
終演後、身体が重たくて…。

ネットでも書かれてたけど、
最初はモジョモジョ台詞がはっきりしなくて
何言ってるかわからない。
が、そんな中でも話に入り込む。

ケイトブランシェットが絶賛した
安藤サクラの泣きのシーン。
ここはもちろん、連れて来た女の子をぎゅーっと抱きしめるとこも
安藤サクラ、スゲ〜!
下着とかうつぶせで裸のシーンもあるんだけど、
ほどよく肉がついててすごくいい身体。
美人じゃないのに色っぽい。

子役の2人もすごいし、
端役まで、池松壮亮君とか、高良健吾とか、池脇千鶴ちゃん
緒方直人くんとか森口瑤子さんとか
贅沢な役者陣。
みんな是枝監督作品なら出たいって思ったんだろうね。

無駄話だけど、
緒方くんのお父さんの遺影は山崎勉さんではなく
緒形拳さんが良かったんじゃない?

お話は現代社会の問題がてんこ盛り。
問題満載の汚い家がワイワイよさげに見えて、
こぎれいなごく普通の家が虚しく見えてくる。

最後に安藤サクラが言う台詞がまた泣かせるんだよ。
「すごい楽しかったからさあ、こんなんじゃお釣りがくるくらいだよ」

幸せのカタチは人それぞれ。
周りがとやかく言うことではなく、
あくまでも本人のテリトリーなんだ。

で、ズドーンときているsasaとは違って
一緒に行ったお友達はピンとこなかった様子。
これも、響くかどうかは人それぞれってことだなあ
と思ったのであります。