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DVD『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』


午後だけですが、家で1人という夢の時間ができ、
近所のレンタルショップで借りて来ました。
見とかなきゃね、と思っていた
『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』。

政治や歴史に疎くても
サッチャーの人となりがメインだったので問題なし。
原題が『THE IRON LADY』なのに、そこに邦題『〜の涙』
と加えたところがくどいなあと思いましたが、
それくらい、「鉄の女と言われてても、
ちゃんと人間らしい部分もあったのよ〜」が前面でした。

「苦渋の決断をし」が何度も出て来ますが、
トップはこれができるところがすごいよなあ。
あんなに遠くのフォークランドに軍を送るとか
金持ちも貧乏人も税を一律とか、
思い切ったことをしないと改革にはならないし、
失敗すれば大惨事になるし、
絶対にこちらが正解!というものがない物事について選択をするのは、
思い切りというか、ある種の駆けのようなものなのだろうか。
考える時間が長過ぎてなかなか決断できないsasaには絶対無理!
いや、誰からもそれを求められてもいないけどね。

内容云々より、見どころはメリル・ストリープよね。
あんなに個性的な顔立ちなのに、
しばらく見ていると、それがメリル・ストリープであることを忘れ、
すっかりサッチャーにしか見えなくなっていた。

先日、『31年目の夫婦げんか』の試写を見ましたが、
こちらもトミー・リー・ジョーンズとの掛合いが絶妙で、
コミカルながら切なく、ほんとになんでもできる女優さんだよねえ。

映画『レ・ミゼラブル』5回目

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一夜明け、休日と思ったら、あらまあレディースデイじゃないの?
慌てて準備して出かけました。

これまでのお気に入りシーンを総チェック。
舞台への期待も高まるけど、
今となってみるとこれだけの完成度越えられるのだろうか?
映画で一番好きな『ワン・デイ・モア』は
あれだけのパーツの同時進行の舞台での再現は難しいもんねえ。

エディ・レッドメインはやはり歌がとてもよかった。
バリケードボーイズたちももっと理解したかったなあ。

ほんとはテナルディエの子分たちも判別できたらなあ思うけど、
そこまでの到達はかなり厳しい。

さすがに今回が見納めでしょう。
5回鑑賞しても、その料金は博多座1回にも満たない。
これだけ上質のものを作っていただけたのは
本当にありがたいことです。

おめでとう☆アン

アカデミー助演女優賞、アン・ハサウェイおめでとう。
そりゃあもう、あのファンテーヌは素晴らしかったよ。
今まで観たファンテでは岩崎宏美さんが一番だったけど、
それ以上に好き。

今年の授賞式はいつもと違って
白とか黒のベーシックカラーのドレスが多かったらしく、
アンもほとんど白のような上品なピンク。
プラダらしいです。
ベリーショートもよくお似合い。

ヒュー・ジャックマンももちろんかっこよかったけど
一番魂を感じたのはアンなので、
なんだかsasaまでとても嬉しいです。

作品賞の『アルゴ』はねえ、しゃれた感じはしたんだけど、
あまり良さはわからず。

レミゼなんとかもう1回観たいんだけど、なかなか叶わず。
この受賞で上映延長してくれることを願う。

映画『スカイフォール』

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お正月に見ました。
「007」シリーズ、テレビで見たことあるかなあくらいの無知ですが、
周りの評判がよいので行ってみた。
舞台が一番好きなイギリスと、二番目に好きなトルコだったしさ。
よって、たいしたレビューは書けませぬ。

ジェームズ・ボンドのダニエル・クレイグ、
年齢にはあがなえない的なシーンが多々ある。
いいお歳だなあと思うも、あらあら微妙に年下なのね。

007→かっこよいアクション映画
のかと思ってたけど、「それ、ないやろ〜!」のシーンが多くて
結構笑ってしまった。
特にフォルクスワーゲンをクレーン車のようなもので
踏みつぶしながら進むシーン。
いや、そのやり方じゃなくてもいいんじゃない?
大英帝国、ドイツをぶっつぶすイメージなのかしら。

ファンにはいろいろなお約束やツボが満載なのでしょうが、
初心者ゆえ、表面をなんとなく見た次第。
それでも面白かったよ。
イギリスの風景が出て来るだけでゾクゾクするもん。

アカデミー賞ノミネート

日本だと公開が遅かったりして作品名を聞いても???
なことがあり、賞とかには疎いのですが、
マイブームのレミなんてどうなのかなあ?
と、とりあえずチェック。

個人的にはそりゃあ、圧倒的にレミですが、
客観的にはそういう世界ではないのね。
それにミュー映画はもともと失敗しやすいジャンルだそうな。
フーパー監督、『英国王のスピーチ』の後でよくチャレンジしたなあと。

で、最有力は『リンカーン』なのね。
予告編見たけど、ダニエル・デイ=ルイスはやっぱり素敵。
そして、意外だったのは次が「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」。
なんとも奇妙な作品だなあと思って試写会もスルーしたのに、
評価が高いんだ。
アン・リー監督だしね。

そして、ヒュー・ジャックマン、ちゃ〜んと主演男優賞にノミネート。
アンは助演になるのね。

日本のミューファンは昨日の東宝メルマガでショックを受けているはず。
体調を整えるための休憩ならいいんだけど、
大丈夫なのかと心配になる。