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魅力的なカワウソ

大好きな『SHERLOCK』のカンバーバッチ様、結婚されたのね。
お相手は演出家の聡明そうな美人さん。

検索してたらいろいろ面白くて。

そもそも婚約発表が、新聞への投稿。
告知欄に、一般人の人探しかなにかのように。
その文面も古風で、なんてスマートなんでしょ。
「ロンドンのティモシー・カンバーバッチとワンダの息子、ベネディクトと、
ロンドンのチャールズ・ハンター、エジンバラのキャサリン・ハンターの娘、
ソフィーの婚約を発表する。」

さらには「世界で最も美しい顔100人」の98位に選ばれた
コメントも面白い
「僕の顔は魅力的なカワウソ」。

言いえて妙。
冴えてるよねえ。
カンバーバッチ

新作『イミテーションゲーム』では、カッコよさは封印して
野暮ったい、ちょっとブヨッとしたイメージにしてたけど、
とても面白かったわ。
あの変人役はぴったり。
お相手がキーラ・ナイトレイってのが、バリバリ美人過ぎたから
もう少し渋めの女優さんだったら良かったのになと思う。

映画を2本

良かった映画を2本♪

★『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』<公開中>
雰囲気としては『スラムドッグ$ミリオネア』的な
薄汚れた煩雑な世界を
『リトル・ダンサー』『めぐりあう時間たち』の
スティーヴン・ダルドリー監督が描くので、
映像的にもセンスよく、程よい美しさ。
なんといっても、主役の子どもたちのエネルギーがすごいの。
実際に現地の素人の子どもが演じているらしく
ホンモノのスラム感、そこで生き抜く力がビンビン伝わる。
そして、真面目にやってることが馬鹿らしく思うことがしばしばの現実の中、
正しいことの大切さを思い知らされます。

★『ビッグ・アイズ』<1月23日公開>
これ、ティム・バートン監督なのに、キワモノじゃなくて、
いたってシンプルな映画。
奇想天外でもなく、淡々とした実話を
大好きなエイミー・アダムズがしっかり進めていくのです。
ビッグアイズの子供たちの絵も、
好みではないのに惹きつけられるよね。
http://youtu.be/NDrOmd7qJ90

映画『シェルブールの雨傘』


映画を観たことがなくて、遅ればせながらDVDをレンタル。

カトリーヌドヌーブが美しいとは聞いてたけど、
この作品、その美しさだけで成立するんじゃないかと思うほどの
見事な美しさ。
きれいな金髪に真っ白な肌。
ピンクのドレスやコートが映えますね。
ベージュのコートはバーバリー?

ミュージカルでも、あそこまで全ての台詞が歌ってのは
珍しいけど、映画も同じくなのね。
映画では歌は吹き替えみたい。
ということは、カトリーヌドヌーブの声はひとことも聞こえないってことか。

音階が微妙に上下する不思議な感覚だったけど、
フランス語で聴くと納得。

オープニングで色とりどりの傘が行き交う中、
最後に黒い傘が並ぶのは悲恋の暗示よね?
あと、最初にギイが「(デートがあるから)今日は残業しない」
と修理を断るのは、カサールさんの車ってことよね?

で、カトリーヌドヌーブのあまりの美しさに対して、
ギイはあれでいいの?
あんまり魅力的じゃないんですけどぉ…。
カサールさんの方が素敵じゃない?

あと、ちょっと笑ってしまうのは、
ギイが兵役に旅立つ時、あんなに「あなた無しでは生きていけない」
と大騒ぎするわりに
列車が動き出すと、しばらくは見てるけど、見えなくなるまで見送るでもなく、
さっさと踵を返して、あっさり帰っちゃうのよね。

ギィの家のグリーン、ジュヌヴィエーヴのお店のピンクのストライプ
は舞台でも同じイメージだったね。
先に映画観てたら、ツボがたくさんあってもっと楽しめただろうなあ。

王子ギィ×カトリーヌのカップルなんていかがでしょうね。

録画鑑賞2本

超不機嫌なまま、今日はどこかに寄って帰ろうというのにも
その気になれず、先にバスで帰宅しました。
もう早く家に帰りたかった。

昼には着いたから、
今日は溜まってた録画でも観ようっと。

1本目『カティンの森』。
戦争映画とは知ってたけど、全く救いがなく、
戦争の悲惨さしかない映画だった。
たまたまだったけど、8月15日に観たのは良かったかも。

2本目『バーレスク』。
今さらながらやっと観た。
めちゃめちゃカッコいい。
曲の色気もダンスもすごくいいね。
そこにちゃんとヒロインのロマンスも入ってるし。

クリスティーナ・アギレラ、人気あるはずだね。
あの歌は何なんだ!
白人のかわいい女の子が出せる声とは思えない。
その上、踊れるなんて!

少し機嫌が直ってきた☆

録画・映画『宇宙兄弟』


上演中に観ることができず、
ちょっと前にテレビ放映があったのを録画していました。
もちろんお目当ては王子です。

主人公ムッタが「(宇宙飛行士)ヒビト(岡村将生)の兄弟だから有利だよねえ」
と新井浩文さんのあのけだるそうな嫌味を言われているところに
真っ白な衣装の王子が庇いに入ります。
ここだけいい人なのか、何か裏があるのかと思ったら、
最後までとにかく「いい人」。
リーダーシップもあるけど、嫌味がない。
優等生役です。

ただ、髪の毛がまっ黒なのが見慣れませんね。
おまけにリーゼントのようにバックスタイルで、
真ん中に一筋前髪が垂れてるの。
おかげでお顔の色白さが強調。
いつも西欧王子だから、茶髪の方がお似合い。

びっくりしたのが、ムッタと一緒にシャワーを浴びるシーンがあって、
え~!王子、後姿ながら素っ裸です。
博多名物山笠でもあるまいし、王子がお尻出していいのか?
これは衝撃でした。

岡田将生くんはお兄ちゃん大好きの弟役いいねえ。
『重力ピエロ』の弟役もお兄ちゃんを慕う弟ゴコロが
切なかったもんなあ。
小栗旬くんも奇妙なチリチリ天然パーマで
そのカッコよさも忘れてしまうほどでした。

ラストは、夢を叶えた宇宙兄弟を笑顔で見上げる王子。
宇宙飛行士にはならなくても大丈夫だったのかしら?