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藤田真央ピアノリサイタル

■日時:2022年1月23日(日)14:00
■会場:鳥栖市民文化会館

去年のショパンコンクールのあたりから
お友達に引っ張られてクラシックを聴くことに。
作曲家も作品も山ほどあるからどこから手をつけてわかりませんが、
たまたま音楽番組で小曽根真さんと共演していた
藤田真央くんに注目☆

可愛い子供のようなルックスなのに
チャイコフスキー国際コンクール2位という実力☆

どの曲も聴いたことないので、
事前にToutubeで3人ずつくらいのピアニストの演奏を聴いて予習すると
これを真央くんはどんな風に弾くのだろうとワクワクしてくる。

*ショパン:2つのノクターン Op.48-1,2
*ショパン:バラード第3番 Op.47
*リスト:バラード2番 S.171/R.16
-休憩-
*ブラームス:主題と変奏 ニ短調 Op.18b
*クララ・シューマン:3つのロマンス Op.21
*シューマン:ピアノ・ソナタ第2番 Op.22
アンコール
*モーツァルト ピアノ・ソナタ 第10番 K.330 第3楽章
*シューマン/リスト 献呈
*ショパン エチュード第1番Op.25-1 「エオリアンハープ」

ショパンのノクターンは、予習してたのと違い
あまりのゆっくりさに、真央くん調子悪いの?なんて心配してしまった。
バラードはふつうのテンポに。
リストは真央君の表情はとりつかれたようだし、
不気味な紆余めく低音が怖かった。
一歩ずつきちんと歩みを進めるブラームス、
クララ・シューマン才能あるなあ、
旦那さんの方のシューマン、予習の時点で一番楽しみな曲だったけど
真央くんが弾くと別の曲かと思って動揺して集中できなかったのである。

クラシックコンサートの要領がわからず、
1曲ごとにいったんはけることもあれば、
ひと呼吸つくだけで次に行くこともあり、
初心者はオタオタする。

そもそもアンコールなんてものがあるのかどうかもわからず、
作曲者も変えて3曲もしてくれました。

真央くんはヘラ~っと登場し、
ふわっと座って
そこから別人のように弾き始める。
このギャップがたまらんよね。

大阪ではトーク無しだったらしいけど、
鳥栖は田舎だからリラックスしてくれたのか
最後にいろいろお喋りしてくれました。
これが結構面白くて、トーク上手。

☆バラード3番は、弾き始めたら速くて自分でもびっくりしてしまい、
でもそのまま進んだら、結果、意外に良かった。
普通の速さかと思ったら、真央くんにとっては速すぎたのね。

☆衣笠さんの言葉に(真央君、世代違いすぎるのに)
「子供たちの手本にならなければならない」というのがあって
「わたくしはそうなっているだろうか?」と思う。
真央くんは自分のことを「わたくし」と言うのです。

☆昨日は滋賀県、今日が佐賀県。
どちらも初めて

☆実は愛煙家
これで最後にしようと思って吸ってて
まだあと4/5残ってるなあと思ったら落とした。
美術さんに1本もらって、これで止めると決めた。
もしこの先、吸ってること見かけたら
「ダメだったんだなあ」と思ってください。

☆コロナ中は半年禁煙してたんです。
コンサートが中止になってストレスフリー
今は嫌で嫌で吸わずにいられない。
でもコンビニでも買う度に年齢確認させられるし
もう止めます!
お客さんに向って「コンサート嫌で」とか言うの
人によっては炎上するぞ~と思いつつ、
でも客席は真央君可愛いとデレデレしている
中高年なので、何を言っても許される。

演奏曲は事前に予習して臨みましたが
どの曲もとても素敵な曲でした。
その先にはきっと広大な世界が広がっている。

トモフスキー@岡山城下公会堂


■日時:2022年1月16日(日)17:30
■会場:岡山城下公会堂

*セットリスト
2日目の56歳/両想い/立派な浮遊霊/GO!GO!GO!/
耳鳴り/ユウウツに慣れちゃいけない/タイクツカラ/
冬の実験/白鵬/魔法/天才ワルツ/世界が止まってるあいだ/
オトナになりたい/ちょっとはオレのせいだ(新曲)/
地球サイゴの日/月にきいた/SOX/人工流れ星/脳/WE GO
アンコール:明日、君に会うのか/無事で/こころ動け/
不死身モトウタ/我に返るスキマを埋めろ/一日が終る/映画の中

2日目は岡山です。
普段はカフェの会場です。
ここはひとりトモフのアコースティックで
着席でした。ホッ。

トモフのAmazonで買った、
こんなの中学生でも買わないよの水色ギターと
脚でドラムとピアノ。
ピアノそんなに得意じゃないから
ピアノの曲が緊張感がすごいのよね。
そして終わった時の安堵感も愛らしい。

「SOX」は猫の歌だと思ってるかもしれないけど、
月の歌なんだよ、
確かに。
「WE GO」の2番をトモフが忘れた時、
教えてあげられなくてごめんねえ。
新しめの曲だし、教えられるほど歌詞を覚えてなかった。
「明日、君に会うのか」の君は彼女とかではなく、
ずっと会ってなかった、関係が微妙な相手、
ちょっと変な関係の相手に明日会う日に書いたらしい。
「何してもいいから、ズルしてでも無事でいてね」
これはどうしても伝えたかったみたい。
最後はみんなで「映画の中」。

終わった速攻で岡山駅に移動して
新幹線で帰りました。
岡山なら夜ライブ行っても福岡に帰れることが
確認されました。

トモフスキー@堺ファンダンゴ

■日時:2022年1月15日(土)18:00
■会場:堺ファンダンゴ

九州に来てくれないから
こっちから行くしかない。
関西近辺だと会場変えて2日連続で開催されることが多く、
土日の2連チャンしました。

まずは堺にて。
*セットリスト
仕事始め56歳/真夏/世界は終ってなかった/
世界あんかけ化計画(新曲)/最高の錯覚/
ささきまスキー:このままでいたいなら/
WE GO/骨/コインランドリーデート/
ドライブレコーダー/待ってくれるかな/不死身FUNK/
世界が止まってるあいだ/作戦会議/SKIP
時々だけ/タイクツカラ/無計画という名の壮大な計画/脳
アンコール:
オレ 今なら選挙に勝てる(新曲)/こころ動け/
我に返るスキマを埋めろ/ワルクナイヨワクナイ/
うしろの記憶しか残らない/スポンジマン

ひとりトモフスキーでスタート。
今日がトモフの仕事はじめなんだって。
そう言いつつ「これは仕事じゃないんだよ~
遊んでるのにみんなからお金いただいて…」
なので、遊びはじめだって。

寒い冬でも布団にはいれば36.5℃
いつも水溶き片栗粉を持ち歩いてトロリあんかけにしよう
トモフ節だよなあ。
ひとりトモフは早々に切り上げて
佐々木さんたちを呼んでバンドトモフに。
トモフだけでも十分好きだけど、
バンドになると力があるね。

ファンダンゴはスタンディングなので、
sasa世代にはちょっときついけど、
さらに歳上のトモフ、
2時間半全力でやってくれてありがとう。

クリスマスの約束2021

もう年の瀬ですが、今日録画を観ました。
ちょうど帰省中の次男もこの番組好きなので
嬉しいことに二人でじっくり視聴。
大好きな小田和正さんの大好きな「クリスマスの約束」。
一体どうすればあの会場に参加できるのでしょうね。

安定の委員会メンバーにJUJUさんなど。
小田さんのお気に入り松たか子さんは
ナレーションのみで会場にはいらっしゃいませんでした。

緑黄色社会は、松井絵里ちゃんがPVで踊ったなあ、とか
「白い恋人達」はサザンよりいいなあ、とか
「流星」は拓郎さんへの小田さんの気持ちが見えたり、
「悲しみにさよなら」だけは玉置浩二さんには負けたな、とか
映画メドレーはミュージカルばっかりじゃん、とか
とても楽しんでいましたが。

「それでは、最後の曲です。
あの頃を思い出そうという曲です」という小田さんの紹介で
始まった曲は
「Try to remember」

う…
ここにきてこんなことになるとは…。
お分かりの方いらっしゃるかな。
この曲、ミュージカル『Fantastics』の曲なのです。
鹿賀丈史さん演じるエル・ガヨが歌います。
ルイザのこと思い出してねって言われてるようで、
涙が出てきました。

FSN歌謡祭

最近はこういう音楽特番に必ずミュージカルコーナーがあるので見逃せない。

王子は次作「ガイズ&ドールズ」を仲良し健ちゃんと登場。
王子が適当に突っ込むのを
よくわからない方向からボケる健ちゃん。
妙に甲高いのもおかしい。
王子がバシッと腕を上げてキメルのを真似てみるけど
キマラナイんだよなあ。
いや、いいんだよ、今や立派なシェイクスピア俳優ですから。
それに誰かさんのように、自分が自分がと出しゃばらず
ちゃんと二人の世界のデュエットになっている。
愛すべき仲間と一緒なので
もはや仕事してるようには見えない。

次に『ジャージーボーイズ』。
ヴァリができるのはアッキーだけだとずっと言われてきて
今回初めてダブルキャストとなった花村想太くん(Da-iCE)。
全く存じ上げないぞ、
まあ、お手並み拝見、
なぁんて意地悪視線で拝見しましたよ。

が、お~やるじゃん!
アッキーより声が少し細いけど、
高~いところからふわーっと出るハイトーンボイス。
舞台よりも歌だけを聴かせるテレビでは、音程が不安定になる方もいるけど、
バッチリですよ。
これは期待☆両キャスト必見だわ。
「君こそ奇跡」ですよ。

そして、上白石萌音ちゃんの「千と千尋の神隠し」。
sasa、ジブリはあまり見ないので、思い入れもなく、
来年博多座にも来るミュージカルにもそれほど興味なし。

本家、木村弓さんとの競演。
これが、木村さんの竪琴と一緒に歌うので
合わせるのが大変。
木村さんは自分で弾いてるからマイテンポで進み、
萌音ちゃんは、その呼吸をよみながら
大人の気遣いで合わせる。
歌声も綺麗で、木村さんの世界にハマっている。
お見事!
見た目も、王子コンサートでのプライベート服も野暮ったかったので
(ほんっとごめんなさいね)
あまり好みではなかったのですが、
ナイツテイルの歌と演技、ダンスといい、
その実力に感服しております。

 


おまけ、ですが、sasa世代には響いたはずの斉藤由貴『卒業』。
生田絵梨花ちゃんとデュエット。
上手なのは絵梨花ちゃんですけどね、
この曲はやっぱり斉藤由貴ちゃんですね。
あの不安定な、大丈夫かなあという震える歌声がいいんだよなあ。
そんなに精力的にお仕事してるようにも見えないけど、
お顔はたるんでないし、あごのラインはすっきりだし
可愛いワンピースのお腹もぺったんこ。
やっぱり芸能人はメンテしてるんだろうねえ。

「制服の胸のボタンを
下級生たちにねだられ~♪」
誰にでも青春時代はあるのだよ。