1泊2日の東京出張。
1日目が早めに終わったので、ダメ元で後輩ちゃんに連絡したら快諾いただき、ヒカリエで夜ご飯。
観劇という共通の趣味もあり、
sasaより情報通で、日頃から王子ネタも教えてもらってます。
テキトーに入ったお店で、お料理は普通に美味しかったのですが、
最後に食べたリゾットが、芯が残りすぎでお腹が痛くなり、
ずっと気になっていて、やっと入ったロクシタンのカフェも
美味しいポットティーを残して退散することに‥。
ひどく残念なり。
以前、日曜美術館で見てからずっと行きたかった展覧会。
母と行ってきました。
前石橋美術館が、今年から久留米市美術館となっております。
20日閉会なので、館内はいつもより人多し。
とにかく作品点数が多くて、それも、デッサン、水彩画、油絵、版画
と幅広い。
お目当ての木版画が出てくるまでもたくさんの作品がありました。
版画のペタンペタンとした色の乗せ方が個人的に好みなのと
まっ黒ではない、微妙なトーンの黒の線が繊細。
渋い色合わせも素敵です。
山がテーマのものが多く、
空の色のグラデーションが美しい。
商売の才覚もあるのではと思ったのは、
結構外遊もしていて、その時に、
これはいける!と思った自分の作品をガーッと持って行って
それがちゃんと売れて資金になっている。
ダイアナ妃にも愛された版画ということで注目していたのですが、
経歴を見ていくと実は高校の先輩だった。
高校在学時に知っていれば校内に作品あったかもしれないのに…。
sasaは満足だったのですが、
今週、佐賀県立美術館に「池田学展 The Pen ―凝縮の宇宙―」を見に行っていた母は
その迫力に圧倒されていて、少し物足りないようでした。
でも、そちらも20日までなので行けないなあ。
知り合いに超おススメされて、
パンケーキ大好きなものですから、
マチソワの間に行ってきました。
こちらですね、16時であればネットで予約ができるのです。
sasaにはジャストにちょうど良いタイミング。
行列ができている中、魔法のように店内へ。
パンケーキwithメープルバター(1600円)
コーヒー(600円)おかわり自由
お高いですよね。
でも、このモッチリ感は好みです。
帝国ホテルの「伝統のパンケーキ」よりも好き♪
結構なボリュームのため、お腹いっぱい。
お腹を空かせてまた来たいお味☆
「はじめまして、ナビ派です。」とありましたが、
sasaにすれば「はじめまして」の三菱一号館美術館でした。
東京の一等地に建つ格式ある建物ですね。
東京だし混んでるのかとヒヤヒヤしながら行ってみたら
朝一番ですと、人も少なめでゆっくり見られました。
あんまり評判高くないのかなあ。
個人的には相当好みの展覧会でした。
モーリス・ドニによる定義「絵とは、色で覆われた平面である」
を読んでから歩を進めていくと
ペタンペタンと置かれた色が絵を構成しているのだ、
と納得します。
展示されているのは、もともと好きなボナールが多かったものですから
こんなにたくさんのボナールを一気に観られて嬉しい。
存じ上げない画家の名前もあって、
それがまた素敵な作品。
ヴァロットンとかヴァイヤールとか。
sasaまだまだ修行が足りないなあと。
何が好きだったかと考えてみると色の組み合わせだったかも。
「そこ、そうくるか~?」みたいな色が並ぶので、
とても刺激的だったのです。
2年前にオルセーには行ったはずなのに、
でも、美術館自体が広すぎて、古美術も彫刻も山ほどあるので、
1回行っただけで自分の好きな作品にたどりつくのも難しいのです。
こうやってテーマでまとめていただく方が
落ち着いて堪能できるのかもしれませんね。
ちなみに、見終わった後、ランチできないかと寄ってみた
横のCafé1894は既に列ができていて入れませんでした。
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