Category Archives: ミュージカル・お芝居

劇団四季『キャッツ』6回目でMY楽

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■日時:2014年10月3日(金)13:30
■会場:キャナルシティ劇場 2階 J16
■出演:
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8月の完売以降、チケット争奪戦すごいことになってた『キャッツ』。
ラッキーにも前楽をゲットすることができました。

『キャッツ』に関しては、全体が見渡せる2階席、結構好きです。
2階A列センターなんてのが夢でしたが、
最後列でも、そう遠くないしね。
今日はサイドブロック、センターよりの通路側という
素敵なお席。
で、満足してたら…
あちゃー!すぐ近くにゾロゾロと園児集団がやってきた。

子どもに優しくないと言われるかもしれないけど、
自分だって子どもいるじゃんと言われるかもしれないけど、
これは結構ピンチですよ。

実際ね、いくら「子どもには小さい時から本物の芸術を」
みたいなこと言っても、園児では3時間座ってること自体が苦痛ですよ。
「いいもの見せて満足」してるのは大人のエゴではないかと。
園児ちゃんたち、最初はおとなしくしてますけど、
当然飽きてきます。
賑やかな曲ならまだいいけど、「メモリー」とか退屈なのです。
おしゃべりしたり、足バタバタしたり、イスをバッタンしたり。

sasaも昔子どもたち連れて行きましたけど、
小学校高学年くらいで、ある程度お話がわかって
静かに座っていられることが確実になってから。
お話には集中できる方なので、黙って観てるし、
もちろん前のめりなど厳禁で、観劇マナー厳守です。

もう少し大きくなって、楽しめるようになってから
連れて行くべきではないでしょうか。
今日は前楽。
みなさん苦労して手にしたチケットです。
ひとことも聞きもらさない覚悟で来ているのです。

集中できませんでした。
小さい声でおしゃべりしてるつもりだったようですが、
シャワシャワ聞こえてきますからね。
1幕なんて、園児ちゃんたち途中で席立ってましたもん。
2幕はお楽しみシーンが多いので、まだ良かったですけど。

あと、キャストさんも今日はう~ん…。
永野ミスト好きだけど、岩崎ミストが一度は観たかった。
マンカストラップは苦手な松島さんだし、
タガーはやけに真面目でエロエロ度が足りない。

楽しみにしていたマイ楽は残念な結果となりました。
またの来福をお待ちしております。

読者さん

昨日のサイゴンは、
チケットのやり取りやCDで最近大変お世話になっている方と
ご一緒に立ち見&お茶。

作品のこと、役者さんのことなど話は尽きないわけで、
いろいろしゃべってたら、当然、sasaはシャオチャンの話するよね。

そうこうするうちに
「シャオチャンのことを熱く書いてるブロガーさんが
いらっしゃいますよね?」と聞かれる。
もちろん一般論として。

ギクッ!

シャオチャンのこと好きで、
かつ
それをレッスン生ではなく、ファンとして書きまくってるのは
sasaぐらいでは?
ええい、ままよ!
「それって私かも…」。

「え?」

どうかな?ほんとにsasaのことだろうか?他の方かも?

「もしかしてササメモさんですか?」

ドンピシャでございました。

「高校生のお子さんがいらっしゃる?」

はい、よくご存じで。

『V!』の時から読んでくださってたようで、
ということは、結構長い読者さんということです。

ゆうさんとお友達になったのも、
最初はブログに遊びに来てくださったからだし、
シャオチャンファンの中ではササメモって意外にメジャーかも?

正体見破られたみたいで恥ずかしいけど、
今後ともササメモをご贔屓にお願いします。

博多座『ミス・サイゴン』楽

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■日時:2014年9月28日(日)12:00
    1幕12:00~13:15 休憩30分 2幕13:45~14:50
■会場:博多座 3階R58
■出演:
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今期は1週間しか上演がなく、観劇2回目にして既に楽。
前回と見事に別キャストです。

まずお席に着いて思った。
この席、マズい…。

2階のバルコニーの遠い版くらいに思ってたら、
見切れがすごい。
ステージの右側1/3くらいが見えない。
クリスとキムの階段でのイチャイチャとか、
クリスの浮かれ電話とか全く見えない。
これなら立ち見の方がまだ見えるぞ。
この席は絶対に避けよう。

クリスは初見の上野くん。
最初「え?マイク壊れてる?」と思うくらい聴こえなかった。
音程は若干ずれるかなあ。
声はいいし、声量もあるのに、なんだろうなあ、この今一つ感は。
それに、舞台では地味な日本人顔に見えたけど、
出待ちではもっとカッコよかったのよ。
二の腕ががっしり太くって、鍛えてらっしゃるのね。
なのに地味…。

玲奈ちゃんはさすがに安定してますね。
高音もきれいに出るし、安心。
身体が大きいから、幸薄そうなイメージはしないけどね。
今日はアオザイに着替えるシーンで袖を通すのに時間がかかり、
留めるのがギリギリ。
あと、キャミの肩の紐を隠すのも忘れていたらしい。

岡さんのナルシストっぷりが苦手な方も多いようですが、
sasaはジョンは岡さんが良いです。
ジョンはクリスの指導役っぽい役どころだから
人生経験ある岡さんの方が説得力がある。
「ブイドイ」もすごく良かった。
やっぱり岡さんの声はよく響く。

と考えると、上野クリスの声は響きが足りなかったのかなあ。

駒田さんはねえ、歌は筧さんより確実に上手。
ダンスもいい感じですが、やはり市村さんのようには足が上がらず
色気は厳しい。男の色気を出すのって難しいのねえ。
ときどきクコール入っちゃうしね。

で、今日のキャストのお目当てはいずみんトゥイでしたが、
あれ?なんか丸くなってる?
狂気がないぞ!
ファンの方々のお話では声の調子がかなり悪かったらしく、
ハラハラする状態だったみたい。
それでもよく響くお声でしたけどね。
そのせいか、大好きなキムとの対決シーンは迫力がちょっと足りなかった。
前回の神田トゥイ×昆キムの方が泣けたかな。

出待ちで初めていずみんと握手ができました。
いっつもタクシーでささっと去っていくけど、
今日は列の最後まで一人ずつ握手。
目がね、とても大きいのよ。
その大きな目で見られるとドギマギしてしまいます。

楽にしては出待ちが少なかった気がします。
やはりスターが足りませんもん。
エンジニアなりクリスなり、次回はステキなキャストを期待したいです。

博多座『ミス・サイゴン』

■日時:2014年9月25日(木)13:00
■会場:博多座 2階
■出演:
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日程を観てあれ?という方もいらっしゃるかもしれませんね。
はい、シェルブールとのマチソワでした。
でも、これって全く珍しいことではなく、
人気のキャスト公演だっただけに同じことやってる方多数。
sasaも、事前に約束していたわけでもないのに、
サイゴン→出待ち→お茶→シェルブールを4人で動いた次第。

2009年の時に覚えるほど観たはずなのに、
オープニングから「あれ?覚えてないぞ」。
酒場シーンが思ってたより長くてエロい。
上原ジョンもやらしいぞ~!
原田クリスはお顔立ちが端正だから固く見えるね。

原田くん自体に問題はないのだけど、
やはり王子クリスを想う。
浮かれポンチになってジョンに電話する可愛さも
苦悩顔も、歌の上手さも、カッコよさも
そりゃあ王子には叶わないんだもん。

もともと市村エンジニア日だから取った日程です。
この日は筧さんになりました。
お調子者っぽさはいいんですけどねえ。
色気とダンスは難しいなあ。
アメリカンドリームも全く足が上がらないのです。

昆ちゃんはキムっぽいよね。
カテコの時もキム状態で表情がなかなか崩れませんでした。

ファン友さんたちとおしゃべりしてたら、
意外に神田トゥイの人気が高かった。
sasaも2009年より良かった気はするけど、
みなさん言われるには2009年も良かったらしいのですよ。

大好きなトゥイ×キムの対決シーンはやはり良くて、
うっかりハンカチ忘れてたので大変でした。

新演出はヘリコプターとホーチミン像がなくなって
エコ化されており、時間も短くなってます。
おかげで、内容が凝縮されてて展開が速く、
濃厚なのでお腹いっぱい胸いっぱい。

ホーチミン像がなにせよ、ドラゴンダンサーシーンは
今回の方がカッコよいぞ!
しっかりダンスを見せてくれます。
ヘリコプターも映像なのだけど、うま~いこと乗り込んでいくのです。
ほお~と感動しました。
新演出ってどうしても前演出と比べちゃうけど、素人が心配しなくても
プロがされる仕事ですから、いいものになって現れるものです。

市村エンジニア×王子クリス×ソニンキム
sasaのベストキャストはだれもいらっしゃいませんが、
目を離せない面白さで
作品として完成されてるなあと改めて思いました。

ミュージカル『シェルブールの雨傘』

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■日時:2014年9月25日(木)18:30
■会場:福岡市民会館
■出演:井上芳雄、野々すみ花
鈴木綜馬、大和田美帆、出雲綾、香寿たつき 他

王子作品にはハズレがないなあとつくづく思う。
これまで???というのは『トライアングル』くらいだもんね。
お客さんが楽しめる作品に完璧に仕上げてくる。
流石は責任感の強い王子です。

謝先生の演出はダンスが多いとは聞いてたけど、
ほんとに満載でダンサー好きにはたまりません。

シーンごとに男女のバレエ風なきれいなダンスが
傘を絡めながら入ります。

王子もつなぎを来てタイヤを転がしながらダンス。
イキイキしてて楽しそう♪

ダンスだけでなく、普通の動きも美しいの。
ギイがジュヌヴィエーヴを抱き上げてベンチに座り、
位置を変えるところさえ、踊っているように美しい。

出演者さんたちもみなさん踊れるしね。
そうそう、照井さんがバリバリに踊るんです。
ほんとはダンサーなの?
クリスの時は地味だったけど、ビシバシ踊るからカッコいい!

歌もみなさん見事!
特に王子と野々花さんの声の相性がとても良い。
声質も声量もぴったりです。
博多座のようなところだと、
お相手も和音さんのように強くないと王子に負けちゃうけど、
もともとクリエだったし、こじんまりした作品には
バランスがとても良かったと思う。
初演の白羽さんよりあってたという噂です。

ラストはハッピーエンドではないけれど、
それぞれの道を歩もうという2人の気持ちが切なくて
ハラハラ雪の中で儚くエンド。

お話も歌もダンスも
そして何より王子が素晴らしい名作でした。