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ミュージカル「ズボン船長」

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■日時:2013年8月3日(土)13:30、18:30、4日(日)13:00
■会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
■出演:蔡暁強、浜畑賢吉、なだぎ武、コング桑田、木村花代
   桐さと実、西野誠、伊藤潤一郎、亀山貴也 他

シャオチャン出演の公演はシャオチャンが最初に登場することが多いのだけど、
今回は浜畑さん。
そして最初に歌い出すのはシェンシェラー西野さん。
初めてお目にかかりますが、華があってとても歌の上手な方ですね。
伸びやかな声でオープニングを飾ります。

タイトルロールのズボン船長を
浜畑さん、なだぎさん、シャオチャン3人で年代ごとに演じ分けます。

おじいさんズボン船長が「若い頃のぼく〜」
と呼んで出てきたのが大人ズボン船長・なだぎさん。
「いや、もっと若かったはず」と再コールして、
ヤングズボン船長・シャオチャン登場。
マリンルックがかわいい♪
でも、「え?こんな小さかったか?骨格も違うし」
となり、「君、若い頃のボク?」と確認すると、
シャオチャンが「そうよ」。

え?もしかして、今、シャオチャンしゃべった?
これだけでも衝撃的!

「君、なんか言葉訛ってないか?大丈夫?」
「大丈夫!」←シャオチャン

またしゃべった〜!
まさかこの役、台詞あり?

ここで結構しつこく、中国訛りについてのやり取りが繰り返されるのですが、
これが実は、今回シャオチャンに普通に台詞があることの伏線&
観客たちに対して訛りがあることの事前告知でした。

その上、さらなる驚きは、
シャオチャンが歌った〜!

台詞ほどは訛りが目立たず、歌上手〜♪
そして、しゃべったり、歌ったりすると、
あ〜やっぱりシャオチャンって四季の人なんだなあと思った。
ひとことひとことの滑舌が四季だもん。

台詞、歌、そして、もちろんダンス。
「みんな落ち着いて」と意味なく高ジャンプしたり、
カルニバルとサーカスシーンではシャオチャンのための
見せ場が用意されています。
これを見ないと帰れない!ファンにはお約束の
開脚ジャンプとピルエット。

それと再確認したのは、シャオチャンの表現力。
亡霊の声を聞いて、船医の白衣の端っこを引っぱり
ビクビク怖がる様子。
身体の動きも表情も丸ごとで表現されるの。
表現って体全体でするものなのね。

見ていて好きなのは水夫さん4人で踊ってる時。
手をあげる、まわす、そんな小さな動きでも
シャオチャンの動きがいかに美しいかが歴然。
やっぱ違うわあ〜とファンとしてはご満悦。

ストップモーションで止まるシーン。
他の3人がお尻をつけた安定した位置で止まるのに、
シャオチャンはわざと浮いた姿勢でストップ。
敢えてそんなきついところで止まるのがニクいよなあ。

そもそも、シャオチャンがどのくらい登場して、
ダンスがどのくらい楽しめるのかが心配でしたが、
sasa的には主役はシャオチャンだったし、
今回はダンスだけでなく、歌も台詞も楽しめて大満足。

秋にはソロダンス公演の再演があるという噂。
早くスケジュール発表してほしいものです。

舞台『盲導犬―澁澤龍彦「犬狼都市」より―』

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■日時:2013年8月4日(日)16:30 1時間35分
■会場:シアターBRAVA 最後列センターブロック
■作:唐十郎
■演出:蜷川幸雄
■出演:古田新太、宮沢りえ、小出恵介、小久保寿人、大林素子、妹尾正文、
大鶴佐助、松田慎也、堀源起、羽子田洋子、加藤弓美子、佐野あい、
青戸則幸、澤魁士、手打隆盛、續木淳平、五味良介、金守珍、木場勝巳

簡単だからこれから書くわ。
というか、全く書けないから。

玉砕、粉々に砕け散りました。

何が言いたいのか全くわからず、
どこにも共感できず、
飛行機に間に合わないので、終演直前に席を立ったのですが、
それも惜しくないほどにわからない。
あのまま最後までいても何かを理解できたとは思えなかったので。

舞台正面にコインロッカーがずらりと並んでいて、
その前を盲導犬と男たちがぐるぐる歩く。
「盲導犬は盲人に使われて初めて盲導犬になる」
というような言葉を発しながら。

そこに盲人の男・ハリオ(古田)、フーテン(小出)が表れ、
男が、いなくなった不服従の盲導犬・ファキイル探しをフーテンに頼む。

次に銀杏(宮沢)が表れる。
開かないコインロッカーには、彼女の思い出が入っており、
それを爪でこじ開けようとし、詰まった爪を燃やす。

言葉の洪水のような膨大な台詞で
きっと唐さんの台詞が宝物のようなもので、
蜜を吸うように味わうのが、このお芝居の醍醐味なんだろうけど、
詩的(直球ではない)なので、想像力不足だと何を言ってるのか掴めず、
集中力も続かず眠くなる。

『THE BEE』の時も、抵抗できず、意思を無くし、服従したりえちゃんでしたが、
あれは後味は悪くても、意味わからないってことではなかったのよねえ。

りえちゃんはアングラ道進むのかしら?
「最初はハテナマークばかりだったのが、
お稽古を進めると、自分たちの方が脚本を追い抜きそうになる」
みたいな記事を読んだことがあり、
確かに、理解がないとあんな台詞、絶対頭に入らないだろうし、
あれを理解し、完璧に覚えるだけで、感動ものだ。

後半、首輪ならぬ胴輪を身体につけられ四つん這いのりえちゃん。
真っ赤な衣装に黒の胴輪、そして美人、なんともエロい。

「服従」「不服従」がテーマなのかしらとボンヤリ思う。

「素晴らしかった」というレビューも見たし、
きっと美しい作品なんだろうなあ。
それが理解できないのが悔しいです。

ただいま

一泊二日ってあっちゅう間だ。
もう帰って来たよ。
案の定、家には洗濯物がたまってましたな。
明日は朝早いので、レビューはまた今度で
おやすみなさい。

いよいよ!

早く着きすぎるからどうやって時間潰そうかなあなんて思ってたのに
のんびりしてたらギリギリ〜!

お昼は軽くベーグル食べて
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はい到着。
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「出航までにもう少し時間があるので
グッズなどお買い求めください」ですと。

大阪へGO!

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いざ大阪へ!
お安いpeachをはじめて利用。
高速バスより安いよ。

ただ中心地から遠い関西国際空港着なのが難点。