Category Archives: ミュージカル・お芝居

ミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』

bloodbrothers

■日時:2010年4月23日(金)13:00
◆会場:博多座
◆出演:武田真治、岡田浩暉、鈴木亜美、金志賢、下村尊則ほか

一番の感想は「歌が少ない…」。
ミュージカルというからには当然、台詞も歌にのせて…かと思ってたら
ほとんどが普通の台詞で、歌うのはミセス・ジョンストン夫人の金さんと
ナレーターの下村さん。
お2人とも歌の上手さは完全無欠!
言葉は聞き取りやすいし、音程もピクリとも狂いません。

で、他の出演者はあんまり歌わないのですよ。
主演の武田真治くんだって歌い上げたのは1、2曲くらい?
歌、上手なので、もっと聞きたかったなあ。
岡田浩暉さんは歌手出身なので期待してた割には
あまり声量がありませんでした。
でも、あの可愛らしいお顔で、実はもう45歳なのね。
2人とも1幕ではずっと7歳の男の子なのですが、
45歳であのおぼっちゃま君を演じたのはすごい。
ある種ハジケタ感がありましたもの。

一方の武田真治くんは、7歳でもほとんど違和感なし。
とてもチャーミングな子どもです。
そして2幕では成長し、苦悩の若者に変わっていきます。
歌もお芝居もセクシーです。

鈴木亜美ちゃんも同じく歌はほとんどなく、
でも、オキャンでかわいいリンダ役はぴったりはまってました。
「King of Blue」の神秘的な役よりずっと良かったです。

今日は武田×岡田のアダルトチーム。
次回は藤岡×田代のヤングチームで観劇します。
次回の2人にはかなり歌を期待していたのですが、
この分だとあまり歌声は聞けそうにないですね。
でも、無邪気な7歳から悩める青年への変化を
ヤングの2人がどう演じるのかに注目したいです。

武田真治・鈴木亜美『アサデス。』出演

福岡の朝の情報番組『アサデス。』に武田真治さんと鈴木亜美ちゃんがご出演。
もちろん博多座『ブラッドブラザーズ』のPRです。

番組の最初に登場した後、動物や地域の特集などもずっと一緒にみて
感想などをコメントし、最後にPRタイムでした。
王子をはじめ、役者さんみなさんそうですが、
このお二人もペットを飼っていて動物には目がない様子。

ミッキーとリンダの外国人っぽい茶色の髪がよくお似合いです。
鈴木亜美ちゃんは、シャオチャン出演の舞台『King of Blue』で
あまりのオーラの無さは残念でしたが、
基本的にはあの可愛さ好きなんです。
武田真治さんの『エリザベート』トート閣下も艶があって良かったし。

今日、博多座公演の幕が開きます。
楽しみです♪

王子☆10周年記念コンサート ゲスト出演者決定

王子の公式ブログにてゲスト出演者が発表されてましたね。
事前情報の通り、福岡公演ゲストはクミコさん。
初めてお目にかかります。

東京公演もニイロ兄さんとか、さとしさんとか、島田歌穂さんとか
日替わり豪華ゲストで楽しそう♪

ササねえ、5月以降のチケットが1枚もないのですよ。
チケットが手元に1枚もないっのって心もとないわぁ。
王子の9月28日はキマリとして、
何かお楽しみをみつけなくては!

『クレイジー・フォー・ユー』バックステージツアー

おっと、これも書いておかないとね。
11日の観劇の後「バックステージツアー」イベントに参加しました。

イベントは舞台監督の近藤さんが進行役。
班に分かれて、舞台セットの見学や衣装・カツラの解説、
音響の説明、なんでも質問コーナーなどを5分ごとくらいでまわります。
それぞれ担当の裏方さんと、キャストの方も数名
(川原洋一郎さん、荒木勝さん、大塚道人さん、恒川愛さん、
村上智さん、田中宣宗さん)登場してくださいました。

◆劇場のセットは600kgもあるんだって。それを2人で手動で動かします。
ブロードウェイでは電動式だから「君たちはクレイジーだ」と言われたそうです。
◆踊り子たちの金髪は下手から上手に向かってピンクから紫へのグラデーションになっている。
◆デッドロックの男たちの衣装にも注目。最初は薄汚れた服→シャツにズボン→ネクタイ姿
 と、彼らの変化の様子を服で表現している。
◆建物セットは遠近法で作られているので、間近で見ると傾いたような構図。
などなど、観劇をさらに楽しむポイントをいろいろ教えてもらいました。

セットにはいたることろに注意書きやメモが貼られていました。
失敗は許されませんものね。
カテコの時に役者さんが裏方さんに拍手をおくりますが、
やはり舞台はたくさんの人の手によってできてるんだなと実感しましたよ。

劇団四季『クレイジー・フォー・ユー』

CRAZY

◆日時:2010年4月11日(日)13:00
◆場所:福岡シティ劇場
◆キャスト
CRAZY1

明るいミュージカルと、加藤敬二さんを一度観てみたくて、
『クレイジー・フォー・ユー』観て来ました。
「とにかく楽しい!」とか「笑いっぱなしだった」とか聞いてたから
ちょっと期待しすぎだったかなあ…。

確かに加藤さんはスター☆ですね。
結構なお歳なのにあれだけ踊っても歌も上手。
お客さんを楽しませようとしてくれてるのがわかるし、
いつも晴れやかな笑顔で華があります。
ポリー役の木村花代さんも歌が完璧でした。

細かい笑いのツボも散りばめられてるし、
衣装もダンスもエンターテイメント性高い華やかさ。
特に1幕最後のダンスは圧巻でした。

なので、2幕ラストはこれ以上の盛り上がりかと思いきや、
あれあれっとあっさり終わってしまって…。

それとね、多分ササは明るく楽しいダンスよりも
怪しく美しい踊りに惹かれてしまうんだと思う。
みなさんタップも踊れて素晴らしかったけど、
妖艶な色気のある踊りではなかったもの。
まあ、作品自体がそんなイメージではないから当然なんだけどね。
今回はササ自身も「ハチャメチャ楽しい作品」を所望してた訳だし。

ということで、普通に楽しい作品ではありましたが、
これにハマルことはなさそうで、
良かったような残念のような…。