Category Archives: ミュージカル・お芝居

ミュージカルオフ会

平日はプライベート一切無理です。
その時にならないと何時に帰れるかわからない。
それも確実に遅い。
観劇もお友達とごはんも予定できません。

いつもは平日に開催のミュージカルオフ会を
休日に企画していただきました。
みなさん平日の方が都合よいかもしれないのに
ありがたい。

ミュージカルだけでなく、歌舞伎や宝塚、映画、美術館、
幅広いお話が聞けて参考になる~♪
みなさん、sasaより年上なので懐に入れていただきます。
久しぶりのロイヤルホストは、パスタもデザートも
美味しかった☆

みなさまからお土産もいただきました。
ありがとうございます。

映画『リメンバー・ミー』

話題なので観に行ったのですが
ミュージカル映画ではないのね。
歌満載かと思ってたら
音楽を禁じられた男の子・ミゲルのお話で
待てど暮らせど歌が出てこない。

お話もねえ、現世の人の思い出と死者の国との関係
間に架かる橋などのシステムが面倒で
正直眠くなってしまった。
理解力が落ちているのかしら。

で、後半やっと出て来たミゲル(石橋陽彩)の歌。
これはもうこれまでのダルさを吹き飛ばすほど見事!
台詞とはまた違った声色で、もっと太くしっかりしてて
音程が正確。
完璧です。

もしかしたら『フランケンシュタイン』の時の子ビクターで
見ていたのかもしれない陽彩くん。
注目です。

ミュージカル『ブロードウェイと銃弾』

■日時:2018年3月25日(日)12:00
 1幕12:00~13:20 幕間25分 2幕13:45~14:45
■会場:博多座 3階
■出演:浦井健二、城田優、平野綾、保坂千寿、愛加あゆ、ブラザートム、
    鈴木壮馬、前田美波里 ほか

1ヵ月くらい経ってしまい、記憶が怪しいけど
記録として軽く書いておきましょう。

福田雄一演出のせいか、
といってもウディアレン作のアカデミー賞ノミネート作品なんだけどねえ、
内容はないです。
いくらうるさいからってオリーブを殺していいのか、とか
チーチの最期ああんまりじゃない?とか
最後のバナナバナナのおバカなエンディングも理解不能。
美波里さんと健ちゃんの年齢差もひどすぎやろ。

見て良かったと思うのは城田優くんのタップ。
あの背丈できっちり踊れると映えるわあ。
歌も上手だし、sasaは観たことないけど
さすがはトート様だわ。

チケット苦戦してたけど、
あの内容ではねえ。
1回観れば十分だもんなあ。

人気の健ちゃんをもってしても
チケットは売れないのねえ。
王子の偉大さを思い知るわ。

藤岡正明ライブ「now and then」

■日時:2018年3月31日(土)17:30
■会場:福岡ROOMS 自由席

藤岡君の歌はほんとに素晴らしいから大好きで、
ファン友さんたちが行くという。
この日はラッキーにも週末だったのでsasaもGO!

藤岡君はせっかく歌上手なのに、
ミュージカルでは個性的な役が多くて、
キャラ前面だから歌があまり聴けないのよ。
なので、歌メインのライブに以前から行ってみたかった。
ビリーエリオットも2回ともガウチ兄ちゃんだったし。

で、実際のライブですが、
歌は上手だし、オリジナル曲もきっと良いんだろうけど、
スリーピースなのに楽器の音が大きくてねえ。
バラードくらいしか歌声を堪能できないのよ。
会場があんなに小さいのだし、
聴きたいのは藤岡君の歌なのだから
そのニーズを考えてほしいわ。
弾き語りのアコースティックが良かったなあ。

そんな中「ミュージカル曲を2曲歌います」ということで、
その1曲目は「Catch me if you can」から。
知らない曲だけど、歌詞がきれいに伝わります。

で、もう1曲はねえ
「ビリー・エリオットから」というので
ん?炭鉱夫の歌とか?
と思ったら、なんと!
「Electricity」だったのです。

ビリーではなく、
大人の歌うこの曲もなかなか良かった。
これ聴けたからもういいや。

あとニコッと笑う藤岡君の笑顔は少年のようで可愛らしい。
ASAYANしっかり見てた世代ですが、
あの頃は17歳で、今でもまだ35歳なんだね。

終わってから、鉄なべで餃子。
これも、土曜日だからこそ堪能できるお味。

グレイテスト・ショーマン応援上映

ニュージカルファンにとっては、
拍手どき、手拍子どきに、じーっとしてるのはムズムズ。
こんな人、おそらく山ほどいるわけで、
映画館だけど声援拍手OKの特別上映企画です。
入口でサイリウム渡されたけど、
本来ミュージカルではサイリウム使わないんだけどね。

鑑賞4回目ですからね、暗記に近づいてきましたよ。
ネタバレ結構入ります。

最初のバーナムがポーズを決めるところは
あまりのカッコよさに泣けてきた。

バーナムがチャリティに求婚しにいくシーンは
2人の年齢が結構いってるのでちょっとおかしい。

娘ちゃんたちと屋上でふざけあい、
撃たれてズキューンと倒れるチャリティ超チャーミング。
この後の娘ちゃんたちとの食事シーンで
豆かなにかを投げ合うのも可愛いんだよねえ。
ミシェルウィリアムズほんとに可愛いわ。

フィリップをサーカスの仕事に誘う酒場のシーンは
バーナムとフィリップだけでなく、
バーテンダーとのバランスも素晴らしい。
ここのヒュー・ジャックマンとザック・エフロンの歌声が
バルジャンとジャベのように競り合っててシビれます。
タップが途中から足元アップになるのだけど、
ザックが踊ってるのかなあ。

一緒に歌ってもいいよ~♪ってことで、この企画では
歌詞は英文の字幕が出ます。
日本語訳は意訳してあるから、
原文そのままってのは自分なりの解釈ができる。
フィリップがアンの手を取るタイミングが
ちょうど「take a hand」のところだったことにも気づく。

サーカス小屋が焼け落ちた後の酒場にみんなが集まる
ダンスシーンは圧巻だよねえ。

サイリウム、最初はどう使ってよいかわからなかったけど、
それなりに使って盛り上がりました。
こっちが声援送っても、あちらが応えてくれないんだけどね。

2つ疑問だったことがあって
フィリップの父親が何故アンのことを「メイド」と呼んだのか。
当時は黒人→奴隷→仕える人種であり、アン兄妹はそれを逃れるために
空中ブランコという技を身に付けたのだろうけど、
白人に仕える身分ということで「メイド」と呼んだと思われる。

またヴィクトリア女王謁見の時に
「あんたも棚に手が届かないだろう?」と言ったのは
ビクトリアもかなり背が低かったからみたいですね。

バーナム自体は綺麗に描かれてるけど
ほんとはもっと人種差別や金儲けの人間だったということですが、
バーナムの人生を知りたいわけではなく、
エンタメ作品として楽しみたいわけなので
その辺りは鑑賞には全く問題ないなと思う次第です。