Category Archives: ミュージカル・お芝居

ビリー準備

今一番見たいミュージカルが『ビリー・エリオット』。
映画は好きだったし、ロンドンでも観たしね。
音楽もよくて、ダンスもいっぱい。

で、出張があると思っていた日がなくなり、
不意に別の出張が入ったりで、
チケットを取ったり、譲ったり。

朝出したチケットがすぐにお嫁入りが決まり、
朝お願いしたチケットがすぐに発送していただき、
その周辺も予定も含めてなんとか整いそうです。

で、ビリーですが、
マイベストの大人キャストは、
鋼太郎さん、柚希さん、藤岡くん、大貫くんなのですが、
そこにビリーのキャスト日も公開され始めまして。


歌唱&ダンス披露を見ていると、sasaの印象は
・未来和樹くん:歌もダンスも両方上手
・加藤航世:歌が一番上手。ピルエットがきれい
・前田晴翔:お顔立ちが美しい
・木村咲哉:最年少で可愛くてダンスに勢いがある。

なので、未来くんイチオシで、次が加藤くん。

この全員を揃えるのは難しいので、2回に分けて観られればと思っています。

ミュージカル「グレート・ギャツビー」


■日時:2017年7月22日(土)12:00
■会場:博多座 3階C列サイド
■出演:井上芳雄、夢咲ねね、広瀬友祐、畠中 洋、蒼乃夕妃、AKANE LIV、田代万里生 ほか

「ギャツビー」がミュージカルなんてどういうこと?
と思っていましたが、素人がそんな心配する必要はなく
ちゃんと成立してました。

あ、ネタバレ入りますよ。

最初のシーンが、物語のラストから入るのです。
プールが出てきたから、あらあ、王子が水着?
あの細い上半身露出?と心配してたら、
クラシカルなワンピースタイプの水着でした。
これ、品の良い王子には予想以上に似合ってた。

で、物語がスタートしますが、
全体的にちょっと説明的です。
オックスフォードに「行った」こととかも、
早々にギャツビーが自分で説明するのです。
誰にでもわかるように親切に教えてくれてるのだとは思うけど、
あれあれ?少しはボヤかして、ちょっと匂わしといて、
後からははーんと思うような流れはない。

デイジーとギャツビーの再会も、
デイジーが会いたがってるってことになってるし。
ニックの家でのぎこちない再会シーン、
ここ、結構大事なポイントだと思うんだけど
すっかり削除されてました。

美男子広瀬くんが嫌なトム役でしたが、
すらっとしてて声も低くてカッコよい。
これからますます出てきそうですねえ。

あと、酒場でいかさまをする役者さんが、ダンスのキレが良かった。
なにせ1回だけなので、アンサンブルさんの魅力までは追いつかず。

肝心の王子ですが、今回やけに声が太いです。
いつもと違って、他のキャストさんより各段に響くし大きい。
逆に、アンサンブルさんの合唱の盛り上がりが今ひとつ。

なので、ますます王子の歌が際立ち、特に1幕ラストはすごかった。
は~やっぱり王子はレベルが違います。

なんかね、ギャツビーのコンプレックスとか
卑屈さとか、表情に現れてますよね。

デイジーの夢咲ねねちゃん、初見ですが素晴らしい。
高音はもちろん、低音もぴしゃり。
王子と共に歌が完璧なカップルです。
このコンビ、これから有力ですねえ。
エリザもよいのではないでしょうか。

で、人のよいニックは万里生くんが好演。
フランツ万里生が好きですが、爽やか青年役は普通にはまります。

あとは、ジョーダン役のAKANEさん?
お名前見たのも初めてだけど、サバサバしててカッコよかったです。

で、sasaが一番注目していたのは、ラストのプールシーンの王子ギャツビーだったのですが、
この作品では、別のところを目玉にもってきましたね。
ギャツビーがここに上り詰めるまで人生をどう積み上げてきたのか、
そうした話を葬式に現れた父親が語っているうちに、
背景にギャツビーが現れ、圧巻の歌で終わる。

全てデイジーのために、やっとここまで来たのに…切なくて泣けました。
公演期間が短く、観劇がたった1回でしたので、
リピして理解を深めたかった。

終演後は熊本義援金の募金活動。
王子だけは毎回参加してくださるかと思いきや、
今日は、万里生くん、広瀬くん、と女性キャストさん。
sasa、腕がこんなでしたから、万里生くんから優しく
「お大事になさってください」って。
骨折した役得かもですね。

ダンス公演「Mr.Nobody」

■日時:2017年7月21日(金)19:00
■会場:アクロス福岡 円形ホール
■出演:蔡暁強、松井英理、小池陽子

18:00定時に退社しても間に合うのか?と思われましたが、
ほんっとに開演ギリギリに辿り着きました。
枝光公演出演の石井則仁さんが怪我のため、小池さんが代役。

代役なのにセンターに立って、開演の仕切りのご挨拶。
2人が小柄なので、シャオチャンが大きく見える。

シャオチャンは黒いラフスタイルの上下の衣装なのですが、
動きもサラッと難なくやっているように見えます。
ものすごい動きなのに自然にやっちゃうんですよね。

sasa、コンテンポラリーダンスによくある、
あのダンサー同志が絡みあうような動き、
よくわかりません。
でも、みなさんこれやりますよね、それも結構長い時間。
もっとわかりやすいリズミカルなダンスがいっぱい見たい。

なので、一番楽しかったのは、やっぱりシャオチャンの四季メドレー。
ウエストサイドとかカッコいい!
キャッツで猫になっても、ミストのダンスをしないところが
おまんま食い上げ状態になります。

閉演後は、英理ちゃんのお父さんと思われる方が
「もうすぐ出てきますから」と言ってらっしゃって、
3人がロビーに出てきましたが、
sasa、一人だし、腕骨折してるしで、話しかける勇気なし。
遠巻きに少しだけ見て、逃げるように立ち去りました。

DVD2本『華麗なるギャツビー』

来週の王子のミュージカルに備えて、DVDで予習。
とかいって、英文科であるsasaは大学時代に読んでるんだけどね。
といって、いつものごとく、全く覚えていないのです。

まずはデカプリオ版で見ましたわ。

そして続いてレッドフォード版も。

いくらか違うところもあったけど、
内容は理解しました。

育ちにコンプレックスがあって、その卑屈さが出てしまう
という点では、デカプリオの方がギャツビーらしく、
ラストの展開も余計に悲しくさせたわ。

デイジーについては、美人以外の魅力がさっぱりわからず。
ただのいいとこのお嬢さんで、自己中心的でおバカさん。
美しさ以外に、何がそこまでギャツビーを夢中にさせたのかがよくわからない。
キャリー・マリガンは愛らしくて大好きなんだけど、
絶世の美女というわけではなく、思慮深いイメージなので、
デイジー役は意外でした。

ニックはトビー・マグワイアぴったりだった気がする。
万里生くんも清々しく演じてくれそう。

王子のギャツビーがどのようなキャラクターになって出てくるのか楽しみ♪
ストーリーがわかっていると、その先の音楽や役柄など、
もう一歩深いところまで進めるので、
やっぱり予習はよいことではないかと思う

感謝☆

わかる方にはおわかりのこちら。
常々、ファン友さんたちには大変お世話になっております。

貴重な情報を送ってもらったり、チケットを取っていただいたり、こんなプレゼントをいただいたり。

感動することが大好きなミューファン同士ですので、sasaの喜ぶツボもわかってらっしゃる。
これを糧に週末まで頑張ります。
まるちゃん、運転するのね。