Category Archives: 子ども

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ササメモは、子育てについて、観劇の感想、など
その時に考えたことの記録でもあるので、
書いておこう。

昨日は中体連の初日でした。
長男の出場種目はリレー。
予選、準決勝、決勝、決勝で上位に入れば県大会に進めます。
数日に分けてあるので、昨日はまず予選ね。
準決勝までは順当に進んで、うまくいけば決勝進出もアリ!という実力

…のはずでした。

それが、やらかしました。
バトンミス。

前走の子が間に合わなかったのか、長男のスタートが早過ぎたのか、
バトンパスの区間を越えてしまい、失格。

順位自体は速かったので、普通にやれば普通に準決勝進出
…のはずでした。

デジカメで録画していたsasaの手も、あまりの衝撃で下に落ちて、
途中で録画終了。

で、

その時はそれがショックだったんだけど、
帰り道には、長男落ち込んでないかなあと心配。

で、

帰って来た長男は「失格やったあ」
と何気ない素振り。
いつも話しているように表現下手なので、
悔しくても絶対表情には出さないね。

で、

次に心配になったのは、これ、チームメートにも同じなのよね。
失敗したのは仕方ないし、他の子が失敗することもあるし、
今回の非が前走にあったのか長男にあったのかもわからないけど、
何にせよ、自分がメンバーに迷惑をかけたと思うのであれば、
「ごめん」のひとことは必須だと思うのよ。

実際、前走の2年生はもともと気の良い子で、
自分の責任だとあまりの落ち込み様らしい。

こういう時に「ごめん」と言われれば
「そんなことないよ」と返すけど、
長男のようにポーカーフェイスでシラーっとしてたら
「なんや、アイツ」ってなるよね。

例えば仕事でも、誠実に謝れば、周りも助けてくれたり、
「いや、こっちも気付かなくてごめん」みたいになるけど、
平然と知らん顔してたら、反感買うよ。

こういう周りとの調整、フォローってとても大事で、
そういう人間関係作りも含めて、長男の課題は山積みだなあ。

全く…母の悩みは尽きない。

中学生男子のファッション2

長男の最近の関心ごとといえば
音楽と洋服。

お友達と遊ぶ時に、
「これならイケる!」と本人思っている服が2着しかないから
交互に着ている状態。
前回ほど高い服を買う気はないので、ここならいいよってことで
「しまむら/Avail」に行ってみた。

悩みに悩んで選んだのがコレ(¥1880)。

はあ〜、やっぱり今回もチャラ男ファッション。
それもジレ付きだなんて中性っぽくない?
それでも、最初もっとヘンテコリンなの選んでたのよ。
かといって、sasaが「これ、どう?」と選んでみると「違う!」と却下され続け…。
なんとか妥協点をみつけて、お互いこれならいいか…ってところに収まったのでよしとするか。
まったくさあ、目立たない&地味さ第一の長男がこんなファッションするなんて
予測不能だったさ。

ジレ共用ってことで、もう1枚Tシャツ(¥980)を買って、
長男の服は4着となりました。
これだけあれば十分でしょ。

厳しいのね。

昨日今日と長男試合。
特定のタイムをクリアした人だけが参加できる大会で、
去年の時点ではまさか出場できるとは思っていなかった夢の試合。

だけに、みなさん高レベル。
ぎりぎり引っかかった長男は、それでも予選突破→準決勝に進むという快進撃を遂げ、
sasa的には「よくやった」ところだったのですが、
帰って来て「速かったねえ」と言うと不満げな表情。

「タイムが悪かった」らしい。

ベストを更新すること=満足な出来な世界みたい。

確かにベストより1秒くらい遅かったけどね。
順位もそこそこだったし、いいじゃん。

と、運動音痴のsasaはこの件に関しては甘い。

ところが、部長のお母さんに聞いても「今日みたいじゃダメね」と手厳しい。

本人たちも全く納得いってない。
こんなんじゃ、中体連の市大会突破も厳しいみたい。

ここは子どもたち、意外に自分に厳しい。

授業参観

今日は中学校の授業参観。
参観後に、長男は懇談会、次男は自然教室の説明会。
同じ時間帯なので、半分ずつ出席しました。

次男を先に行って、長男の教室に行くと、
お母さんたちが一人ずつ、普段の家での勉強の様子を先生に報告中。
やっぱり中3ともなると、懇談会も真剣味を帯びています。

sasaも、集中して勉強するのはいいけど時間的には短いことなどを
話したのだけど、
家庭訪問の時同様、先生の話はついつい部活の話になるのよね。

「給食で好きなものの時と嫌いな時が量が違いすぎる。
野菜食べないとねえ…」

で、次に何が来るかというと、

「野菜食べないと速く走れんぞ!って言ってるんです」。

中3にして、給食面での注意ってだけでも変なのに、
それの向う先はやっぱり陸上なのね。

交渉力

ちょっと前のことだけど、
長男がもごもご「日曜日の夜、運動会の打ち上げがあるって」。

はい?
中学生で打ち上げ?
クラス対抗競技の練習、たいしてやってなくて、
当然のことながら最下位。
打ち上げやるほど、クラスが一丸となってがんばったようには思えない。

「打ち上げっていうのは頑張った人たちがやることなんよ。
やけん、陸上部は3年生よくがんばったねってお母さんたち卒部会の準備しとるやろ?」

場所は?
参加人数は?
先生は知ってるの?
大人はついてくると?

長男、全く答えられず。

週初めくらいに教室で「打ち上げやるけど行きたい人~?」って女子が言い出して
もちろん、そんなお誘い初めてだし、浮かれて参加に○つけてきたらしい。
それも参加費2000円+バス代。
大人じゃあるまいし、なんだそれは!

ここからオオモメ。

sasaの言い分
「打ち上げとか言いようけど、結局は夜遊ぶ口実みつけただけやん!
中体連前の大事な時にトラブル起こして部活に迷惑かけたらどうすると?
勝手にやって停部になった部活あるとよ!
そもそも、お母さん聞いてないのに、なんで○つけたと?

長男の言い分
「みんなお母さんに聞かなくても自由に夜出かけよる」

この「みんな」ってのがクセモノで、
都合のいい人の事例を出しては「みんな」と呼ぶ。
携帯電話を持っている人、ゲームやり放題の人
お小遣いが多い人、夜中でも自由に遊びに行ける人
などなど都合のよい条件の人たちを合体させたのが「みんな」。

で、実際、長男曰く「行くって言いよった」という同じクラスの子のママに
電話して様子を聞いたところ、ご意見、sasaと全く同じ。
こちらは完全に禁止令が出ていた。

で、イベント当日の日曜、試合から帰ってきて、またもぞもぞsasaのところにやって来た。
「行っていいと?」
「部活に迷惑かけても知らんよ、勝手にしなさい!」

すると、他の子が部活(担任)の先生に聞いてくれたらしく、
実は先生は周知だった。
その上、言い出しっぺの子のお母さんがちゃんとついてくるらしい。
え?それって結局、先生公認の会なん?

で、結局行かせたわけだけど、実際お母さん3人も来てたらしい。
それならそうと、先に言ってよね!

というか、問題は最初にちゃんと情報を把握して
これこれこういう会があるから行っていいのかを交渉しなかったことにある。
どういうもんかもわからないで、こちらも判断のしようがない。
相手が納得できるように情報を整えるのがプレゼンであり、
それによって自分の要望が通るかどうかが決まるのに。
表現力、コミュニケーション力の無さがこういうとこにも顕著に現れる。