
■日時:2026年5月2日(土)12:30〜15:40
■会場:北九州芸術劇場
■出演:
緒川たまき、瀬戸康史、瀬戸さおり、清水 伸/
赤堀雅秋、萩原聖人/
鈴木慶一
静かに美しい世界だった。
絶品の舞台セットに心奪われる。
照明を落としたレトロ家具が並ぶ室内の奥に
兄が育てている温室がライトアップ。
グリーンとかイエローの色が際立つ。
異常なほどふたりぼっちの兄妹のお話。
かといって、もちろん変な関係ではなくて
お互いにいいひとが見つかって幸せになって欲しいと思っている。
駅前の…とか話してるけど、そもそもこの二人は外に出たことがあるのか?
と思うほど、外界との隔絶。
幸か不幸か財産はあるようで、植物を育てて売ってはいるものの
がむしゃらに働く必要はない様子。
毎日必ず何かをしなければならないということもなく
自分たちのペースで生きている。
恵まれているようで
はて?
自分がこの状況だったら幸せなのかしら?
二人にはそれぞれ気になる人がいて、
相手はそれに気づきながら
思わせぶりな態度を取るだけで
応える気はない。
それはなんとなく予想できるので胸が痛む。
俳優陣は素敵で
緒川さんは安定の愛らしさで、
瀬戸康史さんは珍しくクズ男なのが新鮮。
妹のさおりさんも素敵な方ですね。
この不器用な兄弟へがなんとも愛おしい。
観客も「なんとか幸せになってほしいと願う。
でもね、きっとこの二人はずっとこのままで
これがこの兄妹の等身大なのだ
と、自分を納得させている












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