Category Archives: おでかけ・イベント

青森☆五能線の旅1日目

母娘旅行。
今回も母のご所望の鉄道旅です。

九州からですので、まずは千歳に飛んで
乗り換えの空港で札幌ラーメンをいただき

青森へ。

五所川原まで移動してこの日は終了。
お宿は駅からしばらく歩いてホテルサンルートパティオさん

普通のビジネスホテルです。

翌朝の窓からの岩木山が美しく

朝ごはんをいいただいて

さあ、青森の旅スタート。

舞台『破門フェデリコ ~くたばれ!十字軍~』

■日時:2024年9月21日(日)12:00
1幕70分 休憩20分、2幕70分
■会場:久留米シティプラザ グランドホール H列センター
■作:阿部修英
■演出:東憲司
■出演:佐々木蔵之介 上田竜也 那須凜 栗原英雄 田中穂先 石原由宇
磯部莉菜子 加賀谷奏音 熊野義貴 増山海里 山崎類 渡辺はるか
六角精児

ざっくり言うと、キリスト教とイスラムの戦争を、
一滴の血も流さず「エルサレム無血開城」で終わらせたリーダーのお話です。
血を流すくらいなら金とか物で解決。
ローマ教皇から十字軍を率いよと言われても
のらりくらりとかわし、
いやそういう無駄な時間も計算づくだった。

チラシを観た時は、暴君かと思っていたら、
いやいやとてもクレバーで命を大事にする君主ではないか。
頭が良すぎて、息子にはついていけず親子の溝は深まり、
互いの思いがやっと通じた時には既に遅し。

戦争をやめさせるためにはなにをされても報復しないこと!
を説き続けるけど、
報復せずにぐっと我慢していると攻撃は続くというのがやるせないところ。

世界史と宗教という、sasaにとってのいつもの鬼門でしたが、
今回はとてもわかりやすく面白かった。
そして佐々木蔵之介さんのかっこいいこと!
話自体は重たいものなので、
場を和ますためかときどきおやじギャグが挟み込まれていて
それもとてもチャーミング。
凄みもあるし、狂気もあるし、テレビより舞台の役者さんだ。

「言葉」が大きなカギにはなっていて、
もし赤ちゃんが言葉を学ぶことないままだったら
新しい言葉が生まれるのか?
0と1だけでコミュニケーションが成立するのか?
貴重な書物を守るため中身をすべて頭の中で記憶する、
世界は共通言語(宗教)であるべきなのか?
などいろいろ提起はされたけど、全てが回収されたのかは
確認できなかった。

イスラム君主の栗原さんは立派な人格者がはまってたし
女官役の那須凜さんはとってもしっかりした芝居をされるし、
田中穂先さんというのは、「劇団柿喰う客」の方なのね。

客席はおそらくかなりの人数が上田くんファンで埋まってたと思われ、
そうでない者にとってはチャラいイメージの上田くんにしては
かなり真面目なハインリヒとはキャラ違う気がしましたが、
鼻が高い西洋風なお顔立ちは金髪カツラも含めてとてもよく似合う。
マントもねえ、翻しが多くてちょっとウザってなったけど
お芝居自体は台詞もよく聞こえたし、動きがいい。

アンサンブルさんたちはほぼダンサーだったのかしら。
ステージングに平原慎太郎さんが入ってたし、
ダンサーさんたちの役割が大きかった。

わからなかったのは、
息子ハインリッヒが今際の際で、
自分が殺されたからと言って決して報復はしないでくれ
と父フェデリコにお願いをしている時に、
(ここ、上田くんの行き絶え絶えの演技がちょっとうるさかった)
瀕死の息子を腕にかかえたフェデリコが
全く動揺せずに淡々としてたところ。
愛する息子の最期になんであんなに他人事のようなお芝居だったんだろう。
ハインリヒの大事なシーンだから華もたせたのかなあ。
それにしても、あの無関心ぶりは違和感あった。
どういう意図なのか知りたい。

テーマとしては「友愛」、
息子との愛、イスラム君主との友情、人類への愛、
というありがちなものでしたが
これがしっかり伝わって、
帰り道はすっきりした気持ちと多幸感に包まれました。

こういうのが観劇の醍醐味ですな。

万能グローブガラパゴスダイナモス第33回公演『月ろけっと』


■日時:2024年9月13日(金)19:00
■会場:西鉄ホール E列 20番
■演出・作:川口大樹
■出演:椎木樹人 / 横山祐香里 / 山崎瑞穂 / 石井実可子 / 野間銀智 / 澤柳省吾 /
つじむらかほ/ 千代田佑季 / 田中琴子 / 青野大輔 / 富永真由 / 樅山幸音 / 杉山英美

sasaのガラパ初参戦だった作品の再演です。
これで一気にガラパファンになりました。
以前のアンケートで好きな作品の欄に書いたことがあって
再演してくれて嬉しい。

欲望に憑りつかれた人間の恐ろしさで笑いながらゾッとするブラックコメディ。
寿命と引き換えに様々な欲望の実現との交換を持ちかける悪魔
真面目な人間だったはずの主人公・カモメが、最初は全否定してたのに、
どんどん欲望のタガが外れて転がり落ちて行きます。
これを横山さんが全身で演じています。
その暴走ぶりはあっぱれ。

初演とメンバーは入れ替わってるし、
時代にあわせて細々と改変があってます。
悪魔たちは悪魔アイドルグループ化してて、
ピーピーきゃあきゃあ、
それをリーダーの山崎さんが絶妙な間でピリッとまとめる。

欲望メニューも結構変わってたよね。

オチはわかってるので、杉山さんの動きと台詞も
注意深くチェックしました。

知ってても全く問題なく面白かった。
確実にパワーアップしてたし。

このところ、あんまり当たり!と思うことがなかったけど、
これと「ナイスコントロール」は傑作だと思う。

加藤和樹 LIVE in the DARK tour -星空リサイタル vol.2-

■日時:2024年8月31日(土)16:00
■会場:福岡市科学館 ドームシアター

「LIVE in the DARK」というタイトルの通り
暗闇の中で行われるコンサートです。
お席にもよりますが、加藤さんのお姿は登場でちらっと見えただけで
あとは照明の落ちた中で椅子の背もたれを倒して
音楽の世界に身をあずける。

プラネタリウムが会場なので
星に関する曲を集めています。
静かな語りが心地よいです。

最初は、んん?って思う不安定な歌でしたが
だんだん調子出てきました。
ヘラクレスとかカムフロムアウェイとか
ミュージカルの曲もありました。
チケットは完売で、
おそらくほとんどの人はミュージカルファンじゃないかな?

最後も立ち上がって少しだけ頭の上が見えただけで
去っていきました。
1時間ほどの静かなしっとりしたコンサートでした。

同級生とご飯


同級生3人でこじんまりご飯。

今回得た情報は実家じまいは大変だということ。
実家がすぐ売れるなら問題ないけど、
実家というものはたいていの場合、かなりの老朽物件で、
賃貸にするにはリフォーム代がかかり
売るには更地にする必要もある。
更地にするのはものすごくお金がかかるらしい。
sasa実家はなんとかなると思うけど、
もう一つの方が問題多し。

頭痛くなってきた。