◆日時:2011年11月29日(火)19:00
◆会場:キャナルシティ劇場
◆出演:井上芳雄、新納慎也、彩乃かなみ
まあ、正直言って、前作同様、sasaの好きなジャンルではない。
というか、中途半端な歌とダンスで
王子の溢れる才能が発揮されないんだもん。
歌も替え歌ばかりっていうのもなあ…。
上から目線(母親目線?)で偉そうに言えば、
頭が良くて心配性の王子は将来的には作る側にまわることも考えているだろうから、
大きなカンパニーでの与えられた役ばかりではなく、
時には、若い世代で作り出す挑戦もやりたいのかな。
会場自体は、千秋楽のため、遠征組もいらしてたようで
結構な盛り上がりを見せていました。
役柄的には3人ともいつもと違ったキャラ。
王子はチャラ男くん、ニイロ兄さんは気の弱い真面目くん、
かなみちゃんは酒癖も口も悪い。
ニイロ兄さんは、歌はう〜ん…だけど、さすがはトートダンサー、
ダンスはかっこいいね。脚もきれいに上がります。
ひとつひとつの動きの形も決まってる。
かなみちゃんは、前回より印象良かった。
パンチのある女優さんで、歌も踊りも演技もバランスいい。
ストーリーも「記憶の中にもぐる」というちょっと難解なモチーフを
上手に使っていてセンスが良かった。
アドリブも数カ所はさむようで、これが福岡ネタなのかどうかわからないんだけど
一応ご紹介。
◇最初の記憶:小学生シーンでトーマ(ニイロ)が
「すっごい速いコサックダンスでこっち来てる」
と無茶ブリ。
ジョニー(王子)、コサックダンスで登場。かなり脚にくる。
◇大学受験のお勉強シーン:ここ確実に福岡ネタ
ジョニーがビッキー(かなみ)に問題を出す。
生物「福岡の名産と言えば明太子ですが、明太子は何の卵?」
英語「Triangleは三角形、では四角形は?」
英語「キャナルシティのキャナルの意味は?」
かなみちゃん、1問も答えられず…。
王子に「キャナルの意味もわからんのにキャナルに来るな!」と怒られる。
千秋楽なので、劇場さんが気をきかせてラストは美しい金吹雪。
カテコも長めのトークとなりました。
ニイロ「こういうの持って行った方がいいんじゃない?
持って行きなよ」と金テープを拾って観客に渡す。
「スマップとかこういうの持って行くんだよ。」
王子「いや、ここにスマップいないし。」
ニイロ「この作品、再演はありません。
もう1回するなら新しいのやろうってことになるし。
できるだけ、この同じ3人で続けていきたい。」
王子「ステージに立てなくなったらリーディングタイプとかね」
ニイロ「誰か亡くなったら、残りの2人でそいつのことを語るとか」
もう言いたい放題。
最後はロック調のテーマ曲をもう一度歌ってくれました。
終演21:10と書いてあったのに、終わったのは21:50でしたよ。
大サービスありがとう♪
王子のホンモノの歌声はコンサートのお楽しみとしましょ♪
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