Category Archives: ミュージカル・お芝居

エリザベートキャスト発表

博多座からメルマガが届き、エリザベートのキャスト発表が。
エリザベート以外は未発表でしたのでね。

トート閣下は祐様は順当として、あれ?あんなに好評だった城田くん、抜けたのね。
そして、さすがに王子のトートはなかったね。

ヨーゼフWキャストに岡田くん?
禅さんと差がありすぎないかい?

パパはキーヨさんなのね。
村井パパ好きだったんだけど。

ルドルフは一新だねえ。
新鮮でよいかも♪

で、結局何が言いたいかというとトートダンサー。
今回もシャオチャンのお名前はなかった…。
加賀谷さんもいるくらいだから、身長の問題でもないような。
残念!

失態…

今日は「クンツェ&リーヴァイの世界」先行予約日だったのに、
昨日の夜は覚えていたのに、
今朝、あれこれやってるうちにすっかり飛んでいた。
昼過ぎに気づく…。

普段はスケジュール帳無しには仕事できないけど、
休日は基本、子ども達の予定中心で、あまりチェックしないのよ。

HPでチェックしたところ、販売終了の公演も。
超人気公演であることは間違いない。
多分ジャストに電話してもなかなかつながらなかったことだろう。
今から電話してもかなり悲しいお席になりそう…。
別の手を考えなければ。

『オペラ座の怪人』25周年記念公演 in ロンドン


先日、王子公演の前に観た映画のレビューを。
◆キャスト
オペラ座の怪人:ラミン・カリムルー
クリスティーヌ:シエラ・ボーゲス
ラウル・シャヌイ子爵:ヘイドリー・フレイザー
奴隷頭/羊飼い:セルゲイ・ポルーニン

これはもう、泣きにいくようなもんでしたね。
演目として完璧な作品だし、
世界のキャストの中でもtopが集結だろうし。

レミコン以上に舞台そのままのセット、衣装、演技で進行。
ファントムの世界にどど〜っと浸り込む3時間でした。

ラミンファントム、色気があって素晴らしいです。
クリスティーヌが惹かれるのも無理はない。

ラウルはちょっと格好良過ぎ。
ラウルってマリウスまではいかないけど、いいとこのお坊ちゃまで
キャラとして、もう少しヘタレじゃないのかなあ。
なのに、まるでアンジョを感じさせるように頼りがいがあるのよ。
「俺にまかせろ!」そして、任せたら絶対大丈夫みたいな安心感。
これじゃあ、ファントムに勝ち目がなくなるでしょ。

クリスは感情豊かだった。最後のファントムにキスのところなんて
感情が溢れ出てて、ますますこっちの涙をそそるわ。

話題のセルゲイ・ポルーニンさんもしっかりチェック。
弾みをつけずにあの高いジャンプ。
マスカレードもあのギュウギュウなスペースの中を
軽やかに立ち回り目を引きます。
大好きなマスカレード、舞台通りの真っ赤で豪華絢爛!
あそこは圧倒的なゴージャス感であって欲しいもんね。

メグ・ジリーだけはちょっと歌があれあれ?
少女イメージの役なのに年齢的にも厳しくなかったかい?

カテコではウェバー氏、歴代ファントム、サラ・ブライトマンが登場。
ウェバー氏がサラを「私のAngel of music」と言って紹介したのが泣ける…。
ファントム4人に最後はラミンファントムも登場して
“Sing for me”と詰め寄られながら歌う「Phantom of the opera」。
サラ、ちょっとお太りになった?
もともとスリムというよりはたっぷりボディだったけど。
声もハリ的には現役シエラクリスには及びませんが、
声自体が異次元なのよね。

まあ、とにかく胸いっぱいお腹いっぱいの贅沢な時間でした。
ヴァンパイアに浮気してはおりますが、やっぱり大好きな作品です。

News☆

日曜日のナイロンで手持ちのチケットがなくなった。
クンツェ&リーヴァイコンサートはがんばって電話するつもりだけど、
手元にチケットが1枚もないのはなんともさみしい…。

そんなところへ、今日CSBから封筒が届いた。
もしや?と期待。

ヤッホー☆シャオチャン出演情報です。
演劇集団Axleの客演。
初めて聞くお名前です。早速調べてみる。
アクション集団?なんだかCONVOY SHOWの匂いがするぞ。
振付に舘形比呂一さんのお名前が。
新上さんと『Sotova』をされた方ですね。
そして、さらに詰めていくと、あ〜!やっぱりCONVOY SHOWの方だ。
10年以上くらい前にThe CONVOY SHOWのステージ2度ほど拝見しましたが、
突き抜けて面白く、そのメンバーの中でも舘形さんはお一人だけ
動きがバレリーナで際立っていたのです。
そうかあ、こんなところでsasaの観劇歴がつながったよ。

さて、数回しかない貴重な公演。
それも大阪/東京どちらにするか。

自分の予定、子どもの予定、仕事の予定、アクセスと交通費、
公演としての熟成度…モロモロいろんなことを考慮しながら
急いで確定させなければ!

ナイロン100℃ 『ノーアート・ノーライフ』


◆日時:2011年12月4日(日)13:00
◆会場:北九州芸術劇場
◆作:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
◆出演:みのすけ、三宅弘城、大倉孝二、廣川三憲、吉増裕士、喜安浩平
    客演/温水洋一、山崎一

前作がかなりお気に入りだったナイロン公演。
開演前にちらしの中に入っていたケラからのメッセージシートを読んだ時点で
心は決まった。
「今日の作品も、きっと好き☆」
前作の時も思ったけど、ケラの文章は嘘っぽさがない。
説教したり押し付けたりするのではなく、
「残念ながら人間ってそういうところあります」
みたいなところをテーマに突いてくる。

今回のテーマは、はっきりした物差しがないもの。
人によって評価のわかれる価値観とか。
数値で評価を得られない仕事を選んだケラは、
その曖昧な世界に身をおくことに幾度も不安を感じたという。
評価してくれる人がいる一方、別の人は退屈だということもある。
そこがアートの面白いところだけど、同時にジレンマになる。
そして、そんな中、人はなんとか折り合いをつけていく。
人間ってそんなもんだ。
と、ケラのテーマにはやけに共感してしまう。

今回は再演で、8人中7人は10年前と同じメンバー。
ナイロンの6人に、温水さんと山崎さんが客演。
ケラ曰く「若々しい役者さんたちの作品も多い中、
こんな初老の男ばかりの作品に来てくれて…」。

いえいえ、みなさん実力派揃いですもの。
声もしっかり通るし滑舌もバツグン。
温水さん、あの通りのキモ可笑しさ。
山崎さん、『組曲虐殺』でも味があったよね。
みのすけさん、声の抜け方がすごいね。
三宅さんは愛くるしいキャラです。
大倉さんは、あの個性、反則だよね、どう転んでも面白いもん。
へんてこなキャラも面白いけど、今回の普通人の方がもっと異様さが際立つ。
他の人の非常識発言や行動に過激に反応するところがいとおかし。

そして、終始笑い続けることになるんだけど、その笑いにアザトサがない。
アドリブや軽々しく笑いを誘うのではなく、地味に地道に積み上げる笑い。
そこに誠意を感じる。

カテコではケラが登場。
地方公演も見届けてくれてるのね。
ご挨拶では「北九州での5月の公演がさきほど決定しました」とのこと。
次作もとても楽しみです。