Category Archives: ミュージカル・お芝居

『Wicked』リハ見☆質問コーナー

先日のリハ見イベントは後半が質問コーナー。
イベント前に質問ボックスに質問を入れて入場しました。

オズ陛下(松下武史さん)の司会で、登壇者は
・山本貴永さん
・斎藤准一郎くん
・西浦歌織さん
・新津つくしさん

そこでぬぁ〜んと、次男の質問が採用されたのだ!
事前に選んであったのか、たまたま引いたのかわからないんだけど、
質問箱の中から1枚抜いた山本グリンダが
「この質問は○○くんから。どこですか〜?」って。
質問はかなりの数入ってたらしから、3人でビックリ!
次男、固まったまま手を振りました。
sasa家の子どもたちは手を挙げて質問することなんてできないから、
こんなことって超貴重なのよ。
二人とも「奇跡やん!」を連発しておりました。

そして質問は「きんちょうしますか?」
というシンプルなもの。

グリンダ「毎回、すごく緊張します。
共演者に『大丈夫、大丈夫』って言ってもらっている。
どうしてこんな仕事してるんだろうと思うくらい緊張魔。
いつも緊張と闘いながら舞台に上がっています。」って。
オズ陛下も「いい表現だ。緊張と闘いながらってその通りだ」。
あんなに毎日主役やってても、そんなに緊張するのね。
一生懸命質問に答えてくれる姿が真摯で、
山本グリンダ一気に好感度アップ☆
我ながらほんっと単純だわ。

他には
Q:どこの劇場が演じやすいですか?
オズ陛下
「福岡は好きだし、キャナルシティ劇場は演じやすい。
傾斜や音の届き具合がいい。
今回はあざみのの稽古場で練習していたら、
あまりの余震の多さに稽古にならなくなって
早めに福岡に来ました。」

斉藤さん「2階席が近いですね。
カテコでライトがついた時、2階もよく見える」

Q:どうやってテンションをアップさせますか?
斉藤さん「シズ大学の前にみんなで肩を組んで
気持ちをアップさせてます。
どの舞台でもやるわけではないので、
このカンパニーはいい雰囲気だなあと思います。」

Q:おすすめのシーンは?
西浦さん「エメラルドシティです。
衣装や装置も華やかだし、アクロバットがあったり
自転車があったり、すごいスピードで展開して、
どこを観ればいいの?というくらいのシーン。
観られなかったところは、また次回観て欲しい」

斉藤さん「ダンサーとしては、早替えの後のダンスシーン。
『骨で踊れ』と言われる変わった踊りです。」

Q:1日にどのくらい練習していますか?
新津さん「毎日、個人ストレッチしてみんなでバレエ。
呼吸法や個人練習などしてます。
休演日は1週間に1日で、リラックスしたり、お稽古に来たり。」

山本さん「グリンダのお稽古始めた時は、
1日24時間じゃ足りないよー!っていうくらい練習しました。

興味深かったのが、
ウィキッドって変わった振付けが多いなあと思っていて、
特にフィエロの奇妙な動きね。
あの腕を直角にブランと垂れる動きは
フィエロのその後を暗示してるんだって。
な〜るほど!納得☆

DVDで『オズの魔法使い』を観ると、は〜こういうことか
ってますます面白くなりますよ♪
とのことでした。

劇団四季『Wicked』4回目☆

■日時:2011年4月26日(火)18:30
■会場:キャナルシティ劇場
■キャスト:山本貴永(グリンダ)、江畑晶慧(エルファバ)
      北澤裕輔(フィエロ)

次男と2人で行く予定が、長男の予定も空いたので、
慌ててもう1枚チケット追加しました。
もちろん3人とも2階最後方のC席ですよん♪
確かに遠いけど、一度始まるとお話の中に引き込まれるから
そんなに気にならなくなるのよ。
シティ劇場はこじんまりしてるしね。

で、本公演から北澤フィエロです。
いやあ、イケメン王子ぴったりの端正なお顔立ち。
体もスリムだし、踊りも普通にいけてます。
でもさあ・・・
sasaはやっぱり涛フィエロが好き☆
あの膝下を揺らしたり、腕を直角にブランとさせる奇妙な踊りなんて、
あんまりカッコいいポーズとは思えないのに、
涛さんだとキマルんだよねえ。
かなりハードな動きも、踊りがしっかりしてるから
歌が息切れしない。
北澤さん、動きが激しいところでは歌が荒くなります。

それに、グリンダとボックのやりとりと見てる時、
涛フィエロは面白おかしそうに薄笑いで見てるんだけど、
北澤フィエロは魂胆ありそうな意地悪顔。
*北澤さんファンごめんなさい…。

『この幸せ』で、エルファバの悪口を聞いてる時の
涛フィエロの斜め下目線も悲しげで良かったんだよなあ。
歌も踊りも揺るぎなく安定してたし。

まあ、これは好みの問題ですからね。
sasaの優先順位が「動き」にあるというだけです。

劇団四季の『作品至上主義』というのにも少し慣れてきました。
役者さんが変わっても、良い作品はちゃんと成立するんだなあと。
実際、沼尾さんが抜け、涛さんが抜けても、
やっぱりまた『Wicked』観たい!
そして、今度は困ったことに次男までまた観たいと言うので、
チケット追加は確実でしょう。

『Wicked』魔法のリハーサル見学会

期待していたリハ見第3回は、
sasaの予想が見事に当たり『人生を踊り明かそう』でした。
でも、もちろん涛さんではなく、北澤フィエロです。
グスン…

ステージを観る限りは、もう完成されているようなのに、
裏では毎日、あんなに修正調整が加えられているんですね。
立ち位置とか、リフトのタイミングとか
ばらつき方とか、歌の強弱とか、細かい指示が出ます。

そして北澤さん、今日からなので、大阪で経験ありとはいえ、
会場の大きさや共演者との関わりなど調整事項が多いようです。
北澤さんご自身が「よろしくお願いします」と言いながら
リハーサルされてました。
本を取り上げて放り投げる方向もボックと確認。

ディラモンド先生前田さんからは、
生徒たちが本を投げるシーンも
それぞれの思いがあって投げるのだから一様にはならないはず
というご指摘が。
そんなところまで作り込んでいくのね。

フィエロの見せ場シーンだというのに、
涛さんではないことがつくづく残念ですが、
キャストの揃う、華やかなシーンなので、
見応えがありました。

そんなぁ…

またまた四季ファンの友達からメール。
「フィエロ交替やし〜!」

はあ?

北澤裕輔さんにチェンジだそうです。
超ショック!

魔法のリハーサル見学会第1回がオープニング、
第2回が『エメラルドシティ』だったらしいから
もしやもしや、明日のリハ見は
『人生を踊り明かそう』かも?
な〜んて夢ふくらませてたのよ。
sasaの夢、破れる…。

北澤さん、ラウルするくらいなのでイケメンさんで
ファンも多いみたいだけど、
sasaのポイントは今や確実に「動き」なの。
『キャッツ』もいける涛さんのように動けるのか?
彫刻に片手でブラ〜ンとぶら下がるシーンとか
膝下の動きが悩ましいダンスシーンとか
どうなんでしょう?

キャスト表とにらめっっこして観劇日を決める東宝系では
こんな大どんでん返し、ありえないことで、
今回、四季の洗礼受けてる気分です。

Wicked@フクオカ・ビィーキ


地元西日本新聞発行のフリーペーパー『フクオカ・ビィーキ』
に『Wicked』のかわいい記事が。

sasa、まだパンフレット持ってないので、写真をしっかりチェック。
『この幸せ』のアップスタイルはやっぱり沼尾グリンダがかわいいわぁ。
「幸せよ〜♪」と言いながら、憂いの表情だし。

そして端々にウィンキー国の王子さまがいるわ〜☆
って、ちょっと扱いが小さ過ぎないかい?
かりにも一国の王子さまなのだよ!