■日時:2011年4月20日(水)18:30
■会場:キャナルシティ劇場
■キャスト:山本貴永(グリンダ)、江畑晶慧(エルファバ)
李涛(フィエロ)
月曜日に四季ファンの友達からメール。
「sasaさん、大変!キャスト変更よ!」って。
なんのことでしょう?最初よく意味わからず。
「沼尾グリンダ変更決定よ。」
え〜〜〜っ!!!
涛フィエロに浮気してるのは確かだけど、
一番のお気に入りは沼尾グリンダだったのよ。
あの愛らしい『ポピュラー』も
懸命に耐える『この幸せ』も
切ない『あなたを忘れない』も
沼尾さんじゃないとありえな〜い!
で、誰に変更かというと、CDでネッサの山本さん。
う〜ん、あんまり好きな声じゃないのよ。
歌のお姉さん的裏声は個人的に苦手なの。
沼尾さんはあれだけの高音でも愛らしさを保ったまま
完璧に出せるので感動だったの。
もう『Wicked』は手持ちのチケットで終わりにしよう、
『三銃士』に備える意味でもちょうどいいかもね、
そんな気持ちで席に着きました。
オープニングの『グッド・ニュース』、
山本グリンダ、最高音が出ない、おまけに後半、音程ややずれてます。
その上、江畑エルファバまで『魔法使いと私』のラストが息切れ。
トホホ・・・この先、どうなるんでしょう?
確かにね、客席ガラガラなのよ。
お安い2階最後尾C席は満席なんだけど、それ以外は空席多し。
こんなんじゃ、役者さんたちのテンションも下がるよね。
と、かなりあきらめモードに入ってきたところに
涛フィエロの見せ場『人生を踊り明かそう』。
体をくゆらせる動きがやっぱセクシー。
背格好がしっかりしてるからステージでの見栄えもよいのよねえ。
エルファバとボックのやり取りの間、涛フィエロが薄ら笑いしながら
モニュメントの周りを美しく移動する姿にもうっとり。
と少し盛り返してきたぞ。
で、絶対無理だと思っていた『ポピュラー』。
あれ?山本グリンダ、意外に大丈夫☆
台詞で笑いを取るところがやや早口過ぎて、
いやあ、そこではもう少しボケてためてくれよ〜!と思ったけど、
あの奇妙な「ラ〜♪ラ〜♪」のダンスも立派にコミカルじゃん。
お、このままいけるかも。
『エメラルドシティ』
あの首長人形、気持ち悪かったんだけど、
中に入っているのが涛さんだという情報を入手したから、
一気に注目シーンに昇格よ。
フィエロ、ボック、女性アンサンブルさんの3人という噂だから
一番背の高い真ん中が涛さんなのかしら?
『この幸せ』
この時、グリンダの髪型がアップに変わりますが、そのせいで
目尻の上がったアイメイクと魔女っぽいくっきりした鼻の
山本さんの顔立ちがますますキツく見える。
愛されキャラのグリンダのはずなのに意地悪魔女に見えるよ〜。
そしてクライマックスの『あなたを忘れない』。
あ〜!グリンダの歌い出しがまた早口。
「二人で過ごした時間は〜♪」のところはたゆたゆと
思い出をかみしめながらゆっくり歌って欲しかった!
でもその後はだんだん盛り上がってきましたよ。
「花の種〜♪」のところなんていい感じ☆
今日からは涙出らんかも…と心配してたけど、
ちゃんと感動できました。
良かった〜☆
そりゃあ、沼尾さんに帰って来て欲しい気持ちに変わりはありません。
沼尾グリンダは切なくていじらしくて大好きだもん。
ほんとに愛されグリンダだと思う。
でも、かなり覚悟して行ったせいかもしれないけど、
山本グリンダもぎりぎりセーフ。
歌もいくらか怪しいながらも上手だし。
困ったことに、チケット追加したくなったよ。
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