Category Archives: ミュージカル・お芝居

第5回みゅーじあむ寄席『林家きく麿 月亭方正 二人会』

■日時:2019年1月19日(土)13:00
■会場:九州国立博物館

せっかくの太宰府だから、国博にも寄ってみると
特別展示はやってなくて、
でもなんだか行列ができてるよ。

近寄ってみると、落語イベントがあるらしい。
それも、掲示に方正さんのお名前が。

事前予約なのかと思ったら、常設展のチケットがあれば参加可能ということで、
430円のチケットを買って並びました。

正直ねえ、軽くみてたのですよ。
「ガキ使」メンバーがおふざけでやってる、くらいの…。

これがねえ、素晴らしかった。
噺はしっかり身体に入ってるし、
お茶をすすったり、籠を背負ったり、
もう上手~!
語りがよどむことなくテンポよく進み
どんどん引き込まれます。
「蜆売り」は泣けましたし。

淀まないって観客の思考が止まらずに集中できるから
ほんとに大事なことで、
これができるのは相当練習して修行を積んでいるのだと思うのです。
ほんとにごめんなさいです。
またチャンスがあればぜひ拝聴したい。

2018エンタメ回想

早いもので今年も大晦日。
恒例のエンタメ回想させていただきます。

映画は確実に本数が減りましたが、
仕事のおつきあいではなく、
自分で観たいものを観たので名作揃い。

*『ロング,ロングバケーション』
*『グレーテストショーマン』
*『レディプレイヤー1』
*『リメンバー・ミー』
*『君の名前で僕を呼んで』
*『ファントム・スレッド』
*『万引き家族』
*『追想』
*『カメラを止めるな』
*『輝ける人生』
*『さらば青春の新宿JAM~THE COLLECTORS』
*『ボヘミアン・ラプソディー』

舞台はねえ、とにかく休みが取れないのと
就業時間が定時でも19時なので平日の観劇は無理。
土日公演限定となりました。
が、いざ書き並べてみると、我ながらよく頑張ってるわ。

*博多座『舞妓はレディ』
*博多座『ブロードウェイと銃弾』
*藤岡正明ライブ「NOW AND THEN」
*万能グローブガラパゴスダイナモス『星振る夜になったら』
*ミュージカル『メリー・ポピンズ』
*ダンス公演「DAYDREAM BELIEVER」
*演劇『1984』
*劇団四季『リトル・マーメイド』
*及川光博ライブ
*博多座『1789 -バスティーユの恋人たち- 』2回
*ダンス公演『不思議の国のアリス』
*博多座『マリー・アントワネット』2回
*XPACE『ソング&ダンスSHOW』
*ミュージカル『ナイツ・テイル-騎士物語-』
*ゴジゲン『君が君で君で君を君を君を』
*劇団四季『キャッツ』
*井上芳雄by myself スペシャルライブ Live 10/27
*ミュージカル『深夜食堂』
*ミュージカル『ジャージーボーイズ』
*井上芳雄by myself スペシャルライブ ライブビューイング 11/29
*KERA・MAP #008 「修道女たち」
*劇団四季『恋に落ちたシェイクスピア』

では、2018年度sasa的No.1発表です!

映画部門は

☆『グレーテストショーマン』

名作揃いで特に『ボ・ラプ』と迷いましたが、
そもそもあちらはクイーンの楽曲が素晴らしいというのが根幹なので
オリジナルの曲での素晴らしさと
きれっきれのヒュージャックマンにに軍配を。

舞台部門はねえ
まずまず楽しかったのはいっぱいありますが
はまり込むほどの作品には出会えず。
そんな中でのベスト1は

☆『ミュージカル『ナイツ・テイル-騎士物語-』

初見でも曲が素晴らしく、
王子のカッコよさにもあらためて感服。
スペシャルライブのホスピタリティも加算して。

新年しばらくは次男受験のためおとなしくしときます。
その分、4月以降は弾けたいと思っております。

今年も辺境なササメモにお越しくださりありがとうございました。
来年も引き続きどうぞよろしくお願いします。

みなさまよいお年を。

劇団四季『恋におちたシェイクスピア』

■日時:2018年12月29日(土)13:00
■会場:福岡シティ劇場 C席センター
■出演:

年末ぎりぎりに急遽お声がかかりまして
せっかくのご縁ですので行ってきました。

劇団四季のストプレ。
作品自体は映画で観たことあるのです。
グィネスとコリンが出ていた。
確か面白かった覚えがある。

その上、sasa英文科でございますしね。

が、よくわからず。
登場人物の名前も覚えないうちに
舞台での役名も絡まって混乱。
踊れる方たちなのにダンスもほんのちょっぴりで。
ストプレですので睡魔と闘う。

客席もガラガラで、2階席はC席のみ埋まってた感じです。

せっかくお声かけいただいたのにすみません。

王子登場@堂本兄弟

録画していた『堂本兄弟』を見る。

光一くんがらみで露出が増えた王子。
テレビにも慣れてきましたね。
他の出演者の方ともリラックスしながらトーク。

ソファに座ってても、
脚の長さが目立つ。
脚を持て余してるもんなあ。

で、気を許した仲だからか
禁断のプライベートトークが出る。
「結婚して子供も生またばっかりで」
「帰ったら可愛い赤ちゃんがいるわけですよ」

初めての赤ちゃんで
もともと子ども好きだし、
そりゃあそうだ。

が、ここでどうしても心の狭さが出ちゃう。
ウーム…。

キンキキッズとの歌は
やっぱり圧倒的な上手さだったわ。
王子が歌うと名曲になるのよねえ。

KERA・MAP #008 「修道女たち」

■日時:2018年12月1日(土)13:00
■会場:北九州芸術劇場 中劇場
■出演:鈴木杏、緒川たまき、鈴木浩介、伊勢志摩、
伊藤梨沙子、松永玲子、みのすけ、犬山イヌコ、高橋ひとみ

大好きなナイロン。
観ている間は楽しいんだけど、
で、結局なに?
とわからなかった。

女性全員がシスター。
国王からの迫害を受け、仲間のシスター43人は毒殺されたという
不穏なスタート。

毎年イベントを行う聖地の山荘へと向かうが、
もちろんここで歓迎されるわけもなく。

宗教がモチーフなので、
きっと「信じる」とか「救い」とかがテーマなのだと思う。
「悔い改めます」と反省し、
「ギッチョダー」と十字を切る。
修道女たちを殺さなければ村を焼き払う
と命じられた村人たちのために
毒が入っているかもしれないワインを飲むと決めた6人。
この決断をしても、国王の迫害なのだから、
村の運命は変わらなかったと思う。
この辺りが鍵なのだろうと思ったのだけど、
結局わからん!

まあ、お目当ての緒川たまきさんはさすがだったわ。
あの不条理を言い切る男前ぶりがいいのよねえ。
例えば「1+1は3ですよ。3なんです」
とあの美人にすっぱり言い切られると
はあ、そうですかと言わざるを得ない感じ。
有無を言わさない堅固さがあるのです。
喋り方も品があって大好き。

役者さんはみなさん素晴らしかったけど、
鈴木杏ちゃんやっぱり上手。
今回は頭の少し足りない、純粋無垢な少女役。
とっても可愛かった。

客席にはケラさんがいたらしい。
理解のヒントを少しでもいただけたらいいのになあ。