Category Archives: ミュージカル・お芝居

旅行3日目その4<ロンドン>

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ややちゃんにチケットを取っていただき、
人気の『ビリー・エリオット』。
映画のハンナくんの渾身のダンスに感動し、とても楽しみにしてたのです。
もちろん、ハンナくんではないけどね、
他の子だとどうなんだろう?

炭鉱の廃坑とかストライキとか、
外国人には世界史やってないとツライ部分はあるのですが、
それを一掃するほどのダンスの素晴らしさ。

タイトルロール通りにビリーが主役なので、
小学生くらいの子どもが座長なのですよ。
全てのキャストをグイグイ引っ張るのがビリー。
そのダンスは魂がこもっていて圧巻☆

ビリーの夢を叶えてやりたいお父さんの思いとか、
まだまだ甘えたかった亡きお母さんの幻とか
切ないシーンも多数。

正直なところね、
sasaと次男は台詞シーンはよくわからず、
会場じゅうがどっと笑うジョークらしきものにも
全く反応できず、2人で「キツイねえ」と苦笑い。

そんな次男でも、ロンドンの一番の思い出は『ビリー・エリオット』と答えるほど
ダンスに感動。
「あれって日本でできるの?あんなに踊れる子はみつからんやろうねえ」
と魂を奪われてました。

日本公演決定してますが、
素敵なビリーが見つかるといいなあと思っています。

旅行2日目その2<ロンドン>

緊急の際の連絡先はメモしてきてたのですが、
そもそも電話をなくすと使えません。
次男のスマホはWifiは対応しますが、海外仕様には設定してなかったのです。

そうは言いつつ、docomoショップに行く前に
レスタースクエア横のTKTSで、レミゼの当日券をゲット☆
オフシーズンのせいか、ほとんどのチケットが夕方でも販売されてました。

で、docomoショップでスマホ停止の手続きをし、
レミゼの劇場「クイーンズ・シアター」前で
一旦解散していた、ややちゃんと待ち合わせ。

観劇前の夜ご飯に、
チャイナタウンのすぐ近くなので、お手頃価格の「旺記」さんに入ってみました。
ガイドブックにも「無愛想だが格安」とあるように、
店員さん、接客が全くなってません。
お客さんに対応する気もなく、楽しそうにおしゃべり三昧。
白ごはんも大きめの容器に3人分まとめてドーンとテーブルへ。
4種類ほどのメインが出て、一人9.5ポンドというのは、ロンドンでは安い。
とにかくどこも高いので、ほどほどのお値段のお店しか入れないのです。

お味の方は決して美味しいとは言えませんが、まあこんなもんでしょ。
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で、今日の悲劇はここにもあったのですけどね。

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ややちゃんと別れて、次男が観たいと言った『レ・ミゼラブル』。
sasaが大学時代に初めてロンドンで観たミュージカルです。
あまりのロングランに、どんどん小さな劇場に移動してるようで、
このクイーンズ・シアター、とても小さかった。
舞台セットがバッサリ省略されてるのと、演出が旧演出です。
回り舞台だし、
ツーロンは舟を漕ぐのではなく、石切り場のようにグルグル歩き回る、
宿屋のセットが違う。
旧演出もアリなのですね。
ただ、アンジョの最期があの名シーンだったのが嬉しかった。

役者さんたちはですね、もちろんみなさま歌は上手なのですが、
悲しいシーンにも繊細さというより、力いっぱい。
ファンテのベッドのシーンも、エポの「花咲かせよう」も、
ここからどうやって最期にもっていくんだろう、と思うような
元気で力のこもった歌です。
そこから一気に萎れていくのですが、
日本人としては、もう少し繊細さが好みだったりします。

時差ボケも残りつつのこの観劇、
sasaはまあ大丈夫だったものの、
本人が観たいと言ったのに、次男爆睡。
というかね、お腹が痛いと席を立ったのです。
後で聞いてみると、どう考えても先ほどの中華に当たったのだと。
あまりの激痛に寝るしかなく、大変高額な子守歌となりました。

チケット代はね、2階の中盤くらいの席で
39.5ポンドでしたので、一人7500円くらいでしょうか。
日本のB席くらいなので、変わりませんね。

MUSIC FAIR

たまたまテレビつけてたら
sasaが子どものころからあってた記憶の長寿番組『MUSIC FAIR』。

クミコさんがいるなあと思ったら、
その横に、ワイルドホーン&和央ようか夫妻、石丸幹二さん。

ワイルドホーン作品を4曲メドレーでした。
StarSもカバーした『This is the moment』、
もちろんジキハイ石丸幹二さんが歌うわけですが、
StarSの方が上手だったと思うのは、ファンの欲目?
残念ながら期待してた感動はなく、
それよりも、平原綾香さんと宮本笑里さんの『風笛』の方が感動。
さすがに、圧倒的な安定感で、とんでもない高音も完璧☆

ミュージカル『ダンス・オブ・ヴァンパイア』

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■会場:帝国劇場
■日時:2015年12月12日(木)18:30
■出演:クロロック/山口祐一郎、サラ/神田沙也加、アルフレート/良知真次、マグダ/ソニン
シャガール/コング桑田、レベッカ/出雲綾、ヘルベルト/上口耕平、クコール/ 駒田一
アブロンシウス/石川禅 ほか
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シャオチャンとの出会い、ミュージカルにはまり込む契機となった大好きな作品。
やっぱり最初の「ガーリック♪ガーリック♪」のところから大好き☆

sasaがはまった博多座公演時より、キャストは変わっていて、
ヴァンパイアダンサーたちも総入れ替え。
お気に入りをみつけたくて、眼をこらすも、残念ながら
シャオチャンほどの光を放つ方は見つからず。

沙也加ちゃんは、わがままで愛らしいサラにぴったり☆
歌もものすご~く上手になってますね。
ヘルベルトはあんなに踊ってたっけ?というほどフィナーレで踊ってました。

マグダは、本来、あんなにセクシーな役なのかな。
胸元が大きく空いた服で、お尻をプリプリさせながら
床を拭いてまわるソニンの姿はそりゃあもう、男性陣でなくとも目が離せないでしょ。
ソロ少ないけど、見せ場はがっちり掴んでました。

ダンスの見せ場、2幕の「夜を感じろ」と「永遠」。
ダンサー好きには、ここが最大のポイントとなるわけですが、
それだけに、シャオチャンがいかにスペシャルだったかを思い知る。
連投してるのは、新上さんと横山さんだけかな?
そして、今回は初めて開次さんヴァンパイアを拝見しました。
博多座は新上さんだけでしたので。
新上さんよりはわかりやすかったけど、やはりアーティスティック度が高いですね。

カテコの盆踊りはまたまた振付違ってて、
ヘル様からの指導があり、みんなで盛り上がる。
作品も楽しいけど、これがあるからたまらないです。

久しぶりのVはやっぱり楽しく、大好きだなあと余韻に浸りながら帰途につきました。

『ビリー・エリオット』日本公演決定!

なんとなくホリプロオンラインを見に言ったら
お~!なんてタイムリー。
次男と大感動して、
いやあ、でも日本じゃ無理よねえ、なんて話してた『ビリー・エリオット』
日本公演決定!オーディション開催!

外国の、それも背景が重要な作品は
日本人がやると、やっぱり不自然、説得力不足になるのだけど、
どうでしょうねえ。

素敵なビリーがみつかることを願う。