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映画『QUEEN ROCK MONTREAL』


祝誕生日、というわけでもありませんが、
ちょうどよいタイミングだったので映画へ。

Queenの1981年のモントリオールでのライブを
IMAXサウンドでライブ体験。

大好きな「Somebody To Love」や「Love of my life」
の他、「Bohemian Rhapsody」「We Are The Champions」などの大ヒット曲
もきっちり。

フレディの気持ち悪さも全開で
大画面だけにMAX!

よく考えれば、sasaはホンモノQueen知らずの
ラミのフレディに慣れてるので
ここまで気持ち悪くはなかったのです。
セクシャルダンスも白いパンツも
怖いものみたさで中毒性がある。
白いパンツに上半身裸ってだけでも気色悪いのに
その後、白い短パンに野球帽になったからねえ。
このセンスは一体何なんだ!

それでも歌唱力が圧倒的だから歌が自由自在なんだよなあ。

だれかあの衣装に注意しなかったのかと思うけど
あの歌の力で見過ごすしかなかっただろうなあ。

そして、ホンモノのブライアンのギターと
ロジャーのドラムは凄まじくて
ソロも多くてアピールしてくるのね。

ドラムって奥の暗いところにいるイメージだけど
ロジャーはセンターに高くそびえ立つ位置にいます。
ドラムも叩きまくり。

ブライアンは音を響かせながらも
フレディの様子をしっかり見て合わせていて
好き放題のフレディを大人のサポートしている。

スタッフたちの動きも見事で
ピシャリのタイミングでフレディにマイク渡すし
音の入れ替えも見事。

そんな中、sasaの推しのジョンは
表情変えずアピールもせず
職人のように黙々とベースを弾いています。
ソロコーナーもなく、
少し目立ったといえば
自分の作った「Another One Bites the Dust」の
冒頭のリフでスポットライトが当たったくらい。
動きも少ないから汗かかないのか
最後まで衣装替えもなく同じ水色のピタッとした上下。

帰り道で旦那が「ギターとドラムに比べて
あのベースは仕事が少ない。
コーラスも歌ってなかった」とディスってきた。

いや、そういうところがいいんだよ。
ボラプでもロジャーとブライアンが感情的になるところで
ジョンがまとめてたじゃん。

ポストカードいただきました。

予習


遠征に向けて映画版で予習。

以前観たことはあるのだけど、
ストーリーすっかり忘れてたよ。

この作品のためのオリジナル曲というのはなくて
これまでのヒット曲のメドレーなのね。

そしてメインとなるのが、sasaの大好きな「Your song」。

去年の秋のNHK「ミュージカルTV」で王子が歌ってくれて
無邪気に喜んでたsasaですが、
この作品の伏線だったのね。

ちょっと気になるのは、今やトップもトップのベテラン役者である王子が
「駆け出し作家」になれるのか?
イメージ的には今駆け上がり中の甲斐君の方があってるのかも?
なんて心配してしまうのであった。

プラネタリウム『QUEEN -HEAVEN-』

遂に…という気持ちです。
初演から撃沈し続けた『QUEEN -HEAVEN-』、
さすがに世のブームも去って、この度やっとチケット取れました。

お友達から「期待しない方がいいよ」
と言われていたのです。
そのおかげかどうなのか、しっかり楽しめました。

sasaはもともとQUEENのファンではないし、
当時はフレディマーキュリー気持ち悪い
とか言ってたくらいで、
QUEENではなく映画『ボヘミアン・ラプソディ』のファンなのです。
正直映画を観るまで「ボヘミアン・ラプソディ」さえ聴いたことがなかった。

なので、今回も前半は初耳の曲ばかり。
でも、名曲揃いで、あらためて才能に感動します。
そのうち、だんだんボラプの世界に入っていき、
どんどん盛り上げってまいります。

映画のシーンがオーバーラップしてきて
気持ちも上がってくる。
フレディの壮大な歌声が
プラネタリウムの全天周の宇宙映像とぴったり。

映像はほとんどフレディで、ジョンが映るのはちょっとだけ
というのもいつものことです。

ラストは「ボヘミアン・ラプソディ」。
すっかり感動の渦となりました。

なぜこんなに心惹かれるのかと考えるに、
フレディがいないという事実があり、
志半ばでどんなに悔しかっただろうかと思うし、
明るい曲だったとしても
全てが悲しみのヴェールをまとってるからではないかな。

とても良かったです。

2022年エンタメ回想

今年も最終日となりましたので、
今年のエンタメ回想を。

観てないつもりがちゃんと今年も観てました。

■お芝居・ミュージカル
1月8日(土)博多座『ガラスの動物園』
1月30日(土)ヨーロッパ企画第40回公演「九十九龍城」
2月19日(土)劇団四季『キャッツ』
3月13日(日)劇団四季『キャッツ』
4月16日(土)ミュージカル『ブラッドブラザーズ』
5月14日(土)博多座『千と千尋の神隠し』
5月28日(土)舞台『セールスマンの死』
6月8日(水)ギンギラ太陽’s「ドラッグストア大戦争」
7月23日(土)ミュージカル『ガイズ&ドールズ』
7月29日(金)ミュージカル『ガイズ&ドールズ』大千秋楽
9月6日(火)『世界は笑う』
9月25日(日)フィジカルコメディ舞台『ケッチスケッチ』
10月7日(金)ミュージカル「キンキーブーツ」
10月7日(金)ヨーロッパ企画第41回公演「あんなに優しかったゴーレム」
10月8日(土)舞台『住所まちがい』
10月16日(日)彩の国シェイクスピアシリーズ『ヘンリー八世』
10月25日(火)博多座『ミス・サイゴン』マチネ
10月25日(火)博多座『ミス・サイゴン』ソワレ
10月10日(月)ミュージカル 『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』
10月10日(月)『ヘア・スプレー』
11月12日(土)博多座『ジャージー・ボーイズ』チームGREEN
11月12日(土)博多座『ジャージー・ボーイズ』チームBLACK
12月17日(土)KERA・MAP #010『しびれ雲』

■その他、音楽や美術館など
1月15日(土)トモフスキー@堺ファンダンゴ
1月16日(日)トモフスキー@岡山城下公会堂
1月23日(日)藤田真央ピアノリサイタル
2月23日(水・祝)『フィンレイソン展』@福岡市博物館
4月24日(日)トモフスキー@紫明会館
5月5日(木)『香月泰男の植物図鑑Ⅱ』@香月泰男美術館
6月7日(火)『北斎展』@九州国立博物館。
6月21日(火)『海を渡った古伊万里』@九州陶磁文化館
7月28日(木)『琉球』展@九州国立博物館
8月3日(水)『tupera tuperaのかおてん』@福岡市美術館
9月4日(日)TOMOVSKY@マチノブンカサイ
9月4日(日)Netflix『女優 原田ヒサ子』
9月17日(土)LIVE in the DARK tour w/坂本美雨
11月6日(日)「名付けようのない踊り」上映&田中泯・犬童監督アフタートーク

今年も様々な作品を楽しませていただきました。
そんな中、今年の観劇No.1は

『ジャージー・ボーイズ』

にさせていただきます。
ジャージーというか、
花村想太くんに捧げます。
アッキーしかありえないと思っていたフランキー・ヴァリに
花村くんが新風を巻き起こしてくれました。
ミュージカル俳優さんとはまた別の圧倒的な歌唱力。
ジャージーは好きな作品ではありましたが、
花村くんのおかげでぐっと好きになりました。
令和4年度(第77回)文化庁芸術祭新人賞おめでとうございます。
目が離せません。
その勢いのままに来年の『RENT』を取りました。
前回楽勝取れていたチケットが花村人気で厳しかったです。

1月は既に最大のお楽しみであるエリザが控えてるし、
その後レントという、
楽しみでしかない2023年です。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。
みなさま良いお年を。

「名付けようのない踊り」上映&田中泯・犬童監督アフタートーク

■日時:2022年11月6日(日)17:35~
■会場:福岡市科学館 サイエンスホール

福岡インディペンデント映画祭の特別招待上映にて
田中泯さん主演の映画上映とトークショーがあったので
仕事終わってから駆け付けました。

田中泯さんのダンス公演や日常のドキュメンタリー映画。
最近では『鎌倉殿の13人』に藤原秀衡役で出演し、
圧倒的存在感でした。
踊りはといえば、麿赤児さん系の凡人にはわからないアート。
床に這いつくばったり、蜘蛛と踊ったり、
踊り自体が好きかと言われれば、
さっぱりわかりませんと答えます。

日本の道端でこんな踊りをされても、
お年寄りは怖がって逃げます。

これがフランスだと反応が違う。
みなさん、感心しながら見ていて、
「見ていて私も心が躍りました」と。
やはりアートを理解する国民性なのだなあと思った。

上映の後、泯さんと犬童監督のトークショーがあり、
二人ともよく喋る!
二人で飲み屋に行ってるかのように
ダラダラいつまでも。
泯さんはあんな風貌だけど、意外に気さくなのかも。

77歳にして、ダンスではなく、野良仕事で鍛える主義で、
身体がしっかりしてるから精悍でかっこいい。
座ってるだけでも絵になるお方でした。