Category Archives: おでかけ・イベント

『棟方志功』展

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これまた招待券をいただいていて、
今週末で閉幕なので、行って参りやした。

とにかく作品の量が凄い。
人と話したり、小説を読んだりすると、
創造力が刺激されるようで、
シリーズものがたくさん。
商業ベースにもこだわらなかったようで、
企業から依頼を受けた連作もあります。

海外からの評価も高く、
アメリカにも数ヶ月滞在していて、
英文を書き入れた作品、
ホイットニーの詩に寄せたものまである。

こんなハイカラぶりは意外でした。
柔軟で先進的な思考の持ち主だったんだろうな。
そして、何より作品づくりが大好き。

女性シリーズも多いですが、
苦労して育ててくれたお母さん、
連れ添ってくれた奥さんへの思いが込められているということです。

ヒロシマ

広島といえば「原爆ドーム」。
こんな時期だし、立派な大人だし、子どもを育てる親だし、
核の問題についてちゃんと向き合わないとという思いが
自ずと生まれてきますね。

現地というものは、教科書で習ったり、
メディアで見聞きしたりするよりもずっとリアル。
実体験から話す語り部さんたちの訴えかける力は
とても強くて説得力がありました。

原爆ドーム前の語り部ボランティアさんの周りにも
大勢の人たちが集まって話を聞いていました。
原爆の後、アメリカが設置したABCC(原爆傷害調査委員会)
というとんでもない機関。
調査のみを目的とし、つまりは核兵器の人体実験。
治療には一切あたらない。
治療をすれば、アメリカの非を認めることになるから。

平和記念資料館の中でも多くのボランティアの方が
活動されています。
8月6日の様子も模型を使ってリアルに説明してくださいます。
爆撃の3日後には広島電鉄が運転を再開させたこと、
それが広島市民を大いに勇気づけたこと、
みんなお金なんか持ってないから無料で乗車させたこと、
だから広島は今でも路面電車を愛していること、
なども語られました。

よく、語り継ぐ人がいなくなることの危機感が言われるよね。
こういうことなのねって思った。
正直、展示資料は改訂されてない印象がある。
「核保有国」の展示なんてかなり古い情報だったし。
でも、語り部さんの力は不動。
そして、大人たちが真剣に聞いていたのも
「少なくとも自分たちが聞いておかなければ。
記憶を途絶えさせてはいけない」という
気持ちだったと思う。

子どもたちは、もちろん退屈そうにダラダラしてたよ。
せっかくの休みの日になんで社会科見学させられるん?って。
まあ、現時点で子どもがそう思うのは無理もないと思う。
sasaだって、小6の長崎への修学旅行の時、
原爆関連の施設まわったはずなのに、その記憶ないもん。

でも、社会的責任を持つ大人になると、
意識はまったく違ってくるもんだ。
子どもたちも今はわからなくても、きっと自分が親になった時に、
「あの時のお母さんの思いはこうだったんだな」ってわかると思う。
親ってきっとそんなもんだよね。

大丸堂@お好み村

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広島といえば、お好み焼き☆
お好み焼きといえば、観光スポットお好み村☆
広島市街は、博多どんたくのようなパレード&お祭りが
あっていて大混雑。
お好み村もさぞや多かろうと覚悟して行ってみると、
意外にもそこそこの混雑でした。

お好み焼き屋さんが何軒も並んでいて、
どこに入ればいいのかよくわからない中、
なんとなく美味しそう…のままに「大丸堂」さんに。

お兄ちゃんたちが世間話しているような中、
特に無理強いすることもなくお客さんとも絡みます。
目の前の鉄板で器用に焼いてくれる様子に
子どもたちも興味津々。

鉄板に乗せたままアツアツをほうばります。
表面カリッと焼けてて、もやしや卵の焼き加減も
素晴らしい!

お家でも、お好み焼き、ときどき作るけど、
広島風のうす焼きをサクッとひっくり返すのは
素人には難しいなあ。

本場の美味しいお味がいただけました☆

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「ORIROBO」ワークショップ


最近、長男はすっかり遊んでくれなくなったので、
次男と2人で参加した折り紙のイベントです。

「ORIROBO」というのは、1枚の折り紙で切らずに作るロボットなの。
「1枚で」「切らずに」こんな複雑な造形ができるってすごいでしょ?
デザイナーでもある考案者のフチモトさんが折り方を教えてくださいました。

最初にフチモトさんから「2つお願いがあります」とのこと。
1つ目は「丁寧に折ること」
2つ目は「最後まであきらめないこと」
この言葉の意味は折っていくうちに身にしみてわかってきたぞ〜!


応用編はいくつかあるのだけど、
今回は基本形の「SUPER ORIROBO126A」を折ります。
基本とはいえ、折る行程が70もあるのですよ。
そして、折り紙というのは「折りすじ」がカギなのね。
最初はせっせと折りすじをつけます。
その折りすじをベースに折っていくんだけど、
sasa、既についていけてないぞ〜!
フチモトさんも、全体を見渡して進行具合を確認してくださいますが、
全員を待ってるわけにもいかないしね。
sasaと次男、完全に落ちこぼれ状態です。
なんで、みんなちゃっちゃと進めるの〜?
悲愴な顔でフチモトさんを見上げていると、
アシスタントさんを送ってくれました。

折り方や折り目がカナリ複雑。
途中、折り紙が破けたり、折り目がずれたりしたけど、
助けてもらいながら、なんとか追いつき完成しました。
ワークショップの予定は1時間半だったのですが、
結局完成したのは2時間後。
ひたすら折り続ける2時間でした。
「最後まであきらめない」の意味がよ〜くわかったよ。
途中、泣きたくなったもん。

ディスプレイ用にパッケージまで用意されてます。
こういうところが、さすがはデザイナーさん、
洗練されてますねえ。

終了後、受付で「ORIROBO」の本を買いました。
次男、帰ってからも折り紙と格闘中です。

【送料無料】ORIROBO

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価格:1,365円(税込、送料別)

新宿ノースホテル


そうそう、先日の東京のお宿をご紹介してなかったわ。
今回の宿泊先は「新宿ノースホテル」さん
新大久保駅からすぐです。

東京在住者からは「え?新大久保って大丈夫ですか?」
って心配されたけど、
知らないって怖いわねえ、
sasa、新大久保がどんなところなのかなんて知らないから
夜中もちょろちょろ出歩いて、人通りが多いなあなんて呑気にしてたの。
実は、歌舞伎町の延長にある、ちょっと怖いエリアらしいね。


でも、お宿自体は快適でしたよ。
お部屋はオンドルっぽい畳に布団、バストイレ無しで4200円。
お風呂は順番待ちで大きめの家族風呂のようなものに
足を伸ばして入れてゆったりできます。
お部屋もお風呂もきれいにお掃除してあって気持ちよい。
マスターも親切でした。
4階はレディース専用フロアだったようで安心。
日本人だからね、入り口で靴を脱いで入れるところも
ゆっくりくつろげて嬉しいです♪