Category Archives: Book

BOOK『八日目の蝉』

20110611-151409.jpg

同僚に借りました。
永作博美ちゃんと井上真央ちゃんで映画化されてますね。
お話はいろんなモチーフが盛り込まれていて面白く、
一気に読めました。

ただ、結局登場人物は救われたのかどうなのかモヤモヤ。
光が見えたような気がするものの、
ぼ〜んやり幻のようなものがずっと遠くに。

登場人物の中に共感できるキャラクターがいなかったのも
なんだかすっきりしない理由かも。
ガシッと芯を持ってる人がいなくて、
何より、誰ひとり幸せそう楽しそうじゃないの。
ず〜っと陰鬱な霞の中にいる。
いくらかでもぱ〜っと明るく晴れ渡ることがあれば
もう少し救われたんだけどな。

次男のお気に入り☆


sasa家で一番の読書家、次男の最近のお気に入り作家は
はやみねかおるさん。
「都会のトム&ソーヤ」シリーズが人気の作家さんで、
次男は「名探偵夢水清志郎」シリーズにはまっています。

そ…それが先日知ったショックな事実。
3月半ばに福岡で、はやみねかおるさんの講演会やサイン会が
あっていたのです。
イベント好きのsasaが気づかないとは…
なんという失態でしょう。
次男、相当悔しがってます。

今日、おばあちゃんとおでかけして、
最新刊『名探偵VS怪人幻影師』を買ってもらってました。

漫画から帰って来なくなった長男と違って、
次男は漫画も読むけど、普通の小説も大好き。
先日「『コロコロコミック』でも買ってやろうか?」
と言うと「コロコロより『新参者(東野圭吾)』シリーズがいい」
と言いました。
はは〜つまんないこと言って失礼しました。

東野圭吾さんが印税を寄付するという『麒麟の翼』も
かなり気になっているようです。
ハードカバーなので、次男が買うにはちょっと厳しいお値段なのよ。
買ってあげようかとも思うんだけど、あのペースで読まれると
本棚すぐにパンクします。

「ORIROBO」ワークショップ


最近、長男はすっかり遊んでくれなくなったので、
次男と2人で参加した折り紙のイベントです。

「ORIROBO」というのは、1枚の折り紙で切らずに作るロボットなの。
「1枚で」「切らずに」こんな複雑な造形ができるってすごいでしょ?
デザイナーでもある考案者のフチモトさんが折り方を教えてくださいました。

最初にフチモトさんから「2つお願いがあります」とのこと。
1つ目は「丁寧に折ること」
2つ目は「最後まであきらめないこと」
この言葉の意味は折っていくうちに身にしみてわかってきたぞ〜!


応用編はいくつかあるのだけど、
今回は基本形の「SUPER ORIROBO126A」を折ります。
基本とはいえ、折る行程が70もあるのですよ。
そして、折り紙というのは「折りすじ」がカギなのね。
最初はせっせと折りすじをつけます。
その折りすじをベースに折っていくんだけど、
sasa、既についていけてないぞ〜!
フチモトさんも、全体を見渡して進行具合を確認してくださいますが、
全員を待ってるわけにもいかないしね。
sasaと次男、完全に落ちこぼれ状態です。
なんで、みんなちゃっちゃと進めるの〜?
悲愴な顔でフチモトさんを見上げていると、
アシスタントさんを送ってくれました。

折り方や折り目がカナリ複雑。
途中、折り紙が破けたり、折り目がずれたりしたけど、
助けてもらいながら、なんとか追いつき完成しました。
ワークショップの予定は1時間半だったのですが、
結局完成したのは2時間後。
ひたすら折り続ける2時間でした。
「最後まであきらめない」の意味がよ〜くわかったよ。
途中、泣きたくなったもん。

ディスプレイ用にパッケージまで用意されてます。
こういうところが、さすがはデザイナーさん、
洗練されてますねえ。

終了後、受付で「ORIROBO」の本を買いました。
次男、帰ってからも折り紙と格闘中です。

【送料無料】ORIROBO

【送料無料】ORIROBO
価格:1,365円(税込、送料別)

『藤原さんちの毎日ごはん』


これも同僚に借りました『藤原さんちの毎日ごはん』。
発売当初は品切れで手に入らなかったよね。

今回はプロが撮影してるけど、
ブログの写真もいつも照りがあってツヤツヤしてて美味しそう。
素人であんな風にはなかなか撮れるもんではありません。
そもそも料理って、撮影するためには、
周りを片付けて、テーブルをきれいにして
軽くコーディネイト&レイアウトして…
とひと手間ふた手間かかるしね。
それを毎日続けるミキママ、エライ!

ざざっとメニューをチェック。
お肉のがっつりメニュー系が多いようです。
若夫婦の食卓だね〜。

105円☆


先日、博多駅のブックオフをちらりとのぞいたら、
なんと!ハリポタを1冊105円で発見☆

sasa家には『賢者の石』があるだけで、
残りは例のごとく同僚たちにお借りして読破したのです。

子どもたちはその後も何度も図書館からリピートしていたので、
どうかなあ、家にあったらまた読むのかなあ、
もう読み飽きたかなあ、なんて思いながら、
でも、105円ならいいやって買って帰りました。
ゴブレットなんて上下セットで105円だったのよ。

帰って渡すと、2人とも即座に読み始めました。
「あそこでダンブルドアがどうやったかわからんくなったんよ」
とかなんとか、長編だけに何度読んでも新しい発見があるようです。

でも、どこのブックオフでも同じ値段というわけではなく、
近所では、1050円でした。
残りの『プリンス』と『秘宝』もお得にみつけないとね。