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会津旅3日目(2023年12月11日)②~只見線

さあ、いよいよ今回の旅のメインイベント只見線。
といってもsasaには思い入れはそんなにないんですけどね、
母プランの旅ですので。

会津若松駅から小出駅まで5時間近くかけて走るローカル列車で、
早朝と昼の2便しかなく予約もできないので、
休日やハイシーズンはそこそこの人のようですが、
紅葉も過ぎた平日だと、少し前に並べば問題なし。
この長旅、座れないときついもんね。

こんな普通のビジュアルの列車だけど、
鉄男、鉄女さんが嬉しそうに乗り込みます。

13:05発車!

2両しかないので、運転席をのぞいたり

車窓は枯れた景色が続きます。

14:55赤い屋根の地域とか

15:04途中で1回だけ電車を降りる休憩駅・会津川口駅。
降りてはみるもののなんの見どころもなし。

16:22これぞ只見線に乗ったぞ!という証明のような只見駅で数分停車
みなさん当然記念撮影。
電車好き同士仲良くなってますよ。

ここまで来るとラストも近いぞ!
17:57小出駅で終着です。

4時間52分の長旅お疲れ様でした。

只見線の魅力は正直言うと、
只見線の列車が新緑や紅葉、雪の中を走っている風景なんだよね。
線路から遠い高台の全体が見渡せる展望スポットからじゃないと
そういう構図にはならない。
なので、自分が電車に乗ってるんじゃ見えない。

特に16:15ごろの叶津河橋梁が最大の見どころで、
線路が大きくカーブするのと、
紅葉とか雪の降り積もる時期であれば絶景の山が背景になる
最高の撮影ポイント。

動画も撮ってみたけど、やはりたった1回乗車しただけの素人では無理だ。
母も雪景色が見たかったなあとか欲を出すけど、
かなり雪深い地域なので大雪のために運休になる危険性もあり、
九州から事前にスケジュール組んで行く身には賭けすぎる。

母はまあ念願のローカル列車の旅が一つ実現できて
満足の様子でした。

会津旅3日目(2023年12月11日)①~さざえ堂

翌朝はまた湯野上温泉駅まで送ってもらい、
会津若松駅へ移動。

建物が特徴的な会津さざえ堂へ。

なんだか変わってるでしょ?
こちら不思議な螺旋構造で、
スロープをゆっくりグルグル上っていきます。
一番上まで行ってそのまままっすぐ降りていくという一方通行一。
上りとは会わない構造です。

不思議でなんとも風情のあるお堂です。

横には「白虎隊十九士の墓」。

大河「八重の桜」を見ていたら詳しかっただろうけど、
戊辰戦争の時に16~17歳の少年たちで編成された白虎隊が
戦場から退却し、この飯盛山から鶴ヶ城の天守閣が焼けるのを見て、
城が陥落して敵の手に落ちるくらいなら
君主の恥にはなりたくないと全員が自決。
1人だけ生き残った 飯沼貞吉によって伝えられているという。

結局、その後鶴ヶ城は開城し、
八重は新島襄(慶応義塾大学創設者)の奥様になりましたとさ。

これじゃあ報われないわ。

#会津若松 #さざえ堂 #白虎隊 #八重の桜

会津旅2日目(2023年12月10日)③~湯宿 にしきや

2日目のお宿はいつもより優雅に母スポンサーで
湯野上温泉「一期一会のおもてなし 湯宿 にしきや」さん。

お部屋はしっとり

お部屋にお風呂付だし

浴場もあります。

そしてなんといってもお食事がさあ

ジャジャジャジャーン
塗り物の器も盛り付けも美しすぎます。

会津の郷土料理「こづゆ」も「にしんの山椒漬け」も
「しんごろう」もちゃんと入ってます。
お刺身は「馬刺し」。
九州では熊本が有名ですが、福岡では馴染みがありません。
生臭さが全くなくて美味しい。
福島牛も鮎の塩焼きもありました。

お席も畳に椅子というお年寄りにも優しいセッティング。
母は膝が悪いので助かります。

朝食も変わらずの美しさ。

お宿もお味も温泉も主さんも最上。

#湯野上温泉 #湯宿にしきや

会津旅2日目(2023年12月10日)②~塔のへつり

いったん湯野上温泉駅に戻ってから
なにせ不便で交通の連携も悪いので、
いや、だからこそ駅の待合はこんなアットホームで

駅すぐ横に足湯があってね、
のんびり待って

会津鉄道に乗って隣の駅の

塔のへつりにやってまいりました。
駅には誰もいないし、寂しい道を進むと、
ありました!見たかったこれこれ!


今回の旅は母親主導で、母のプランにはここは入ってなかったのですが、
思いのほか感動してたので良かった。
紅葉ではないのでただ寂しい佇まいですが
いいですね。

#会津 #湯野上温泉 #塔のへつり #会津鉄道

会津旅2日目(2023年12月10日)①~大内宿


一泊目のお宿は「ホテルα-1会津若松」さん。
駅から歩いてすぐの普通のビジネスホテルで
朝ごはん付き。

会津鉄道乗って、芦ノ牧温泉駅では
車窓から猫駅長さんのお出迎えを確認。

湯野上温泉駅で降りて

駅出てすぐ左側の坂道を降りたところにバス停があり

大内宿までのバス「猿游号」に乗ります。

平日でオフシーズンだったので大丈夫だったけど
繁忙期は小さめのバスなので前日までの予約が安心でしょう。
チケットは
「会津鉄道&レトロバス猿游号で行く大内宿共通割引きっぷ」
(西若松⇔会津田島の鉄道と、湯之上温泉駅⇔大内宿のバス
のセットで大人2200円)
を買っておくとお得ですよ。

この街並みですから、宿場町です。
五街道の支線である下野街道の一宿場で
会津と関東を結んでいたそうです。

これこれ、この展望スポット

さてお昼は三澤屋さんで、名物の

ネギそば。
ネギを箸代わりにいただくのです。
ネギがなかなか噛み切れないけど美味しいです。

もうひとつ、へぎ餅。
左側のお餅は黄な粉なんだって。
色もお味も黄な粉っぽさはない。

母がすぐお腹いっぱいになるので
そばと餅を二人でシェア。

#大内宿 #会津 #ネギそば #へぎ餅