Category Archives: おでかけ・イベント

喫茶 陶花@篠栗でランチ

篠栗まで足を伸ばしたのは高校の同級生が帰省していたから。
今やとても偉い人の彼女は
仕事にあわせて土日も働くけれど、
お母様の介護や自分の都合にあわせて
お休みの調整ができる。

今回は少し長めに帰省していたので
sasaにも付き合ってくれました。
いろいろ話したかったしね。

お店セレクトは得意ですので
篠栗の森方面でリサーチし、
カレーめがけて「喫茶 陶花」さんへ。

前菜の豆腐プリン
大好きなごどうふの味♪

まっ黒のカレーに
ご飯はお櫃に入ってます。

これまでにないカレーのお味。
基本かなり甘い、そしてスパイスの辛さが後からくる。
ルーが少ないからご飯とバランスとれない~!
と思ってたけど、
意外にご飯がススンデ、いつになくいっぱい食べた。

磯崎新氏作かと思うような斬新な建物からは
ちらほら桜も望めます。

喫茶 陶花
福岡県糟屋郡篠栗町金出3280 観音公園内

篠栗九大の森


卒業生でありながら
この森を知ったのはここ数年のこと。
こんな神秘的な場所があるのに知らなくて、
SNSの時代ですから一気に拡散。

とはいえ、平日でしたので、
人も少なく、ゆっくり鑑賞できました。

ほんとは根元が水面にある時、
背景が新緑のライトグリーンの時が
もっと素敵なのですが、
これはこれでよき。

この日はお天気もよく暖かくて
桜も一気に開花☆


muro式.がくげいかい

昨日に引き続き、ヨーロッパ企画の話。
公演案内が来まして、
いやこれはムロツヨシさんの公演なんですけどね、
ムロさんは「muro式.」というシリーズの舞台をやっていらして
sasaかつて2回行ったことがあるので
DMが届きました。

2014年の「muro式.8」
2016年の「muro式.9.5」

特に2016年は宗野さんと本多さんがご出演で、
sasaのヨーロッパ企画との出会いでもあります。

これは他を節約してなんとしても行きたい。
が、今や大スターのムロさん、
チケットgetできるかなあ。

博多座『僕らこそミュージック』その2

つづきです。

*ファイト~中島みゆき(アッキー)
この曲の歌詞ちゃんと聞いたことあります?
サビは印象深いのですが、
アッキーがきれいに伝えてくれて
初めて聞いた気分です。
前列の方々いっせいにハンカチでした。

*信じて走れ~『組曲虐殺』(王子)
はあ…この曲出しますか。
作品がつら過ぎて入り込まないように敬遠してしまうのです。

2人それぞれの持ち歌から
*幸せのピース(王子×アッキー)
振り付きで客席全員で楽しみますよ~♪

*I WILL GET YOUR KISS(アッキー×王子)
アッキーのデビュー曲だそうです。
ごめんなさい、歌手・中川晃教のことはよく知らなくて。
シンガーソングライターですのでアッキーの作詞作曲。

*最後のダンス~『エリザベート』
*闇が広がる~『エリザベート』
トートは王子の艶が出ますよねえ。
ルドルフを経て大人になった王子の余裕
妖艶な髪形と化粧もよく似合ってるし、
ハマリ役だと思う。
エリザは作品としてどの曲も素晴らしいし、
王子トートずっと続けて欲しいな。

さてさてこのお2人ですので
*僕こそミュージック~『モーツァルト』
この曲大好きなのでこの2人で聴けて最高です。
ですがこれはねえ、アッキーの勝ちです。
王子の生真面目さからヴォルフのやんちゃさは弱い。
アッキーヴォルフの自由さがとても心地よいの。

*影を逃れて~『モーツァルト』
が、こちらの苦悩っぷりは王子の勝ち!
多喜二といい苦悩を演じさせたら王子には叶わないからね。

*山下達郎『クリスマスイヴ』
最後は12月なので爽やかに明るいクリスマスソングで終わりました。

何がよいって2人とも歌が完璧☆
そしてデュエットの時は相手とのバランスをちゃんと取って
歌の完成度を最優先する。
王子はもともと相手の歌を尊重するけど
アッキーもあの個性的な際立つ歌声を相手にあわせて
抑えてくる。
歌もだけど意識も高い2人。

そして、ファンとして、王子よりよくても何の不満もないのは
アッキーだけではないだろうか。

胸いっぱい大満足のひとときでした。

舞台『リチャード二世』


■日時:2020年10月17日(土)13:00
■会場:新国立劇場 3階サイドブロック 1幕90分休憩20分2幕75分
■演出:鵜山 仁
■出演:
岡本健一 浦井健治 中嶋朋子 立川三貴 横田栄司 勝部演之
吉村 直 木下浩之 田代隆秀 一柳みる 大滝 寛 浅野雅博
那須佐代子 小長谷勝彦 下総源太朗 原 嘉孝 櫻井章喜 石橋徹郎 清原達之
鍛治直人 川辺邦弘 ⻲田佳明 松角洋平 内藤裕志 椎名一浩 宮崎隼人

あー観劇から1ヵ月以上経ってしまった。
もはや記憶も薄く…。

そもそもシェイクスピアもイギリスの歴史もちゃんと理解してないし
『ヘンリー六世』三部作も『リチャード三世』も見てない。
それでもお話になんとかついていけたのは
ベン・ウィ・ショーの『ホロウクラウン嘆きの王冠』
を見ていたからだわ。

リチャード二世が岡本健一くん、
ヘンリー・ボリングブルックが浦井くんね。
ここにきてやっとシェイクスピアの面白さが
少しばかりわかってきた気はする。

冒頭はモーブレーとボリングブルックの決闘シーンで、
モーブレーが叔父の暗殺に関与していた
と主張するボリングブルックに対して
モーブレーは否定。
リチャードが白黒は決闘でつけよと言っておきながら
突然中止にする、2人とも国外追放だ
という話になる。

追放されている間にボリングブルックの父親は亡くなり、
リチャードは勝手に一家の財産を没収。

リチャードはボンボンの王様で
タラタラタラと好き勝手に気分で物を言い
暴挙を尽くすので、だんだんと味方はいなくなり、
帰って来たボリングブルックの側につかれてしまう。
ボリングブルックは、特にオーラがあるわけでもなく
凡庸なキャラで、憎きリチャードに報復だ!と叫んでいるわけでもなく
名誉と財産を回復してくれくらいの要求なのに
味方のいなくなったリチャードは焦りまくって
言われてもないのに王位を譲る。

岡本健一くんって、ジャニーズの中でもかっこよかったと思うのよねえ。
それがなんとも情けないリチャードを好演。
ボリングブルックの軍が来た時、
城に立てこもってるんだと思うけど、
なんだか小さなおもちゃみたいなお城に
2、3人の家臣とひっつきもつきしてて
呼ばれたら丁稚かなにかのようにホイホイ出ていくの。
この哀れ感、見事だったわ。

浦井くんは背は高いしカッコいいのに
特に才能もないのにたまたま時の流れでみんなに支持されるようになった
地味なヘンリー。

そして、圧倒的な台詞まわしで、
あれ?これって吉田鋼太郎さん出てたっけ?
と思ったら横田さんでしたね。
発声が似てるよね。

ヘンリー支持者役の原 嘉孝くんという方が若々しく演じてましたが、
ジャニーズらしいです。
この度、伊藤健太郎くんの穴を埋めるようですね。
いきなり主演だけど、シェイクスピア頑張ったんだし
きっとできると思う。

あとね、新国立劇場、3階でも問題なし。
そても見晴らしはよくて、全体がよくわかった。
ここしか取れなかったからだけど、
3300円でこんなにちゃんと楽しめるなら3階で大満足☆